フランス語のオリジナル単語帳を作り始めたけど、ばっちり覚えた単語より「なんだっけ?」の方が多くてホントに困っちゃう。フランス語見て「なんだっけ?」日本語見てフランス語で「なんだっけ?」 記憶に刷り込む方法があったら教えて欲しいわ。
sommaire/目次
単語の記憶を呼び出す、あなただけのマドレーヌを持ってる?
Bonjour ! 胡桃です。オリジナル単語帳を作ったら、それを使いつつ記憶に残す工夫をしてみましょう。私はコンピュータータイプではないし、覚えもいい方ではないので、覚える工夫、覚えたことを呼び出す工夫に励むわけです。
この記事では機械的な暗記方法より、単語+マドレーヌ、つまり記憶を思い出す手がかりを作る工夫をご紹介します。
フランス語の単語に色や香り、形や感触をまぶす
例えば
copieux, copieuse
「 豊富な、たくさんの」 という意味で、
un repas copieux
「たっぷりの食事」 という意味などで使われます。
なんか覚えにくい単語ね。どうやって覚えようかな?
単語のスペルを頭に叩き込む?
それとも
単語カード派だったら、ひたすらに裏返す作業を繰り返す?
私はこんな時、どんな風に覚えるかというと、私なら
小公女 セーラの登場です
(´∀`lll)
ああ、極寒の屋根裏部屋でセーラの人生の危機に魔法が始まった・・・あの瞬間ね!
暖炉に火があかあかと燃え、ケトルがシュンシュンと湯気を上げ、テーブルの上には・・・
たっぷりとした食事が!!!
と、イメージが湧くと、発音と綴りと意味が簡単に結びついちゃう!(#^.^#)
全ての単語にこのようなイメージを持たせることは難しいですが
覚える という望む結果を目指して出来るだけマドレーヌをこじつけます。
(● ̄m ̄●) ♪
まあ、そこまでする必要のない、頻繁に使われて覚えていく単語も多いですが、
いずれにせよ、暗記のコツは
記憶を呼び戻す、私たちのマドレーヌを作る
こんなアホみたいな( ̄^ ̄ ;)工夫が、なんと暗記の助けになることか。
プルーストさん、笑わないでね(*>_<)
フランスで日本語と漢字を教えるようになって、漢字は日本人にとっては口ほどにモノを言う
「絵」のようなものだなとつくづく感じています。
なので、漢字の輪郭?とフランス語の単語がマッチするのは悪くないと思います。
ですが、日本語に縛られない方がより楽しいな(*^-^)
フランスのフランス語の雰囲気を単語から感じ取ることを大切にしたいものですね。
あなたのオリジナル単語帳を使って覚えていく方法
カード派の方はカードを裏返しながら、
私は単語シートで、単語の右=日本語の意味を隠しながら暗記の作業に入ります。
私はブツブツ発音しながら、沢山書いて覚えるわ
発音しながらは欠かせませんね。たまには書いて覚えるのをやめて、ちょっと必死モードに追い込んでみましょう。
かつての日本では学生のことを「書生」と呼んでいましたね。
そう、 ”伊豆踊り子” の主人公の 書生さん です。
日本において「学ぶ」「独学する」っていう姿は、
ひたすらに黒い字で書き続けるイメージがありませんか?
書いて覚える 書いて覚える 百回書けば手が覚える・・・
黙々と読み書きこそが勉強の姿のようですね。
実際、日本人は25歳くらいまでに3千から5千語近い漢字を覚えるわけですから、書くことなしでは習得が成り立たないわけです。
読む とう行為も、最近では音読の大切さにスポットが当てられるようになりましたが、こと勉強においては、文字を追い、書いて内容を理解することだった歴史が長いと思います。
ですが!
時代はネット社会になりo(`・ω・´+o)
アルファベットで構成される言葉を学ぶには、日本式の読み書きよりも
見て聞いて口に出すアクティブな方法が向いているのではないかと思うのですが、
いかがでしょうか?
目がカメラや手の代わりをする?
あなたがフランスの憧れのリゾート地の夕日が見たくて
やっと夢叶い、オレンジ色の空の下に佇んでいるとします。
さあ、カメラに収めなくちゃ、夜にはfacebookにアップしよう♪
その時
(`・д・´)!
カメラの電源が入らない?? 故障だわ。。。
スマホの現地SIMカードは明日買いに行こうと思ってた矢先。
美しい夕暮れ時
小さな街のショップはすでに閉まり
目の前には息を飲むような風景が広がっている・・・
よりによって、なんでこんな時にカメラが壊れるわけ?
私が一体何をしたっていうの?
・゜゜・o(iДi)o・゜゜・。
こんな時、あなただったらどうしますか?
見たもの聞いたことは再現できる。では、書いたものは?
・・・目に映った全てを覚えておこうと、必死で目に焼き付けようとすると思うな
その気持ちで単語を見るんです。目を、カメラにするんです
私たちが生きている現代は昔ながらの書生さんではありません。
いつもいつも人のために生きている、忙しい大人の日常が続いています。
私たちが勉強できる時間は、限られているから、現代の大人は五感をフル動員したアクティブな勉強法を取り入れたいものです。
じゃあ、具体的にどうすればいいの?
目にスペルを覚えさせる気持ちであなたの単語帳を睨みつけます
( ̄O ̄; ))
ペンを持たずに覚えてやるわ!くらいの気迫です o(・д´・。)○
次に
単語を目で見て、発音しながら
意味を掘り起こす!
なんだっけ💦
なんだっけ💦
なんだっけーーっ💦💦
諦めずに私のマドレーヌを探しまくる!
独学って、
大騒ぎ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
こうして晴れて正解に繋がれば
単語の意味が記憶から簡単に消え去ることはないでしょう (・д´・。)
小さな勝利ですね (=^▽^=)
書いて覚えることの小さな危険
単語のスペル、ひたすら書くことで、確かに覚えられます。
書くという行為、実際にすごく時間がかかりますが、早く覚えたいから一生懸命書きます。
ですが、実は!
書いて覚える習慣には、書かないと思い出せないかも!という危険も潜んでいるのです (゚Д゚;)
私はフランスに住み始めたばかりの頃、
幾度となく書いてあればわかるのに。。と真剣に思ったことがあります。
マズイな、この症状 ((( ;゚д゚)))
私たちが目指す状態は、フランス語の筆談ではないはず
フランス語の単語、覚え方まとめ
- 毎日の単語量=ハードルを上げすぎないこと
- 単語の意味をイメージから呼び出す
- 短時間の勉強時間内に、筆記用具がない気持ちでスペルを見てみる
- スペルを書いて覚えることに重点を置かない
夜、寝る前にフランス語でも日記でも、書くと気持ちが落ち着きますね。
でも、今日睨みつけた(くどいですね^^)単語を思い出すだけでも復習は上出来です。
ささっと睨んで覚えて→寝る。
眠っている間に記憶が整理されるのを利用しないと損ですね!!
Merci et à bientôt !
この記事へのコメントはありません。