シュパシュパ発泡するお酒が大好き。シャンパンがもう少し安かったらなぁと思うわ。でもシャンパンにそっくりのボトルでお値段半分以下のスパークリングワインでも十分に幸せよ。シャンパンとの違いを教えて。
Bonjour ! 胡桃です。シャンパンはそりゃあ華やかな飲み物ですが、私の日頃の1杯はもっぱらフランスのスパークリングワインです。この記事ではシャンパンとスパークリングワインの違いを、1杯いただくように( ^ ^ )ささっとお話ししようと思います。
シャンパンとは
フランスのシャンパーニュ地方でメトッド シャンペノワーズ(シャンパーニュ方式)で製造されたスパークリング(発泡)ワイン。
そしてフランスのワイン法(AOC法)で最上級の格付け(品質保証のようなもの)がなされたものをシャンパンと呼ぶ。
フランスのスパークリングワインとは
シャンパーニュ地方以外の産地で製造されたスパークリング(発泡)ワイン。
基本の製造法はシャンパンと同じメトッド シャンペノワーズ。
ボトル内で二次発酵(自然発酵)され、泡が細かくスキッとした辛口ワインとなる。
では、フランスのスパークリングワインについてお話ししましょう。
フランスのスパークリングワインをフランス語で
フランス語でスパークリングワインをcrémant (発音はクレマンとクレモンの間の感じ)といいます。
ロワールのcrémant が世界で人気
ワインの産地からそれぞれクレマンが製造されていますが、世界的に出荷出荷量を伸ばしているのがロワール地方の
crémant de Loire クレマン・ドゥ・ロワール
シャンパンに次ぐ第2のシャンパンの名称として各国で大変な人気です。
主な輸出先
- アメリカ
- 日本
- オーストラリア
- 英国
- ドイツ
アメリカではビールよりスパークリングという風潮もあって好まれるそうです。
クレマン・ドゥ・ロワールは乾杯にぴったり
クレマン・ドゥ・ロワールの味わいは
・軽やか
・フレッシュ
・スッキリ
日本でも大人気のクレマン・ドゥ・ロワール、特にモンムソーは2003年国際クレマンコンクール金賞受賞の経歴もあり、ANAのビジネスクラス、ファーストクラスで使われたり、日本でもよく知られて人気がありますね。
第二のシャンパンと呼ばれるくらいですので、その風味からも食前酒(アペリティフ)にとてもおすすめです。
お食事なら魚介類、そしてデザートにもよく合います。
フランスのスパークリングは10ユーロ以下から
世界で人気の1番の理由は手頃なお値段でしょう!
フランスのスーパーではロワールのクレマンは5〜6ユーロくらいから。ロゼでもさほど変わりません。
日本でも千円台から、モンソーでも2千円くらいのようですね。
レストランのグラスシャンパン1杯とボトル1本が同じくらいじゃない? なんでなの?
ブランドとしてのシャンパンではない、というだけなんです
日本食にも合う、アルザスのクレマン
ロワールの人気が沸騰する前は、クレマンといえばアルザスが首位でした。これは特に、ロワールの方が優れているということではなく、シャンパンの風味に近いことや、商業上の力の入れ方が理由でしょう。
フランス国内ではクレマンの半分以上がアルザス産です。
ロワール、またはブルゴーニュのクレマンはシャンパンの代わりとしての役割が大きいですが、アルザスは隠れた宝石といえるくらい、乾杯によし、葡萄の種類にもよりますが食事によく合うんです。個人的には日本食にもよく合うと感じています。
私はリピート止まらず、フランス暮らしの大変さも「まあいいか」と泡と消せる夕暮れが愉しくて
アルザスのクレマンは日本人が好きになると思う理由
アルザス地方とは、フランスの地図に向かって右上の方。ライン川に沿ってドイツ国境に近いストラスブールからミュールーズへ南下する地域です。
アルザスのクレマンの特徴
ロゼはピノ・ノワールだけで作られ、オーガンジーのドレスのように繊細で口当たりが優しく、パワフルなシャンパンとは対極の感動があります。
白はクレマンにより以下の葡萄がブレンドされています
- ピノ・ブランは繊細な爽やかさを
- リース二ングはエレガントでフレッシュなフルーティーな香り
- ピノ・ノアールは芳醇さを
- シャルドネは繊細で軽やかな香りをもたらします。
リース二ングは特に、ワインの中でも食事に合うワインとして人気があります。濃厚なチーズ料理もリース二ングがあれば何とか消化できる?ような爽やかさです。日本ではリース二ングワインは人気がありますね。
アルザスのクレマンの白は、リース二ングの美味しさを味わえます。
いただく料理にもよりますが、日本食の食事にもよく合います。
ブランドと値段から解放されると美味しい選択肢が増えるわね
日本のAmazonでロワールとアルザスのクレマンのセットを見つけました。辛口5本とやや甘め1本の6本セット。
Merci et à bientôt !
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