フランス後で〈新茶〉を表すにはボジョレ・ヌーボーのようにnouveauでいいのかな? 日本茶は大事な文化だし、フランスのメル友も日本茶大好きだし、ちゃんと覚えておきたいわ
sommaire/目次
フランス語で新茶をヌーボーとは言わないの。
Bonjour ! 胡桃です。新茶はボジョレと同じヌーボーでいいのか? この記事では〈新茶〉を表すフランス語、お茶を出すとき、いただくときのフランス語フレーズをご紹介します。
フランス語で新茶を何というの?
新茶を二袋
deux sachets de feuilles de thé (japonais) de l’année.
あらっ!ボジョレ・ヌーボーのようにnouveau とは言わないのね !
そうなんです。私も知らずに
2 sachets de feuilles nouvelles de thé japonais と書いちゃった
(´゚д゚`)
l’anée はなるほど、定冠詞が「今年」という意味を表しています。
フランス語の冠詞は難しいばかりではなく面白いですね。
日本語の「新茶」にも、つい、ボジョレ・ヌーボーと同じような表現でいいかな〜、多分ね〜、と思いつつ、nouveau を使ったところ、違った。
nouveauで意味が通じないこともないですが、日本語をフランス語で書いても残念(|||_ _)な例の一つです。
このようなことは果敢にアウトプットして「そうは言わないよ」と教えられて知ってゆくしかありません。
お茶といえども日仏文化の交流のひとつですので、フランス語を勉強していればフランス人に話したいときがあると思います。そんなときに
そういえば胡桃さんが新茶がなんとかと言ってたっけ
とぜひ思い出してくださいね(*^-^)!
フランス語で「お茶を入れる」は何という?お茶にまつわるフランス語会話
リラ子さん、お茶を入れますね
フランス語で、こんなちょっとしたひと言を考えてしまうもの。それでは、お茶を出すとき、いただくときのフレーズを見ていきましょう。
お茶を入れる
faire du thé
コーヒー、紅茶、日本茶に共通です。
お茶はいかがですか?
Voulez-vous du thé (café) ?
または
Est-ce que vous voulez du thé (café) ?
ぜひいただきます
Je veux bien.
ではお茶を淹れますね
Je fais du thé (café).
お茶の支度には数分かかりますね。胡桃がキッチンから戻って来て、リラ子と話をしている間に、お茶を蒸らしていたタイマーが鳴りました。
お茶をお持ちします
お茶をお持ちしますね
Je vais chercher du thé (café).
こんなときにも chercher を使うのね
おかわりはいかがですか?
リラ子さんにお茶のおかわりを聞いてみます。
もう少しお茶をいかが?
Est-ce que vous voulez encore du thé (café) ?
もう十分いただきましたよ。ありがとう
Non, merci.
お茶に関するフランス語の日常会話はこんな具合に進みます。
新茶をヌーボーと言わないで。おわりに
日常のちょっとしたフランス語の表現、私たちが知らないだけのこんな気持ちは、フランス語が難しいというよりも、どう言っていいのかわからない不安、ともいえるでしょうか。
ですが逆も然り、フランス人が
Voulez-vous du café ? を日本語にするのって、ものすごくえらいこっちゃ。。。なんですよ。「コーヒーを欲しいですか?」なんて日本語では言いませんからね。
日本語を教えていて、私だってフランス語は発展途上だけれど、もともと表現のバリエーションの多い日本語を操る日本人がフランス語を勉強する方が、幾らかラクではないだろうか?と感じます。
ふくいくとした香りの新茶でもいただきながら、フランス語、お互いに頑張ってまいりましょう(*^-^)!
Merci et à bientôt !
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