フランスにおける新型コロナウィルス関連の情報は在仏日本大使館からの注意喚起のページで詳しくお知らせしております。
- 在住者の移動制限の書類に関するきまり、移動の際の注意事項
- 罰金を狙うニセ警察に注意
- 日本に入国する際の措置
などに関して逐次更新しております。
パリの今の治安の様子と、旅でスリや盗難被害に遭わないためにはどうすればいいの?
Bonjour ! 胡桃です。この記事では最近のパリ、フランスの様子と、CDGに到着後のタクシー利用の注意点、手荷物のセキュリティで注意したいことについてまとめています。
▽パリの現在の詳しい状況については、在仏日本大使館からの注意喚起 をお役立ていただければ思います。
2017年2月に、ルーブル美術館に武装した男が入ろうとした事件がありました。それを受けてパリの主だった美術館では、一般の入場者全員がセキュリティチェックを受ける設備、体制が整っています。
パリCDGからパリ市街までの渋滞に注意
パリに着いたら、まず気をつけること
日本から12時間のフライトを経て、やっとパリCDGに到着、
スーツケースを無事にピックアップして、タクシー乗り場はどこかな・・・と歩いていると
” Bonjour Madame, vous voulez un taxi ? “
ボンジュールマダム、ヴヴレアンタクスィ?
タクシーをご入用ですか?
と、タクシードライバーと思しき男が近づいて来ます。
感じが良くて、荷物を持ってくれたりして実に親切です。
ですが
これは料金をボッタくろうとするタクシーです。
絶対について行ってはいけません
さらには、ボッタクリタクシーの仲間のオートバイに後をつけさせて、
仲間に車の窓ガラスを割らせてバッグを奪う手口も起きています。
タクシー代をぼったくられないための鉄則
タクシーを利用するときは、 必ずタクシー乗り場から乗ること。
タクシー乗り場から乗るタクシーなら安全か?
パリCDG空港からパリ市街まで、車を使うとうんざりする大渋滞。
特に夕方パリに到着する便だと、市街まで1時間くらいかかることもあります。
この渋滞中に、ボッタクリではない、正規のタクシーの窓ガラスが石などで割られ、乗客のバッグなどが奪われる事件が相次いでいて、数件の邦人の被害も報告されています。
ここで、ちょっと考えてみたいと思うのですが ⬇︎
盗まれたバッグは、実はご自由にお持ちください、状態ではなかったか?
・無防備に座席の上にゴロンと置かれていなかったか?
→重要だと思いませんか?
・バッグのストラップを腕に絡めていなかったのか?
→かなり重要だと思いませんか?
このような被害状況の肝心なことは全然伝えられないのでどのような状況で失ったのか?はわかりませんが、 日本にいても電車に乗った時など、自分のバックを脇に置くクセも気をつけたいところ。無防備はアブナイですね。
タクシーに乗った時に気をつけること
ハンドバッグ等の手荷物を足の後ろに置くか、 スーツケースにバッグを入れるなどして外から見えないように、というのも大事ですが
とにかくバックから目と手を離さないこと!
パリから市内へ、リムジンバスがちょっと安心
パリの平日の夕方はほぼ間違いなく渋滞していますので、空港から市街まで、タクシーではなくリムジンバスを利用するという方法もあります。
CDG→オペラ、CDG→凱旋門、など、ホテルに近い場所までリムジンバスで行き、そこからタクシーが必要であれば利用します。
オペラに到着すると、タクシー乗り場が離れていてちょっと不便ですが、バス+タクシーだと費用的には割安です。
パリの事情に慣れていれば、鉄道という手段もあるものの、初めてパリに着いて、ハンドバッグとスーツケースを持って列車に乗り込むのは、ちょっと躊躇われますね。
旅行者しか乗っていないリムジンは公共の乗り物と比べたら安心ですが、どこにいても「日本ではない」ことを忘れずに、一瞬の気の緩みを狙われない注意が必要です
万一!被害に遭ったら
犯人の追跡より、警察 112 に通報 !!
なぜフランスは治安が悪くなったのかな
パリはここ3 、4年の間にも、急激にホームレスが増え、路上には子供を含む、一家で座っている姿も珍しくなくなりました。
メトロのオペラ駅なんて、地上には華麗なるガルニエ宮、地下は息を止めて歩かねば?という状態です(*´Д`*)
治安が悪くなった背景の一つは、世界的に広がった格差もあるでしょう。
ネット社会になり、スマホが普及して、豊かな国にもそうでない国にも、同じ情報が一瞬のうちに行き渡るわけですね。
他人、他国との差を思い知らされるような世の中が、不満を爆発させて犯罪を助長させるようになってきたのかもしれません。
よく生きようとする人は良い情報を得て成長していこうとするでしょうし、現状を恨み、犯罪に走るものには悪さをするための情報が集まるでしょう。
でも、ネット社会になる前から、フランスは物騒といえば物騒でした。
以前だったら、外国はこんなものだろう、と旅の笑い話で済んでいたことも、今や観光客に降りかかる現実として立ち向かう必要があります。
ですが、旅の間に「被害」に遭った人の話を聞くと、やっぱりスキあり!(゚Д゚;) な理由が見えてくるものです。
被害に遭わないように意識を忘れずに行動すれば、旅はちゃんと、感動の楽しい旅になります。
パリ到着後のセキュリテイまとめ
- 常に防犯モードでいる心がけ
- タクシーは、タクシー乗り場以外からは絶対に乗らない
- ハンドバック、手荷物を脇や後ろに置かない。目を離さない
お気をつけて、よい旅を!
Merci et à bientôt !
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