フランス語の勉強、昔はあれほど燃えていたのに最近はモチベ全く上がらず、ヤル気はあるのに燃えないのよ。勉強したことまで忘れそうで困ったわ。こんな時、どうしたらいい?
Bonjour ! 胡桃です。何を隠そう、私ももう2年くらい、そんな感じでした。ヤル気がないわけではないのに、燃やす対象が見つからなくて。ところが最近は寝食を忘れて燃えに燃えています。
2万6千年に1度のスピリチュアルな・・・とタイトルをつけたのは、現在、およそ2万6千年ぶりに、水瓶座の時代に移り変わっていることについてです。(水瓶座の時代についての解説は、沢山の情報が出ているため、ここでは省きます。)
水瓶座はフランス語で le verseau ル ヴェルソ
フランス語のspirituel スピリチュアルは、esprit エスプリ (意味:精神、魂、心、才気、霊、機知など) の形容詞で、精神的な、魂の、霊的な、機知に富んだ、というような意味です。
男性形は spirituel 女性形は spirituelle
あ、女性形の spirituelle の終わりの方が elle になってて面白いわ。
語学学習のモチベーションは恋心のようなもの
フランス語の勉強を始めてから、私はどんな時にモチベ全開になったか? ちょっと振り返ってみようと思います。
- フランス語教室の門をくぐったとき。
- DELF A1とA2の準備のとき。
- フランスに来てものすごく悔しい思いをして、フランスのサイトでディクテを始めたとき。
- フランスに来て、フランス語をフランス語で勉強するようになったとき。長い文章のディクテも随分やった。
- 読んだ本や思い出など、伝えたいテーマがあって夢中で書いたとき。
- DELFB1の準備のとき。夢中になるあまり暖炉の火が燃え尽きていることにも気がつかなかったほど
- B1受験のあと、小学生のディクテに燃えたとき。
フランス語と関わって以来、大きくこんな感じで、2年に1度程度しか燃えていないことになります。もちろん、激しく燃えないまでも、勉強が身について習慣になって、細々と続いていることも幾つかあります。
そうそういつも燃えていられないわよね。2年に1度恋してたら十分じゃな〜い?
勉強より仕事に時間も労力も取られるとまとまった勉強をするのは現実的に難しいですが、「忙しい」というヤツ、やはり「心を亡くす」のですね・・・。何かにときめくアンテナも疲れてくると言いますか、ね。
モチベ=気分は上がったり下がったりする、アテにならないもの
私たちの気持ちや意思とは関係なく、上がったり下がったりするのが「気分」というヤツです。モチベも同じく、上げようと思って上がるものでもないし、下げるつもりがなくても勝手に下がっていくのです。
だから、語学なり何なり、継続が必要なことは感情抜きに粛々と取り組むべきなのですが、現実的には余程惹かれるもの、動機とか面白み、興味をそそられるもの、ことがないと、継続というのはなかなかに難しいものではないでしょうか。
モチベが上がるときだって、上げようと思って上がることはそうそうないですし、上げようと思っていたのではないのに、勝手に燃え盛ったりするんですものね。
気がつたらサボるだけサボっていたが
私は小学生のディクテを大体やった後、人の勧めで「詩」を勉強することになり、あまり気乗りはしなかったけれど、いいこともあるかもしれないと思い、取り組んでみました。
何編かについて、何を言わんとしているのか?格闘したけれど、今、フランス語のことで記憶に残っていることは何もない。フランスの有名な詩はばっちり日本語訳が出ているし、日本語で「そうなんだな・・・素敵だな」と感じ入ると、それ以上にはなかなか至らなかったりして。
上達のために勧められたことで、逆に意欲が萎えてしまいました
そこからまとまった勉強をしなくなり、気がついたら3年も経っていました。
折しもコロナ禍となり、来る日も来る日も日本と世界中の心配をして情報を検索する毎日、米大統領選からパンデミックデマに至り、落ち着いて勉強するような世界情勢ではなかったです。
特に、フランスの主要DSメディアの悪魔報道の酷さには、フランス語なんかもう大嫌いだ!と本当に思いました。世界中がDSにコントロールされていたのでどの国の言語でも事情は同じだったと思うものの、フランスのニュースなんて恐ろしくてとても開けませんでした。
パトリック・デュポンの穏やかな優しいフランス語で初心に
ワクチン接種のニュースも見たくない3月、パリ・オペラ座バレエの元エトワール、元芸術監督のパトリック・デュポンさんが急逝、それは悲しい出来事でしたが思いがけずデュポンの話すフランス語を耳にするきっかけになりました。
DSメディアの報道というのは何かにつけ私たちをを煽るように喋ることが目的ですから、辞書を引くのも恐ろしいフランス語の連続でした。
デュポンは、穏やかな口調で耳に心地よい、聞き取りやすいフランス語で話します。大好きだったダンサーが話すフランス語。動画をループ再生にしてずっと流して、すごく久しぶりにフランス語の初心に返ったような気持ちになりました。
夢のようなダンスを魅せてくださって、フランス語まで教わることになるなんて、まさに永遠のエトワールだわ
水瓶座!スピリチュアルなフランス語に突然目覚めた
私はスピリチュアルという分野にすごく興味があったということではなく、「自分で感じられることがわかる」程度で、斎藤一人さんのお話がとても腑に落ちて楽しくて、それをスピリチュアルな話だとか考えずに聞いていました。
そして今、時は風の時代、水瓶座の時代に移っています。
その「新しい時代=New Age, フランス語でneuvelle l’ère 」について日本のネット上の記事を読んだりYouTubeを見たりしていましたが、人類の一大事にしては何となく物足りず、フランスのサイトを探したところ、
こんな記事が読みたかった!単語も文章も充実したサイトに出会ったのです
スピリチュアルというと、日本では伝える側もふわっとした言葉になるらしく、読み応えのある文章になかなか出会えなかったのですが、意外にもフランスで良い文章の記事を見つけることができました。
フランス語のスピリチュアル・サイトでモチベ全開に
それで今、「水瓶座の時代」に関する記事を猛然と楽しんでいるわけなのですが、出かけたくないし食べる時間も寝るのも惜しい、気持ちで読解しています。
初めて見る単語が出てくると、「どういう意味なんだろう?」とすごくワクワクするんです。きっと私が求めている言葉に違いないから!
日本語で概要を知っていることをフランス語で辞書と首っ引きで読んでいく楽しさといったら、ありません。
私がずっと待ち望んでいた楽しさです
興味あり!がいちばん実になる。フランス語の水瓶座記事の読解の勉強の仕方
特別な勉強法ではありませんが、せっかく今最も関心のあること、人類の一大事といえる事を読解するので、後々も見返せるように、見やすくまとめることにしました。
- A4のノートを使い、
- 左ページに原文を写し、
- 右ページの左端に知らなかった単語を書き出し、
- 単語の横に和文を書きます。
単語は、いつものように品詞別に色分けしています。
ノートは寝る前に目を通して、気がすむまで頭に入れたら、覚えられなくても、そこで寝る。こうすることで頭の中は一晩中、ノートが開いている状態になります。
寝る前にゲームしたり本を読んだりしちゃダメよ。フランス語が目に映ったまま眠りに入ることで、記憶に繋がります
こんな調子であっという間に、今7ページ目です。
好きなこと、興味を惹かれることには面倒臭さも感じないし、時間が惜しいばかりで正に酔いしれる感じ。
大人の語学学習のキモは、自由で心酔できることを見つけること
ワクワクする対象を見つけてはモチベが上がり、離れてモチベが下がり、しばらくサボり、も悪くないのかな?
毎日コツコツと感情抜きに続けられるというのも、惹かれるものがあるからだと思うのです。「フランス語に惹かれる」という理由でなくても、語学オタクのような方も少なからずいらして、語学を制覇することが面白いんだそうです。それもまた、語学の魅力に惹かれているわけですよね。
問題は、燃え盛ったあと、その何倍もサボってしまうことでしょうか、私もそんなところがあります。言い訳としては、単語やフレーズの覚え方など、暗記方法、勉強法をわかっているから、いつでも歩き出せることが体でわかっているので、安心してサボってる感じです
それに、何にでも「熟成期間」というのは必要です。燃え上がり、燃え尽きたときというのはもう何も入る余地がなく、その後は記憶の整理や頭に余裕ができる時期を待ったりなど、必要な時間といえるかもしれません。
このような感覚はそれぞれが違うものの、せっかく勉強したことを記憶に定着させるための工夫は共通しているかな。
まとまった時間が取れなくても、勉強したことを振り返る。ノートやデバイスに記録したことをパラパラと見返すだけでも、少なくとも自分が燃えていたことを忘れずにいられますね。
そうして振り返っていると、また燃えたいなぁ、何かいいテキストはないかなぁ、と火種を探しますね
私はかなり長いこと火種を探していました。本を買っても燃えない。DELFのテキストを開いても今一つ燃えない。それが水瓶座の時代に関するテキストにヒットしたわけです。
今、2万6千年に一度の星回りの時期。
前回の水瓶座の時代とは、およそ2000年から4000年頃だったそう。
それ以来の時代で、人類の、これまでの社会の価値観が覆り、破壊され、再建される時代の幕が上がりつつある時期なんですって。
こんな時代に居合わせていることさえ奇跡のように感じられますが、このあらましをフランス語学習に役立てるなんて、何といいますか、晴れがましい勉強という気持ちになります。
Merci et à bientôt !
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