ガレット・デ・ロワ、フェーヴの楽しみは日本の決まりで仕方ないけど、日本でも食べられるようになってきて嬉しいわ。フランスではどんな感じかしら?
フランスのエピファニー、ガレット・デ・ロワにじゃぽん大奥風かんむりが?
Bonjour ! 胡桃です。フランスの1月の楽しみといえばガレット・デ・ロワ。今年はじゃぽんのエスプリらしきものを取り入れたらしい、絶句するような演出に出くわしました。反面、カルロス・ゴーンが何を言っても、日仏の相思相愛のようなものは揺るがないだろうと思いました。さて、じゃぽんガレット・デ・ロワとは?
ガレット・デ・ロワにじゃぽんのエスプリ。光栄でござるかな?
ノルマンディ地方にだけ数店舗ある、別荘族パリジャンにも人気のサロン・ド・テ、ガレット・デ・ロワのフェーヴも楽しみだし、シーズン中に1度は食べたいお店のひとつです。
昨日の夜、家族が買ってきてくれました。
どきっ。その1
ほら、といって渡された紙袋は、文字も絵も何も描かれていない、真っ黒。
どきっ。その2
黒い不気味?な紙袋の中からかんむりを取り出すと
(* ゚ω゚ *)
きゃー!なにこれ〜! 片目をつぶれば歌舞伎風?
松の廊下か大奥か?とギョッとしたわ。
どきっ。その3
かんむりは三角形
考えたくないけど、もしや、カブトをアレンジ??
どきっ。その4
楽しみにしていたフェーブ。それはなんと
ひょえ〜、日本の絵文字!
というわけで、日本人の私にはものものしいガレット・デ・ロワのひとときでした。こちらの人には受けるのかも知れませんね。
ひとくちにガレット・デ・ロワといっても、パティシエによって作風は様々ですが、大奥のガレット・デ・ロワはふわっとしたパイ生地にたっぷりのアーモンドクリーム。
C’était délicieux !
話は飛びますが、オーストリアのウイーン世紀末芸術の画家、グスタフ・クリムトは尾形光琳の文様を自身の絵画に取り入れ、クリムト自身の作風の象徴にもなったわけですが、
どうせパクるならクリムトの〈接吻〉のように華やかに景気良さそうなのがいいわ
美味しい!を表すフランス語メモ
C’était délicieux !
とっても美味しかった!と言いたい場合、très délicieux は間違いで、
C’était excellent !
といいます。
Merci et à bientôt !
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