フランス人女性の13%、男性の6%が、チョコレート依存症といわれています。
薬物もチョコレートも、脳を活性化させます。チョコレートは物質依存に関与するホルモンであるドーパミンの放出を促進する。
ビタミンB1とB2、ポリフェノール、マグネシウム、リンまたはフラボノイド…カカオには800種類以上の物質があり、栄養の金鉱山といえる。
2012年、欧州食品安全機関(EFSA)は、心臓血管の健康の利点について肯定的な意見を述べた。
数多くの科学的研究は、チョコレートが我々の認知能力に有益な効果を有することも示している。テオブロミンを含んでいるため、心を落ち着ける効果がある。
ー栄養学者フランク・セニニンガー(Franck Senninger)
チョコレートはタバコやコーヒーと同じように、
きょう食べたら、明日も食べたくなる、食べずにはいられない、
依存しやすい性質があるといわれています。
チョコレートの食べ過ぎによる問題は、砂糖と脂肪の取り過ぎですね。
また、私は冷えとり歴8年目なのですが、その間に知り得たことは
人の体は、冷えるほどに、甘いものを欲するようにできているといわれています。
チョコレートを止める必要はあるか?
砂糖と脂肪の過剰、という視点からは、チョコレートを大量に食べ続けていいことはありませんね。
私が日本を離れて思うことですが、日本にはしょっぱい食材、お菓子があります。
お醤油味の食品、お味噌の風味、塩のきいたものなどが、沢山ありますね。
日本では当たり前のことですが、だからなおのこと、チョコレートの甘さが引き立つともいえるのではないでしょうか。
和風料理の風味と、カカオ風味が互いに引き立て合っているといえなくはないと思うのです。
例えば、和食の食後に甘いチョコレートを食べ、すると今度はごませんべいが食べたくなり、その後、またチョコレートの甘さが欲しくなり・・・を繰り返しやすい環境だと感じます。
チョコレートばかりに罪悪感を感じる前に、このようなサイクルで甘いものを欲していないかも振り返ってみるといいと思います。
チョコレートの性質を知っておけば、闇雲にチョコレートを食べたい気持ちも変わってくることと思いますし、チョコレートを敢えて止めることで、デメリットだってあるわけです。
(´゚д゚`)
チョコレートを止めることより先に対策すること
個人的に7年間、実践&実感していることですが、ご参考になることがありましたら幸いです。
- 1にも2にも、お腹と足を冷やさない。
- 冷たい食べ物飲み物に注意。
- 食事は腹8分。バランスよく食べることより大切。
- どんなものでもとにかくよく噛んで食べる。
- 心穏やかに暮らす心がけ。
このことが分かると、甘いものとも自然に距離が出来てきます。
チョコレートが食べたいなら、具体的にはどうすればいいか?
そして、チョコレートに限りませんが、安価なスイーツを沢山食べても、なかなか心は満たされないもの。
量より質。
カカオ成分が少ないチョコレートは栄養面も劣ります。
フランスでは、チョコレートはカカオが70〜80%含まれていると、チョコレートのメリットが最大限に生かされるといわれています。
良質なチョコレートは、食べた後の満足感も確実に違います。
チョコレートの代わりになるもの