フランス語のディクテ、答え合わせするとノートが真っ赤になって落ち込むわ。修正やメモが多くてノートがカオスになってきた。ノートを後で見たときに役に立つようにしておきたいな。ディクテノートの作り方のコツは?
sommaire/目次
フランス語の上達に必ず役立つディクテノートの作り方
Bonjour ! 胡桃です。フランス語のディクテ、頑張って修正しておしまい、はとても勿体無いです。フランス語の総合学習ですので後で見てわかるようにしておけば自分辞典にもなります。この記事では後々もフランス語のレベルアップに役に立つ、ディクテのノートを作るポイントをご紹介します。
ディクテノートは自分辞典&私のフランス語の歴史
フランス語のディクテ、けっこう大変ですよね。
発音されない音をキャッチ、エリジオンをキャッチ、動詞の活用、名詞と形容詞の性数一致・・・テキストをひとつこなすのは決して簡単ではありませんね。
ディクテをすると、自分のフランス語の力も自分の性格も(* ゚ω゚ *) 鏡のように映し出されるような気がします。
動詞の活用のあやふやさ、活用は覚えているのに聞いて書けない情けなさ、早とちりに注意の足りなさなどなど、落ち込む材料が揃っていると思うのです
(´・ω・`)=з
その分、合ってた!ときはすごく嬉しいわ!
そんな思いをしてこなしたテキストですので、
- 何が聞き取れなかったのか?
- 何がわかっていなかったのか?
- 新しく知ったことは?
を明確にしておくことで、自分のあやふや加減や注意の足らないことなど ‘弱いところ’ が浮き彫りになります。
見てすぐわかるように記録しておくことで成長過程もよくわかりますし、同じテキストを繰り返したときに、「ああ、同じ間違いをしてる」「あ、あのお話の中に出てきた単語だ💡」と気がついたりで、目に耳にした単語とディクテのストーリーと、そのときに頑張った記憶が瞬時に蘇ります。
フランス語学習の成長記録であるとともに、自分だけの密かな辞典となりますので、先(といってもそんなに遠からず)の楽しみのためにも、振り返ることのできるノート作りをおすすめします。
ディクテのノートの作り方のポイント
それでは、ノート作りを具体的に見ていきましょう。色々と書いておりますが、あなたのディクテ学習のモチベと工夫のヒントになったらいいなと思いますw
ノートの大きさ
ディクテする文章がごく短ければA5サイズでもいいでしょう。
A5に収まらなくなったらB4、B4で収まらなくなったらA4、という風にノートでステップアップが感じられるのもよい方法だと思います。
もし最初から1冊決めるなら、やはりA4。見開き2ページでゆったり使うとディクテも捗ります。
書き損じや間違いはきれいに消そう
ディクテの目的は何回で聞き取れるか?など速さを測る勉強ではないので、何十回でも聞いて、書いては消して、を繰り返すことになります。
書き取りは、フリクションペンが便利です。
ディクテの書き取りは、きれいに消すことができて、一字一句見えるようにしておくと、後で見返したときに見やすくて役立ちます。
ノートがスッキリきれいだとそれだけでモチベが上がりますしね。
万年筆等消せないペンを使う場合は、修正テープなどを使うといいです。
書き損じや間違いに気が付いて、そのときは上書きなどでささっと修正しても、時間が経つと自分で書いたことがわからなくなったりするもの、きれいに消す準備はけっこう大切です。
書き取りはスペースと行間を広々と
単語と単語の間はスペース広めに、行間隔は答え合わせのために2行分開けます。
答え合わせ
答え合わせは赤いペンなどを使って間違えた単語の下に正解を書き、聞き取れていなかったところは付け加えます。
自分で書いたフレーズの下に正解のフレーズを書いてもいいのですが、フランス語が2行ビシッと重なると、後で読みにくかったりしますので、わからなかったところ、間違えたところだけを、色を変えて訂正して書いておきます。
弱いところを見つけて復習に役立つ清書の方法
添削で真っ赤になってしまったノート、うなだれてそのままにしておいては今までの苦労が勿体無いですし、何を書いたのか?わからなくなってしまって復習も捗らなくなってしまいます。
気を取り直してきれいに清書して、ずっとも役に立つノートにしておきたいわ
苦労したディクテを清書をするときのポイント
- わからなかった単語は何か
- 聞き取れていなかった単語は何か
- わかっていなかった文法は何か
- 間違えた単語のスペルは何か?
- 早とちりや注意が足りなかったところ
- 特に、リエゾン、エリジオンに印をしっかり
これらを後で見たときにわかるようにしておくのですが、間違えたところ、聞けなかった単語、知らなかった単語などを色を変えて書きます。
特に、リエゾン、エリジオンや関係代名詞 qu’il や qu’elle などが聞き取れなかったら、デカデカと印をつけときます。
単語の意味は、単語の下に書きます。
ディクテノートのまとめ
このようにまとめておけば、苦戦した記憶ともども文章が記憶に刷り込まれ(´゚д゚`)
同じテキストを、2度3度、と繰り返したときに、この清書で答え合わせすることができますね。
プリンターがあればテキストはプリントしてノートに貼っておくといいですし、プリンターがなくても書いておけば最強のテキストになりますww
2度目でも同じことが聞けないこともあるし、同じおっちょこちょいもやっちゃいます。そこがなっちゃないんだな〜とまた落ち込みますが、
そのための勉強ですもの、ノートを見晴らしよく、めげずに張り切って行きましょう
ディクテで出会った新しい単語をどうするか?
フランスのディクテのテキストは、日本人の大人の生活にはあまり関係がない単語や、意味のわからない表現が少なからずあるのと、固有名詞も多く出てくるので、全部の単語に付き合うのはちょっと大変です。
ですので、動詞や、これはと思った単語はこのノートに意味を書いて、単語帳にも書いて、となると思いますが、動物の体の名称とか(* ゚ω゚ *) 物語の登場人物などは、ちょこっと書いておく程度でいいでしょう。
蹄、ツノ、体毛・・・と調べることが続くとさすがに疲れてきますので、興味が湧かないことは、適当に流すことも挫折しないためには必要ですね。
フランス語を学んでいくうちには、いずれ、パスした単語と再会の機会がやってきます。
日本語訳をどうするか?
聞き取って書いた文章の意味がわかない場合は、文章を分析することで内容が見えてきます。
フランス語の意味がわかれば日本語はどうとでもいくらでも書けますので、大事な文法や辞書で調べて知った用法などはきちんと書いて、あとはメモ書き程度でも十分だと思います。
単語はわかるのに、意味がわからない文章はどうしよう
日本語にできない、ならないことも時々あります。それはフランスの生活の当たり前がわからないからなんですね。笑いのツボの違いが関係していることもあります。
そのような場合は、日を置いてみると、もしや?とわかることもありますし、どうしてもわからなければ意味はパス!と見切りをつけて次に進みましょう。
すぐに解決できなくても、勉強を続けていればふと答えが降りてくることがよくあります。
ノートが完成したら、ディクテの仕上げは音読
さあ、ノートが完成、意味もわかった。
最後にやることは聞き取ったテキストの音読です。
何度も何度も聞いて戻して聞いたものを、今度は音読してみるのです。
耳にタコができるほど聞いたんだもの、発音も気がつたら上手くなってたわ
おわりに ディクテは手強いけれど、きっと効果が
フランスのディクテのストーリーも文法も、まあ、手強いです(^◇^;)
テキストはフランス語の力をつけていくために考えられて作られているので、うなだれたり感心したり悲喜こもごも(゚_゚)
ディクテは時間も体力も気力も必要で、やりがいのある苦労ですので、ノートはぜひ大事にまとめていつまでも取っておいて欲しいと思います。
酒の肴に?なったりするんですよ(゚Д゚)
ノートに頬ずりしたくなるほどダメダメだった昔が愛おしいの
そして、ディクテの効果が感じられる一瞬とは?
聞いたり話したりするときに、頭の中にテロップが流れるようになったのよ!
Merci et à bientôt !
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