詩は長い俳句のようなものですが、私の勉強は
何が主語で、何を修飾しているのか、別の言葉で言い表すと?
を考えることでした。
ジャック・プレヴェールは言葉の魔術師と言われる詩人ですが、私の興味は正直なところ、今ひとつ燃えるものはありません。
しかしながら、先生が私に与えるからにはそれなりの、私に必要な要素があるに違いないと思い、興味のあるなし、好き嫌いといった感情を抜きに取り組んでいます(3週間の間に終わらなかったので9月に持ち越し)。
まあ、好きという燃える恋心がないとやっぱりつまんないですけどね。
フランス語の『詩』というのも、私たち日本人にとってはまずは日本語に翻訳された言葉の並びの衝撃であって、フランス語での理解や感動はそのあと勉強したことで出会えるもの。日本人が俳句の言葉の魔術にストンと感動するのと同じように、フランスの詩に「おお・・」と思うのはまだ少ないな・・・と感じます。
『文化』や『社会背景』といったフランスの『当たり前』をよ〜く知らないと、フランス語がわかっても感動に至らないものです。
私も今は子どもが大人になる過程で知っておくべき知識を積んでいるのだと思って勉強していますが、ジャック・ブレヴェールといえば、『天井桟敷の人々』の脚本を書いていて、『天井桟敷の人々』は我が愛するバレエにもなっています。
大人の独学は楽しい&ワクワクという恋心がないと寂しいもの、宿題を早く片付けて、新学期は「好きなこと」を希望しようと思っています。
ジャック・ブレヴェールの詩、興味のある方はぜひご覧ください(^^)
こんにちはくるみさん。
いつも楽しくやる気を起こさせてくれてありがとうございます。
フランス語のレッスンで、ある日先生から、これ読んでごらん。と言って渡されたプリント、書いてあった詩はBarbara でした。必死にアルファベットを追いました。
有名な詩ということも歌になっていることも全く知りませんでした。
私の頭の中のスクリーンには軍港に降る雨がモノクロで映りました。
作者が街で見かけた恋人たちを書いたものなんですね。
それで映画シェルブールの雨傘もダブってきて、戦争に翻弄されたであろう、若い恋人たちの悲恋物語が rappelle-toi Barbara と繰り返すことによって私の中でドラマティックに広がっていきました。
それがどう語学学習に役立ったかは不明なんですけどね(笑)
NCの中学では詩の朗読が授業であるし、東日本大震災のチャリティコンサートでは、フクシマという詩を作って朗読してくれたフランス人もいました。
そんな詩の好きなフランス人に会った時、わたしはBarbaraという詩が好きです。と言えるようになりました。
コメントをありがとうございます。
Barbara、素敵な詩ですよね。
ブレストに降る、雨、雨、そして雨のうた。
私の住むあたりもシェルブールもブレストも雨なしでは何も語れないほどですが
その中のあったかい愛の情景
言葉とも「出会い」ですね。私もあらためて書き写してみます。
ありがとうございましたo(*⌒─⌒*)o
お互いに頑張りましょう!