フランスのハロウィンは子どもたちのTrick or Treat
Bonjour ! 胡桃です。10月31日のフランスの街は仮装した子どもたちでいっぱい、商業的なイベントとしては日本ほどでもないですが、フランスならではの様子とハロウィンのフランス語をお伝えしたいと思います。
フランスのハロウィンとは
フランスでのハロウィンはアメリカから入ってきたイベントとして、日本と大きく違うのは、10月31日だけのお祭りです。
フランスは11月1日の祝日 Toussaint / 万聖節 をはさんで、学校は2週間のバカンス中です。商業施設やオンラインサイトではハロウィンセールもあり、それほど賑わうほどでもないですが、私の街は21区目のパリと呼ばれ、パリジャンや観光客の買い物も弾みがつくようです。
10月のボンボン(お菓子やキャンディ)の売り上げは大きく伸びるものの、フランスではハロウィンを祝う人は多くなく、家の中にデコレーションをする家庭も半数以下と言われています。
しかしながら、園芸店では子どもたちがカボチャでランタンを作るイベントがあったり、街中のお店でも、日本のちょうちんかなあ?と思しきランタンを見かけたりします。
bonbonsをちょうだい!子どもたちのお祭り
子どもたちがばっちり仮装して街の中のお店に出没します。
カフェ、パン屋さん、コスメショップなどなど、場所を問わずドキッとするようなコワ〜いお面をつけてボンボンをもらいに現れます。
カボチャデザインの入れ物を手にした子どもたちのフレーズは
Je veux des bonbons !
ボンボンちょうだい!
ボンボンとはキャンディなどのちょっとした甘いもの。ハリボーもとてもポピュラーです。
お店に現れ、”Je veux des bonbon !” と言う子どもたちに準備をしている個人店もあります。私はちょうどコスメを買い物していたのですが、魔女の帽子やホウキを片手にした子どもたちが次々に現れ、店員さんは
“Je n’ai plus de bonbon, désolé(e)”
「ボンボンはないわよ〜、ごめんね〜」
と言いながら、入り口近くに山積みになっているクリスマス・コフレにぶつからないように帰ってもらうのに大変そうでした。
子どもたちの屈託のなさ、この日だけの堂々としたおねだり、仮装したママが押すベビーカーに乗ってる赤ちゃんもハロウィンメイクをしていたり、フランスではささやかなお祭りながら子どもたちがはしゃぐ風景はいいものです。
ハロウィンのフランス語
外来語ですので綴りはアメリカのそのまま Halloween,
フランス語の発音は「アロイン」です。
英語の trick or treat は、フランス語で
des bonbon ou un sort
フランスのハロウィンの子どもたちの様子、動画をどうぞ♫
Merci et à bientôt !
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