Bonjour ! 胡桃です。せっかくのバカンスのお出かけでお連れと雲行きが怪しくなってくるって、ショックですよね。これだけは本当に年齢も関係なくて誰もが経験するかもしれません。フランスのカップルのバカンス中の喧嘩別れもなかなかのものです。
ロマンチックな観光地で喧嘩別れカップル続出?
パリから北西へ200キロ、映画「男と女」の舞台となって一躍有名になった、フランス ノルマンディのリゾート地、ドーヴィルは21区目のパリといわれ、バカンスシーズンにはパリの社交界が引っ越して来るような賑わいです。
砂浜のパラソル席にシャンパンが運ばれたりして。
期せずして私はこの地の住人になりましたが、かつての私はそんな賑わいを避けて、いつも人気のない、映画の雰囲気そのものの真冬に旅してきました。
気候の良いシーズンには毎週末、連休が入る長い週末、夏の長いバカンス、その他まとまった休みにはパリやフランス全土、各国か押し寄せる人の波に圧倒されます。
ごく小さな田舎街が人と車で溢れかえり、住人は散歩もままならない夏の日が続きます。
人は肩で風を切るかのごとく街を歩き
車は超高級車の品評会みたい(゜o゜)
ホテルの客室からは、ブランドショップの紙袋がゴソゴソ。。。
まるで六本木ヒルズに海があるような感じ🎵
でも、小さな街の中でフェラーリは巨大すぎ、地元ナンバーのちっこい車にクラクションを鳴らされてたりして(‘ω’*)
観光客でいっぱいの街を歩いているとカップルが喧嘩しているシーンに度々出くわします。
カップル1 海辺のカジノの前
太陽がカンカンと照りつける海辺のカジノの近くを歩いていたときのこと。
老夫婦が立ち止まって何やら話し合っていて、どうも、日陰を歩くか日向を歩くかで揉めている様子。
マダムがご機嫌ナナメで
連れのムッシューに
Je préfère marcher à l’ombre, mais… 私、日陰を歩きたいんだけど…
するとムッシューは
Comme tu veux ! 好きにしたら!」と言い放った(( ;゚д゚)))
それで70代くらいのムッシューよりかなり年上に見えるマダムは彼に背を向け
一人で道路をやっとこさ渡り、日陰に到達したけれど、人の助けなしでは一人で歩くのは見ていられない足取り(ノ; ̄□ ̄)
ああ、切ない
そんな体で旅行に来て、照りつける真夏の太陽の下を歩いて。
仲がギクシャクしたワケは分からないけど、マダムが頼れるのは夫だけだろうて。
その夫に「好きにしたら」なんて言われたら・・・ナイーブな乙女だったら日が沈んだ海に飛び込みたくなっちゃうんじゃないだろうか。。。
(゚Д゚;)
マダムは多分、ムッシューは夏の太陽を浴びたいだろうと察するも、
「太陽が熱いから日陰を歩こう」って
や・さ・し・く言って欲しかったのかもしれない。
甘え下手って損ね
カップル2 オテル・ノルマンディ
ホテルに泊まっていたあるカップルのマダムが
頭から湯気を立ててレセプションに現れ
「・・・もうひと部屋とってちょうだいっ(●>`д<)」
なんてフランスでは日常的なことだそう(・д´・。)
で、折悪しくホテルに空室がなかっらたらどうなるか?
キィ〜っ(# ━`言━;)
「今すぐタクシーを呼んでちょうだいっ‼️!」
Très bien, Madame, où allez vous ? どちらまでですか?
(*`ω´*)・・・à Paris❗️ パリまでよっ‼️ D’accord ❓❓ (#゚Д゚)」
Elle est furieuse. 彼女は怒り狂ってる。
フランスに住んだら必須の形容詞(・Д。)
パリからお連れのムッシューが運転する車でドライブして来たそうですが
最高級ホテルに彼を残して、さっさとその場を立ち去るわけです。
こんな話はホント珍しくないです(*´・∀・)(・∀・`*)
喧嘩はその場から距離を置くのがいちばんだと思うし、
お金ってそんな時のために便利なのかもしれないし(o・ω・o)
パリまでタクシー代400ユーロ(日曜日と夜間は450ユーロ)の支払いはご主人持ちでもね
(・_・?)
でも、気の短いフランス人は元気だなあ、すごいなあ。。。
子どもの頃から口論で負けないように鍛えられてるから、名誉にかけて?喧嘩に負けるわけにいかないのだろうな。
理由なんて、二の次(´・ω・`)じゃなかった、どうでも、いいらしい。
恋愛至上主義といわれるフランス
以前、フランスの女性カウンセラーと話しをしたことがあります。
30代と思しき美人の彼女はフランス人の離婚率が高い理由を上げながらも
「だから理想の人に巡り合うまで何度でも結婚(正式な結婚ばかりではないが)すればいいじゃない❤️」と言ってはばからなかった。
でも自分が変わらなきゃ、人生変わんなくない?人生には締め切りってものもあるしさ
と思ったがフランス人には締め切りはないのかも、と思い直し、
やってみてダメだったら別れよう、って大袈裟に考えないのも大事かもね
日本人だったらどうかなあ。
カップルの問題に悩み過ぎたり我慢し過ぎたりしがちだけど
それはやっぱり、できるなら理解し合って解決して、よりよく生きたいと多くの人が思っているんじゃないのかなあ。
と日本のココロに思いを馳せていると
(`・д・´)!
日本には成田離婚って言葉があったっけ
結婚は何のために?
私は斎藤一人(さいとうひとり)さんの大ファンなのですが、その一人さんによると
結婚も魂を成長させるための修行だそうだよ
だから、地球上で最も気の合わない人と結婚するようになっているのだそう。
二人で幸せになるために結婚するのではなくて、自分自身の魂の成長のために、「その相手」が必要なのだと。
ということは、結婚て運命?
そうらしい。一人さんは「さだめ」と
そして、ダメだったら別れればよくて、好きな人と結婚して嫌いな人と別れるっていうのは贅沢な人生でもあると。
(`・д・´)!
ガマンの後に幸せが来るのではなくて、ガマンの後には恨みしか残らないとも。
(゚Д゚;)
フランスに住んでカップルの様子を見て、ガマンが足らないと感じるのは日本の昔からの習慣からの視点でしかなくて、あったかい心で過ごせない関係を解消しようとするフランスはやはり、人生に前向き、意欲的、といえるのかな、と感じたりします。
一人さん曰く「愛とは、自由」。
何かフランス人気質に近いものを感じる部分もあります。
フランスのバカンス中のカップルの話から飛んでしまいましたが、永遠のテーマのひとつ、カップルの問題も一人さんにかかると明快スッキリ!
Youtubeでは膨大な量のお話や悩み相談の回答を聞けますし、幸せになりたいと願う人の心の柱になるかと思います。
数ある著書の多くをKindle版で読めます。さらに、便利なKindle unlimited対象の本も多数あります。
Merci et à bientôt !
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