フランス語で人との「連絡」をどのようにいうの? メールもらって返信のフランス語に困っているうちに日にちが経っちゃって、言い訳しつつ謝りたいわ。
Bonjour ! 胡桃です。連絡というと、日本語では連絡ですけれど、フランス語では「知らせ、ニュース」といった意味が強いです。この記事ではフランス語200%の、コミュニケーションで知っておきたいフレーズをご紹介します。
ずっと連絡しなくて(できなくて)すみません/申し訳ありません。
忙しくて連絡もできなくて、という状況は日仏他の言語でも気持ちは同じながら、ワンフレーズの中で
謝る+強勢形+否定形+連絡+期間+理由
を表すので、なかなかに大変なフランス語です。表現は幾つもありますが、次のような最上級にきちんとした文を覚えておくといいでしょう。
すごく忙しかったので、ずっと連絡しなくてすみません/申し訳ありません。
Pardonnez moi de ne pas‿ avoir donné de nouvelles depuis longtemps, j’ai‿ été très‿ occupé(e).
パるドネ モワ ドゥ ヌ パ ザボワ ドネ ドゥ ヌゥヴェル デュピュイ ロンタン、ジェテ トれゾキュペ
この文は vous で話していますので、tu の場合は Pardonnez が Pardonne になります。表現は人により間柄により、この限りではありませんが、tu で話す場合にも申し分なく丁寧な表現です。
désolé(e) を使う表現なら
Je suis désolé(e) de ne pas avoir donné de nouvelles car j’ai été très occupée.
日仏で大きく違う「連絡」という言葉、それは nouvelle という女性名詞です。複数形で使われることが多いです。
連絡する は、donner des nouvelles
ずっと、しばらく、などの「期間」を depuis longtemps というと、日本語の時間の感覚だと数カ月とか数年の認識ですが、フランス語では定期的に連絡を取り合っている間柄なら、1週間、2週間でも depuis longtemps でOK。
J’ai été は、Je suis の複合過去。続く形容詞は性数変化します。
très occupé(e)は、とても忙しい、という意味ですが、日本語の「いろいろあって・・」というニュアンスで使えるでしょう。
そして、「連絡しなくて」を「連絡できなくて」とも言いたいと思いますが、それは日本語。この表現ではできなかったことを詫びていますので、pouvoir を使う必要はありません。
知らせやウワサだけじゃない nouvelle
しばらく会わなかったり連絡していなかったり、ご無沙汰していた時なども、Avez-vous des nouvelles ?と近況を聞いたりします。
日本語ならさしずめ「元気だった?」とか「どうしてたの?」といったところでしょうか。
和仏で「連絡」と「知らせ」を引いても、日本社会で意味する言葉しか載っていません。
また、「コンタクトをとる」contacter は、コミュニケーションでは適切な動詞ではありません。
今日のフレーズ フランス語で「連絡しなくてすみません」
すごく忙しかったので、ずっと連絡しなくてみません/申し訳ありません。
Pardonnez moi de ne pas‿ avoir donné de nouvelles depuis longtemps, j’ai‿ été très‿ occupé(e).
お詫びする表現を知っていると気が楽ですよね。どんな言葉が返ってくるかも楽しみです。
Merci et à bientôt !
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