Bonjour ! 胡桃です。自転車で車道を走るの、最初は怖いものですね。でも、歩行者がいない車道は歩道より走りやすいし、自分も車の1台だと思うとうまく行きます。この記事では車道を走るコツをまとめました。
sommaire/目次
車と一緒に車道を走るなんてコワくて眠れなかった
自転車店で電動アシストを買って、家に帰る前に練習として海辺の駐車場に直行するときは友人の車の後を、車が少ない道を走りました。
長年車を運転していましたから自転車が久しぶりでも歩道を走ろうと考えたこともなかったですが、自転車を買いに行く前夜はコワくて眠れませんでした。
(((; ゚ー゚)))
街中は車の制限速度も30キロの道もあり、命の危険を感じることはないのですが、街と家との間は幹線道路。しかも
70キロ道路。家までの道の3分の2は歩道なし。
(* ゚ω゚ *)
以前は90キロ道路だったと自転車に乗るようになってから知りましたが、車は飛ばすなんてもんじゃないです。
ベッドの中で、もし吹っ飛ばされたら一溜まりもないだろうという思いばかりが渦巻きます。
(´゚д゚`)
歩いていても、そりゃあコワかった車道
電動アシストに乗る前、私はこんな道を歩いていたのですが、歩いている人は滅多に見かけず、ほとんどの車が歩行者がいない道路と思って走っています。
だから、前を見ていない車が私にびっくりして突然クラクションを鳴らしたり、何か叫ばれたり、それこそ心臓が止まりそうなことがしょっちゅうありました。そんな車は決まって県外のバカンスドライバーですけれどね。
こんなスリリングな道路をいよいよ自転車で走ることにしちゃったわけで、心臓がドキドキ、思わず枕を抱え込みました。
電動アシストで車道を走ってみたら
眠れる夜もいつしか爆睡に落ち、朝になりました。
海辺の駐車場から家に帰るときは、車が少なくなるお昼時を選んで走り出したので特に緊張することもなく、電動アシストの華麗な?走りにただただ感動するうちに家に着いてしまいました。
w(゜o゜)w
第一関門突破です。
上りはスイスイ走ってきたけれど、ドキドキはむしろ下りの方。
初めて街へ下りる前の晩は、またしても心臓がバクバク。人生終わるかも〜、でも子育ても終わったし心残りもないから、まあ、いいか〜などど枕を握りしめます。
(⌒-⌒; )
地元のナンバーが、皆すごく親切!で感動
いよいよ覚悟の下り、蛍光イエローのベストを着て走り出しました。
街の平地までペダルを漕ぐことなく下りちゃう、ホントにすごい下り坂。
バカンス中でなければ、朝の通勤アワーを過ぎれば決して交通量が多いわけではないけれど、狭い道幅で下りとくればオソロシイのは車のスピード。
勝手に下っていく電動アシストのハンドルとブレーキを息を止めて握りしめる毎日が過ぎていきます。
あれほど怖かった車道、気がつけば、私の後ろで十分に速度を落として大きく避けていく車ばかり。
自転車には残念なことにウインカーがついていないから、ありがとうの合図もできないのでヘルメットが傾くように精一杯お辞儀をして、ありがとー、お気をつけてー、と呟いたりしています。
この道を車を運転していたときもわからなかったことですが、地元のナンバーの優しいことといったら、こうして書いていても込み上げてくるものがあるくらい。
皆んな、最初は自転車に乗ってこうして暮らしてきたのだろう
街のブティックなどでも、特に男性スタッフは、私が電動アシストで来ていることに親しみを感じてくれている様子も感じられます。「ヘルメットが入っているバックをお預かりしましょう」なんてね。
(#^.^#)
インフラが発達している日本からは考えられない、多くの子どもが足として乗っていたのですから、私もその仲間って感じがして嬉しくなってきます。
車同士は常に応戦体制でおっかないですが、対自転車には地元の車は概ね優しいとわかり、家族にも話したりするのですが、皆一様に信じられない、と言います。
どうすれば車道が怖くなくなるか。車道を走る心得
車道は決して怖いところではなく、むしろ、歩行者がいない分走りやすいとも言えます。
車道を走る心構えのようなものがあるとすれば、車の目線に立って考えることかな。
つい、自転車は弱い、車が悪いと思ってしまいがちだけれど、車も自転車同様、初心者も多いし、何年乗っていても車幅感覚がイマイチ、という人も多いわけです。
タチの悪い、意地悪な車もいますが、何かの事情で人の車を運転している可能性もあるし、自転車の方も車より小さい、弱いと諦めることも肝心。
自転車の小ささを生かして車の脇をすり抜けようとしたりしないで、車をどんどん譲るくらいの余裕で行きたいもの。
ウインカーがついていないから、コミュニケーションも全身で合図するくらいの気持ちだと車道でもうまく行くように思います。
ウインカーの代わりに自転車では腕を伸ばして合図することはやはり大事です。自分が車を運転していたら、自転車にどうしてもらったら嬉しいか?と想像してみるのです。
腕を伸ばして合図なんて、初心者の頃はそれこそ怖くてハンドルから手を離せません。でもいずれ自然に出来るようになりますから、それまではとにかく全身で笑顔で車とのコミュニケーションを取りましょう!何もかも、命を守るためです。
車も、その自転車が周囲を気にしているか、ただ勝手なのかわかるものです。車道に出たら自転車も小さな車、のつもりで振る舞うといいですね。
超高級車ほど大きく避けてくれるもんだ
私の街は海辺の小さな街、車道も決して広くありません。大通りから1本入れば大きい車は不便きわまりなしといった感じです。
こんな小さな街に、フランス各地から富豪が遊びに来るわけで、歩道もない狭い車道を車と一緒に走るのは電動アシストといえども気が抜けません。
走っていると、背後で車がかなりスピードを落としている気配がすることがあります。ちょっと端に寄ると、フェラーリだのポルシェだのがぶう〜んと余裕のエンジン音で私を大きく避けていきます。
面白いことに、小型車ほどスレスレをビュンビュン追い越して行きますが、超高級車は概ね、本当に安心です。
自分の車が大事だから傷つけたりコトを起こしたくないからしずしずと走っているわけ
自転車で車道の走り方 まとめ
- 自転車も車のうちと思い、小さいからといって車の脇をすり抜けたりしない方が賢明
- 車の目線に立つ
- 運転に慣れていない車も多い事を忘れずに
- 車と全身でコミュニケーションを取る意識
- 歩行者と車優先。自転車は最後でいいと思うべし
それと、怖がるのは本当によくないですね。正しく恐れて注意することはコロナと同じく大事ですが、不安は不安を呼び、想像したことが起きてしまうのが地球というところ。本当です。
怖がるよりも、
- 対向車にありがとう。
- 追い越して行った車にありがとう。
自転車は無防備だけれど、その分、人の表情と言うのでしょうか、どんなサイクリストか、わりと伝わるもののように思います。
歩行者と車優先で、上機嫌で急がずまいりましょう!
サイクリングが10倍楽しくなります(*^-^)
Merci et à bientôt !
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