フランスのバレンタインデーってどんなかな?女子から告白する日なのかしら?
Bonjour ! 胡桃です。日本では女性は告白のチャンスということで、ドキドキしながらチョコレートを選び、意中の男性にプレゼントしてみる!日ですが、フランスのバレンタインデーは趣が違います。いやいや、さすがアムールの国❣️と感心するような日なんですよ。
フランスのバレンタインデーとはどんな日?
フランスの2月14日は、恋人たちのお祭り❣️ ということ。
フランス語で
La fête des ‿ Amoureux
ラ フェットゥ デザムる〜
リエゾンをお忘れなくね(*^-^)
自分たちカップルの愛をお祝いする日なのです。
フランス風にいうと、カップルが
優しさ、共謀、官能?に溢れた時間を過ごす日。
(´・∀・`)
バレンタインデーとはカトリックに由来する古いお祭り
バレンタインデーの歴史を遡ると話が長くなるのですが、カトリックに由来する古いお祭りです。
元々は、269年にローマ皇帝の迫害で殉教していた聖ウァレンティヌスに由来する記念日。当時のローマでは2月14日は女神ユーノーの祝日だった。ユーノーは全ての神々の女王であり、家庭と結婚の神でもある ・・・ウイキペディアより引用
フランスのカレンダーには毎日聖人の日があり、2月14日は
聖人 Sait-Valentin の日なのです。
フランスのバレンタインデーはどのように過ごすの?
恋人同士のお祝いということで、男性が最愛の女性に赤いバラの花束を贈るのがポピュラーですが、
特に、二人でシャンデリアの下でロマンチックなディナーをとったり、互いにささやかなプレゼントやカードを贈り合ったり。
古くからあるお祝いではありますが、バレンタインデーにこのように盛り上がるのは商業イベントが先導する近年のこと、主流は若者のようです。
恋人がいない人にとってはちょっと寂しい?カップルの日です。
フランスのバレンタイン、男性から女性への贈り物ベスト3
真っ赤なバラの花束以外の定番の贈り物といえば
- 突飛なもの
- いたずら心に溢れたもの
- 官能的なもの
- 美味しいもの
・・・などですが、よく選ばれるのは
- 香水
- ランジェリー
- アクセサリー
バレンタインが近くなるとコスメショップではレジに男性客の行列ができるし、ランジェリーショップやデパートの売り場にも普段に増して男性の姿が見られます。
香水
フランスのコスメショップを parfumerie パフュメリーといい、香水店、化粧品店のことをさします。
昨今のフランスは、ひと昔前のように香水臭い人は少なくなったと感じますが、香りを贈る習慣は伝統ともいえます。
自分に似合う香りを探すより、パートナーに選んでもらった香りの方が客観的な自分のイメージだったりする新鮮な発見もあり、愛が深まりそうなプレゼントですね。
ランジェリー
日本人からすると、セクシーな、という形容詞は勝負ナントカをさす?特別なものかもしれませんが、多くのフランス女性はセクシーでいるのが当たり前。
バレンタインデーやノエルに限らず、フランス女性の多くはいつもセクシーなランジェリーをつけているのが普通らしい。
男性から女性へのランジェリーのプレゼントも特別なことではなく、売り場でカップルで買い物をしていたり、男性が店員さんと熱心に選んでいる姿も珍しくありません。
アクセサリー
アクセサリーの贈り物は、身につけるものとして特別な気持ちが込められて、洋の東西を問わずプレゼントの定番ですね。
女性から男性へのプレゼントもあり
バレンタイン商戦が繰り広げられるのはフランスも同じです。
フランスのバレンタインデーでは告白のためのプレゼントではなく、最愛の男性に、愛を深めるためのプレゼント。選ばれる物は様々ですが、
- ベルト、革小物など
- 下着
- アクセサリー
などが好まれるようです。
私が旅行者だったころ、当時在仏8年で私と同じ年の日本人女性の友人とパリで買い物をしていたとき、彼女はメンズの香水売り場に行き、あるボトルを手に取り、
友人:「ねぇ、この香り、どう思う?」
私:「いい香りね」
友人:「今度彼ができたらこの香水をつけてもらおうと思ってるの」
w(゜o゜)w
彼女は、よく立ち直ったと思うような形で恋を失って間もなかったのですが、私はアムールの国に暮らす彼女を眩しく、感動すら覚えたものです。
フランスのカップルのバレンタインデーの過ごし方
カップルにより様々ですけれど、子どもがいても夫婦でディナーに出かけたりします。
タイミングが合えば、コンサートや劇場などに行ったり、カップルは思い思いに過ごします。
レストランではバレンタインデーの特別メニューを用意するところも多く、予約でいっぱいになる店もあります。
バレンタインデーの夜のレストランは、店によっては入れないこともあるので旅行中などは注意が必要です。
バレンタインデーでびっくりしたフランス語
大したことではないのですが、フランス語の発音です。
突然耳にした
“サンヴァロンタン” というフランス語。
「なに?なに?なんのこと??」
これが例えば
le 14 février から始まって、
le quatorze février, c’est la Sant- Valentin.
と聞けば見当がついたかもしれないのですが、
一息で発音される “サンヴロンタン” と聞いたとき、何のことだかわからなくて。。。
知ってるつもりの和製英語、フランス語になるとダメじゃん(p_q、)の見本のようでした。
日本のホワイトデーには何を贈ろう?
日本でバレンタインデーが流行りだしたのは1058年頃からで、世に定着したのは70年代後半、仕掛けたのはモロゾフ といわれています。・・・
その後、菓子業界では、返礼の日を設けたらどうだろう?という動きが始まった。 ・・・ウイキペディアより引用
義理堅い日本?いや、販売商戦モリモリの日本にはお返しの日があり、フランスでホワイトデーの話をすると驚かれますが、年に一度のチャンスですので意中の女性には気持ちをしっかり伝えたいものですね。
フランス人男性のマネはしづらい社会背景があるものの、ちゃんと選んだ甘いものと一緒に香水など添えたら、かなり喜ばれるのではないかと思いますよ
(*^-^)
カップルが固ゆで卵にならないように、スパイスを振りかけて鮮度を保ちながら愛を深めていく努力? 面倒くさがればそれなり、やり甲斐のある努力かもしれませんね。
吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
Merci et à bientôt !
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