訃報を受けたら日本語で日本語風の言い回しをあれこれ考えても伝わるかどうか。
訃報に際しての作法の習慣の違いがあるのはもちろんのこと、人にもよりますが、死生観は概ね、180度違うと言ってももいいくらいでしょうか。
日本人が無意識に当たり前に持ち合わせている、輪廻転生の観念は、こちらの人にはほぼありません。
フランスの牧師さんも最近は、「人は亡くなっても魂はあなた方のそばにありますよ」というようなことを葬儀で仰ることもありますが、多くの人にとって死別とは絶望的な別れ、肉体こそが本人そのものなので、「また来世で」というような観念はほぼ持ち合わせていません。
葬儀が終わった後なども、輪廻転生の話題は避けた方がいいでしょう。話し始めたら収拾がつかなくなってしまいかねない日本の日常の一つ、実際に私も語った後に「あなたはそういう風に信じてるのね」と言われたことがあります。
(´・ω・`)=з
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