コロナウイルス感染しない

皆んな忘れてない?コロナウイルスの感染を防ぐ極意

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眠れる森のフランス語

東京に住んでる私、コロナ感染予防にマスクを作って消毒も手洗いも気合いを入れてるけど、十分なのかちょっと不安。まだできることがあるかしらね?

眠れる森のフランス語胡桃

Bonjour ! 胡桃です。フランスでも感染急増、感染予防の内外の情報を毎日チェックして仕事にも勉強にもならずですが、そこから得た情報と私の体験をまとめました。現代は忘れがちかもしれませんが実は昔からいわれている〈感染予防の基本のき〉、地味に予防に役立ちます。

敵を知ろう 新型コロナウイルスの特徴

コロナウイルスについてわかってきていることは次のようなことです。

  • タンパク質と脂質でできている
  • くしゃみ1回の飛沫は1億個、室内では20分滞留する
  • 金属やプラスチックに付着すると数日残る
  • 空気感染はしない(飛沫が空気中に滞留することとは別)
  • 飛沫、口、鼻、目から感染する
  • 55度で殺菌できる

このような特性から感染力が強いといわれていますが、あらためて感染対策、予防法をみていきましょう。

ウイルスは〇〇を触らなければ感染しない

ウイルスの感染源とは

他者からの飛沫で感染するのと、もうひとつ忘れてはならないのが、自分で自分にウイルスを運んでしまうということ。

どういうこと?

例えば買い物に行って何かを触った拍子に、手にウイルスが付着したとします。

そのウイルスが付着した手で口を触ったり、指を口の中に入れたり、鼻や目を触ったりすると?ウイルスが体に入ってしまう可能性があるわけです。

口、鼻、目は粘膜でできていてウイルスが付着しやすく、顔を触ることと感染のリスクが高くなるのです。

握手はなぜ危険なのか

コロナウイルス感染しない

握手の問題は、握手をしたその手で、知らず知らずのうちに顔を触ってしまった場合のことです

また、握手は至近距離でおしゃべりしながら交わすことが多いので、飛沫感染の危険性が高いですね。

クレジットカードの受け渡しや暗証番号を押すボタンなど、感染している人が触れたかもしれないところを触れて、そのこと自体で感染するのではなく、その手で自分の顔を触ってしまうことで感染につながる危険が考えられるのです。

顔をさわるな。言うは易しだが

口、鼻、目は粘膜だからでしょう、いつもムズムズ、ムズがゆい場所です。
春先は花粉症でなくても目や鼻のムズがゆさが気になる人は多いでしょう。

そして、ムズムズを感じると、瞬時に無意識に、手がそこに行くんですね。

顔に触るな!は、自分の癖や無意識を意識して改善することなので、並大抵のことではありません。

しかし、顔を触らないという心がけがあるのとないのとでは、実験しようもないことですけど、消毒やワクチン開発といったハード面の対策の前に個人ができる基本的で効果的な予防策なのです。

口と鼻を触らないために、家の中でマスクも悪くない

コロナウイルス感染しない

マスクは感染しているかもしれない自分が飛沫の散布を抑えるために、他者のためにつけるというような認識がありますが、ほかでもない私たちの口と鼻を手で触らないためのブロックとして、とても優れているといえます。

マスクをしていないと常に手が顔を触り放題です。

日本で人口のわりに感染者が多くないのも、やはりマスクの効力によるところも大きいといえるでしょう。なので、家の中でもマスクをしていた方が、していないよりずっとリスク軽減になります。

例えば、ウイルスが付着しやすいスマホなどを触った手で顔を触ることがないように防御できますね。

この安心感をわかってしまうと、家の中なのにマスクをしていないと心細くて落ち着かない気持ちになります。

顔をさわらないって、実はけっこう大変な修行!

人の無意識の動きって、動物の本能的な動作でもあり、手が勝手にしていた?動作を急に意思で止めなければ、と思ってもそうそうスイッチが切り替わるものでもありません。

例えば、私はPCでの仕事に使っているブルーライトカット用のメガネを、目を触らないために1日中かけているのですが、目がかゆかったりすると、そのメガネをずらして指を入れちゃたりするんです。

(´゚д゚`)

まあ、我ながらびっくりしました。

これはもう、ダイビング用のゴーグルで指が入らないようにしておかないとダメだと思いました。

でも、もしかゆみがひどかったりしたら、手が勝手にゴーグルをむしり取るかも??

しかし、このようなことも、1度でも「いけない!」と自覚すると脳が学習します。無意識の動作にも、だんだんに制動が効くようになってきます。

今は本能も危険を察知して身を守る方へシフトするのかもしれません。

マスクを使うときに気をつけたいこと

コロナウイルス感染しない

しかしながら、マスクもまた何かしらの繊維ですし、顔をムズムズさせる物体であることには違いないんです。

マスクをしているときに顔のムズムズを感じたら、

  • 直接指でかかずにマスクの上からティッシュで優しくかきましょう。
  • マスクで覆われていない場所はティッシュで優しくかきましょう。
  • マスクの着脱時に口、鼻、目を触らないように気をつけましょう。
  • マスクの内側(口に当たる側)を手で触らないように気をつけましょう。
  • マスクの殺菌は60度。押し洗い後、やけどをしないように割り箸などを使いましょう。

読んでるだけで疲れてくる? だから手を洗うことが大事なんですね。

だから手洗い。手洗いの極意とは

コロナウイルスはタンパク質と脂肪でできていることがわかっています。

手洗いを入念にすることでウイルスを洗い流すことができるのです。

アルコール除菌でなくても、除菌ソープでなくても大丈夫!

大事なことは手首から爪の先まで念入りに20秒かけて洗うことです。




感染予防まとめ

コロナウイルス感染しない
コロナウイルス感染しない

私の手作り手縫いマスク。試作しつつヘアアクセサリーなどつけて楽しんでます(*^-^) 

手は絶えず汚れているから手洗いはもちろんのことですが、仮に手にウイルスが付着していても、その手で顔を触らないことで感染のリスクは軽減できそうです。

ウイルスは55度で殺菌できるといわれているため、フランスではスーパーから帰ったら着ていた服を洗濯機の60度モードで洗え、という情報もあります。マスクをしている人が少ないフランスではさもありなん!

じゃあ、日本で通勤している人はどうすればいいのよ?ということになるわけで、ムダに不安になることなく

  • 爪の間も念入りな手洗い
  • マスクをつけて口、鼻、目に触らず
  • マスクは押し洗い後、60度ですすぐ(やけどしないように割り箸などを使って)か、乾いたらアイロンのスチームで殺菌
  • ゆったりとした気持ちでスマホや鍵、ドアノブなどの消毒
  • もちろん三密を避ける
  • スーパーで買ったものは外箱やパッケージなどを消毒してからしまう
  • オンラインで到着したものも同じ。ダンボールは捨てる

海外の情報を探していたら、同じく『顔を触るな』と言っているニューヨークのある医師の話がありました。その医師は、医師や看護師の感染の原因も、これを徹底すれば防げるのではないかとお考えのようです。

英語ですが、ご興味がありましたらご覧ください。https://vimeo.com/399733860?ref=em-share

なんでこんな話をするのか?胡桃が育った家のこと

明治生まれの私の祖父母、3人の子どもを立て続けに亡くしています。

多くの子どもが生まれて、幼くして亡くなってしまう数もまた多かった時代ですが、3人目の女の子はお祭りの夜店の氷水を介した疫痢で亡くなりました。

それから数年後、私の父が生まれ、祖父母は徹底した抗菌育児をして病気に感染しないように、それはもう、注意に注意を重ねてに育てたようです。
そして、感染症に対する祖母の思いは初孫である私にも同じでした。
といいますか、今、この危機の最中に、私はそのように育てられたのだと強く感じるのですが。

祖母の教えは色々ありますが、もっとも大事な感染症予防は、
『手は絶えず汚れているから、とにかく手で顔を触らないこと』
これに尽きます。

先に述べましたように、ウイルスは飛沫か手を介して口、鼻、目から入り込んで感染するため、ウイルスやばい菌がついているかもしれない手で口、鼻、目を触れば感染のリスクが高まります。

食器の内側や口に触れる部分を手で触るな、お鍋は取っ手こそよく洗え・・・電車のつり革や手すりには極力つかまるな、と刷り込まれてきました。

子どもを感染症で亡くして、ウイルスの感染について必死に勉強したのだろうと思います。スペインかぜ(1918〜1920年のインフルエンザによるパンデミック)の話もよく聞かされました。

私の先輩からは、昔の人は、子どもの指しゃぶりをやめさせるために、『子どもの指に唐辛子をぬってでもやめさせろというくらいなのよ!』と聞かされました。

日本の衛生観念は昔から進んでいたようですね。

日本は気がつけば日用品は抗菌加工が当たり前の除菌キレイキレイな国になりました。
今の20代くらいの人は、何から何まで抗菌されてる国に生まれ育っているかと思います。

日常的にマスクを使い、ウエットティッシュを持ち歩き、飛行機内でも歯磨きをします。家に帰れば即座に手を洗い、女性ならクレンジングしたり、顔も洗う人も多いのではないでしょうか。

反面、外側からの予防に一生懸命になるあまり、手で顔を触らない、という大切なこと忘れているように感じられます。

日本も衛生的な暮らしで、さらに顔に触れない意識が広まれば・・・今後の感染も抑えられることがあるかもしれません。

日本、なんとか持ちこたえて欲しいです。

眠れる森のフランス語胡桃
お読みいただき、ありがとうございました。

Merci et à bientôt !
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コメント

    • NCみさこ
    • 2020年 4月 11日

    胡桃さんこんにちは。
    このところコロナ対策も何度もありがとうございます。
    そうなんですよね、わたしは、アレルギー性鼻炎でしょっちゅう鼻を触ってしまうので家でもマスクしてます。
    ロンドンに住んでる人は買い物したものを全て洗ってから仕舞うって言ってました。
    ニューカレドニアはまだ市中感染が起きていないのですが、もし起きたら、何から何まで洗うようになるかも。。。
    自宅軟禁が延長されました。4週間です。
    海外から戻る人を乗せた特別便が到着するそうなので、彼らを隔離施設に運ぶ時に一般市民をウロウロさせないためでしょう。今感染者は全て海外から戻ったひとなんです。
    ところで、そう言うわけでお稽古が無いのでハイジをみるのが進みます。

      • kurumi
      • 2020年 4月 11日

      みさこさん、こんにちは!
      いつもありがとうございます。

      私も買い物したものは全部消毒しています。記事に追加しておきました。気づかせていただいてありがとうございます(^^)

      海外から戻る人が! そうなのですね。日本も3月に欧州旅行をした人が感染して帰国していますしね。。 
      こちらも街の人の意識はかなり個人差があり、ハラハラします。

      鼻炎もよくなりますように、
      みさこさんもどうぞお気をつけてお過ごしくださいね!

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