習い事もずっとお休みだとこたえるわよね。音楽学校も再開して日常生活が戻ってくるね。
Bonjour ! 胡桃です。2019年9月から始めた音楽学校の声楽コース、コロナのため休止を経て、5月19日から再開されました。この記事では大人の習い事がどれほど日常に鋭気をもたらすか、練習中のフランス語の曲などについて書きました。
大人の習い事は心の潤い&身体のハリ
どのような習い事でも、週に1回なり、決まった時間に支度をして出かけて、家とは別の場所であることに集中する、という機会は人生の中でとても素晴らしい、また、心身の健康のために大事なことと、このパンデミック茶番の間、つくづく思いました。
特に歌やダンスは、人の波動を上げるといわれていて、レッスン中の幸福感はひとしおです。レッスンに行く前はアスリートさながらに体をほぐし、腹筋を意識して、いいコンディションでレッスンを受けられるようにします。
学校が閉鎖の間、最初の頃は、毎日腹筋の筋トレをして毎日歌って・・・と思っていましたが、連日567の真相を追うだけで頭がいっぱい。習い事の長いお休みを有意義に過ごしたとは言い切れないな。
家から離れてその専門家がいる場所に出かけていく。
日常生活の彩りと思います。
フランスオペラのアリアを練習中
私はバレエは頭がおかしいくらい好きだけど、オペラの殿堂といわれる欧州の歌劇場で、意外や意外、リハーサルもそこそこに環境客向けに幕を開けてるようなオペラ公演を何度か観てしまって残念な思い出が・・・。
そうはいってもうっとりするような歌は何曲かあり、大好きな歌声で聴くことは大きな歓び、そしてこんなに大人になってから、しかもフランスでそれらの歌を習えるなんて信じられない思いです。
サン=サーンスのサムソンとデリラ
練習中のフランスオペラの1曲、サン=サーンスのサムソンとデリラ(フランス語の発音ではダリラ)の曲は
Mon coeur s’ouvre à ta voix
ヘブライ人とペリシテ人の宗教戦争がベースの旧約聖書の物語。舞台はパレスチナの、コロナ騒動最終章のひとコマとなっているガザ。ヘブライ人であるサムソンがペリシテ人のデリラを抑圧、デリラは復讐のためサムソンを誘惑する色仕掛けの歌です。
(o・ω・o)
オペラのシナリオがどうであれ、こんなにおどろおどろしいストーリーなのに曲の美しいことといったら、サン=サーンスの品格に胸いっぱいになるばかりです。オリエンタルなムードと美しい旋律、オーケストラの表情を愉しむ作品かな。
私の先生も思わず「ああ、なんて美しいメロディかしら」と感に堪えぬ様子です。
曲は長いけど歌詞は「私の愛に応えてちょうだい」を繰り返し、サムソン陥落、となります。
今メディアがワク珍打てー、と洗脳してるのと似てますね。繰り返すことは詐欺や悪徳の古典的な洗脳法ですから笑笑
で、胡桃さんはデリラになりきって歌うわけね?
いや〜コンサート風に麗しく歌えたら私は満足なんだけど
しかし先生は「自分のために歌わず、聴いてる人のために歌いなさよ」
と仰り、デリラの表情豊かなお手本を見せてくださるの。
あたしゃちょっとな〜と思いつつも、オペラのヒロインになりきれと心から言ってくださる師がいる幸せ
色仕掛けを表現するにも技術が必要だけど、歌ってる人が恥ずかしがってたら聴いてる方が困るしね〜笑笑
日本でバレエを習っていた時も、若い先生は初心者に難しいパを教えようとしていたし、おかげで私のレパートリーも充実したものになった。
今の歌の環境も、私にとってはまるで宝石箱のようなレパートリーです。記事の下の方に曲名とリンクを貼っておきますね。
フランス語の歌をお楽しみいただけましたら幸いです。
歌を習ってフランス語の上達に役立ってるか?
歌いながらフランス語の理解が面白いように進み、私にはすごく有意義な時間です。外国人である私に先生は「私の口の形だけ見て」と言ってくださるの。
口の動き、形、舌の動きも発音も目の前で繰り広げられ、それを真似ていく幸せといったら!
それと、私が想像していたより曲の数をこなしているので、それだけ多くの単語、発音に触れていることになります。
思い切って歌い始めて本当によかった。
9月からの新学期も継続します。
一応、ありもしないコロナ対策
昨年の今頃だったか、飛沫がどれほど飛んで恐ろしいかの動画が出回りましたね。フランスは567で10万人もの人が亡くなったことになっていますが、そんな国が音楽学校を再開できるもんですかね?
567なんか存在しないってことは日本の厚生省も認めるようになりましたが。⇦厚生省に電話で問い合わせるとわかるそうですよ。
声楽の今日室はアクリル板の仕切りがあったりしますが、どこへ行っても皆変わらずに元気、健康そのものです。中には恐ろしいワク珍打ったから安心、という人もいますが、形だけの予防といったところです。
もし音楽学校が接種義務となったら、私は学校をやめる旨を伝えてあります。まあ、人類はそんな方へ向かっていないので先の心配はしていませんけどね。
Merci et à bientôt !
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