フランス語「死ぬ」décéder と mourir、何が違う?そうは言わないフランス語8 2022.01.24 最終更新日 : 2022.11.18 通じる使える表現 Tweet Share Hatena Pocket フランス語を習い始めてわりと早い時期に覚える動詞の一つがmourirね。だから「亡くなる」はdécéderは馴染みがないわ。どちらも同じように「亡くなる」を表すの?何か違いがあるのかしら? Bonjour ! 胡桃です。フランス語の複合過去でêtre を伴う動詞としてmourirを習うので、深く考えずに使ってしまう単語ですが実はデリケートな意味の違いがあります。知っておきたいポイントをお伝えしますね。 関連記事:身内の不幸を知らせるフランス語2022.01.24フランス語「死ぬ」décéder と mourir、何が違う?そうは言わないフランス語8 mourirは生命の終わり。フランス語の複合過去でêtre を伴う動詞としてmourirを習うので、深く考えずに使ってしまう単語ですが実はdécéderとデリケートな意味の違いがあります。知っておきたい用途のポイントをお伝えします。… フランスで一般的な「亡くなった」は décéder フランス語で「亡くなった」は、mourir より décéder 辞書でdécéderを引くと、カッコ書きで公用文や改まった表現で用いる とあるのですが、これを気にすると非常にマズイ。じゃあ mourir でいいの?となると、礼を欠くことにもなりかねない。「誰々が亡くなった」は、身内にも他の人にも décéder を使います。動物には人との区別として mourir を使うことが多いようです。 mourirを辞書で引いてみて。意味を知ってるからあえて引かない動詞だけど、なぜ décéder を使うのか、わかるよ きゃー!!mourir は怖〜い言葉ばっかり!mourirよりdécéder を先に習うべきね 辞書にあるとおり、mourirはちょっとコワイことを意味する。違いはこんな感じ 「morir」は命ある全てに当てはまる、生命という機能の喪失、破壊を意味する普通の言葉。「décéder」は婉曲表現であり、もともとは出発を意味し「人の死」と定義されている。一般的にはmourirより礼儀感が含まれる ということで、人の死には décéder と覚えておきましょう。人によっては décéder という言葉が嫌い、という人もいます。その人なりに「命の終焉」とか、文学的な要素を含んでのことかもしれず、良し悪しは別としてmourirの用途を知っておくと、場面場面で判断がつくかと思われます。 ああ、フランス語の先生が、枯れた花を日本語で「花が死んでる」と言っていたことがあるの。植物が枯れる=mourir ってことね! 木が枯れてしまった時もmourirを使うから、喪失感を感じる言葉ね 辞書からすると悪者がキューバで処Kされた場合はmourirでいけるわね。オホホ。失礼。 (´゜д゜`)? お家でフランス語!頼りになる友 ・初学者のための仏和辞書・ネイティブも使ってる動詞の活用本・すぐに役立つフランス語基本単語集・中級をめざす人のフランス語文法・Eメールのフランス語(Kindle版) お読みいただき、ありがとうございました。Merci et à bientôt ! スポンサードリンク Tweet Share Hatena Pocket 記事が気に入ったら "いいね!"Facebookで更新情報をお届けします。 通じる使える表現 コメント: 0 星になった・・フランス語で家族が亡くなっ…前の記事 真冬のネギを、丸ごとトロッとビストロ風次の記事
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