フランス語の手書きのメニューをラクラク読むには ーカフェ編

胡桃
Bonjour! 胡桃です

パリやフランスの街歩き、カフェで一休みは楽しみでもあるけれど、

バレエを習っているリラ子さん
黒板の手書きのメニューが読めなくていつも困っちゃう


黒板の手書き文字、アルファベしか書いてないはずなのに( ̄^ ̄ 😉  麗しいのかぶっきらぼうなのか、私たちにとって、ちょっとした曲者ではないでしょうか?

でも、心配ご無用!

前記事 勉強のモチベーションもアップ!フランス語の筆記体の書き方 で触れましたが、フランス語の文字の基本、フランス語のお習字=カリグラフィーの基本を知っておくと、黒板の手書きの文字はラクに読めるようになります。

フランス語のアルファベのブロック体と筆記体の書き方に続いて、今日は具体的に、本物の黒板に書かれた文字を読んでみましょう!

上の画像の読み方は、記事の最後に記してあります。

学校で書いていた英語と違う書き方の文字がある

 f, j, l, p, q, z

特に注意するのが S、英語の筆記体のエスを思い出そう

大文字は特に、カリグラフィーの文字で書かれていることがある

 特に E, G,  I, J, Q, T

数字の特徴 

 にカギがつき

 に横線がつき

 は  英小文字のg に似ている

 

*手書き文字は人によるので、フランス人といえど棒だけの1もあるし、普通のSもあります。Gはほぼ、Gです。

フランスの手書き文字の特徴

 

これらの特徴を知っておくだけでも、街中の黒板の手書き文字をラクに判読できると思います。

書いてみたい方は 勉強のモチベーションもアップ!フランス語の筆記体の書き方をご参照ください。

フランスのカフェの朝食のメニューを読んでみよう

それでは、この特徴を元に、実際の黒板の手書き文字を読んでみましょう。

パリの街の様子はネット上に溢れていますので、私の普段の散歩道の黒板をご紹介しますね。

 

また、メニューやお店のオススメなどが書かれている黒板をフランス語で

une ardoise アルドワーズ

スレート=薄い板 という意味です。

 

ご紹介する黒板はノルマンディだけに店舗を持つ、クラッシックなサロン・ド・テ『DUPONT デュポン』のものです。

その朝食のメニューを見ていきたいと思います。

季節のいい時にフランスを旅したら、テラスでゆっくり朝食をいただくひと時を楽しみたいものですね。

文字のデコレーションはくるくるとフランス語のクラッシックな書き方ですね。

何が書いてあるんだか@@@さっぱりわからん??

バレエを習っているリラ子さん
あ!よく見ると、前の記事で見た手書きの筆記体そのものだわ

Complet

コンプレ

朝食セット

 

Fromage  blanc

フロマージュ ブラン

チーズではなくヨーグルトのこと

 

Brochette  de  viennoiseries

ブロシェット ドゥ ヴィエノワゼリ

串刺しの甘いパン

 

Ficelle  de  tradition,  confiture

フィセル ドゥ トラディション、コンフィチュール

小さいフランスパン, ジャム

 

et  Beurre  d’Isigny

エ ブール ディスィニィ

ノルマンディのイスィニィ特産のバター

 

Jus  d’orange  frais pressé

ジュ ドロンジュ フレ プレッセ

搾りたてのオレンジジュース

 

Café, thé :

キャフェ、テ

コーヒー、紅茶

 

ou  chocolat  aux  choix, 

ウ ショコラ オ ショワ

または、ショコラ(ココア)

 

Existe  également  en 

エグジストゥ エガルモン オン

Super  complet

シュペール コンプレ

素敵な朝食ですよ

 

せっかく読めて辞書を引いたのに、わからないメニューがありますね。

Brochette  de  viennoiseries

ブロシェット ドゥ ヴィエノワゼリ

 

えっ?ブロシェットって、朝からバーベキューでも出てくるのかえ?

となりそうですが、説明しますと

・ヴィエノワゼリ とは?ペストリー生地で焼いたいわゆる菓子パンのこと 詳しくはヴィエノワズリーWikipedia   

・ブロシェット とは竹串、焼き串のこと

つまり、パン・レザンやパン・ショコラ(パン・オのオは省略されて使われることが多い)が、バーベキューのように仕立てられているわけです。

パンはもちろん小ぶりですが、フランスが日本料理のスタイルを取り入れている、思わず笑っちゃう例です。

 

黒板にお値段の明記がないので付け加えておきます。

左が室内/右がテラス席

・12歳までの子どもメニュー 9.5€/10.50€

・黒板のメニュー 16.9€/18.70€

・プラス卵とフルーツ 21.90€/24.20€

 

かん単なお食事のメニュー、f の書き方に注目して読んでみよう

Moules  frites

ムール フリットゥ

ムール貝のワイン蒸しとフライドポテト

・ marinière 15€80

  マリニエール

  普通のワイン蒸し

・normande    17€80

  ノルマンドゥ

 普通のワイン蒸しに生クリーム入り

 

Poissons

ポワソン

frais

フレ

他にも新鮮な魚介がありますということですね。このエフは特徴がありますね。

 

胡桃
あなた自身が実際に書いてみると簡単に読めるようになります

バレエを習っているリラ子さん
一度読めれば今までなんで読めなかったのか不思議なくらい。聞き取りと同じ感触ね

 

パリ16区で生牡蠣を食べたときのこと

 

この写真は、私がパリの16区という地区にふんわりと憧れていた頃、パリへ3度目の旅で、その16区で、フランスで初めて生牡蠣をいただいたお店です。

お店の名前は木に隠れて見えない字があるものの、La Mouette =カモメ と書かれていることがわかります。

カモメはブルターニュやノルマンディを象徴する存在でもあり、フランスの海の幸を示しています。もちろん、当時はそんなこと知るよしもありませんでしたが。。。

16区のマルモッタン・モネ美術館を後に、高級住宅地の美しい建物の景観の中を歩いていると、この店の前を通りかかり、ワクワクしながら店内に入りました。

 

その時に嬉々として注文したのは⇩⇩

 

食べたいものに行き合えてそれは嬉しかったですが、さらに、(写真には写っていません)赤い液体が入った小さなボールが添えられているのに目が釘付けになりました。

「何だろう?」

赤い液体の中には玉ねぎのみじん切りのようなものが入っています。

塩と胡椒も置かれているので、これははもしかしたら

子どもの時にディズニーの不思議の国のアリスで知った

胡桃
牡蠣を塩と胡椒とお酢でいただく食べ方なのかもしれない 

と思い、

殻を手に取り、それをスプーンですくってそおっとかけて、牡蠣を口に入れると・・・

 

胡桃
ああ、牡蠣ってこうやっていただくものなんだわ。なんて美味しいんだろう

と感動して、お店のムッシューにこの美味しい赤いヴィネガーは何なのかと尋ねました。

 

するとムッシューは満足そうに笑いながら

「日本人は牡蠣をレモンでしか食べないのに、あなたは珍しい日本人だね」というようなことを言いながら、作り方を教えてくれました。

これが、その時ムッシューが書いてくださったものです。10年以上前の思い出のデッサンです。

 

 

赤ワインビネガーにみじん切りのエシャロットと胡椒を2回振るだけなんですが、当時は日本に赤ワインビネガーはなかったので、とても珍しく感じました。

そして、

この  EchAlotte  という文字に注目してください!

手書きの字は人それぞれとはいえ、フランス語のお習字の基本からはやはり外れていないということがわかりますね!

 

これは私の街での写真ですが、エシャロットのみじん切りが見えますねww

 

 

 

文字がわかれば、あとは単語を調べれば済むことですが、ただのアルファベが読めない(・ω・ ;)(; ・ω・)となると、調べることもできないのでお手上げですよね。

長年の字の習慣は誰しもなかなか抜けないものですが、フランス語の字体を意識して書くことで、フランス人の手書きの文字もグッと身近になります。

ちょっと気をつけるうちにフランス語の手書き文字がクセ!になりますので、ぜひ楽しみながら書いてみてくださいねww

フランス語の午後のお茶のメニューも、難しくないね

 

それでは最後に、この記事のトップの画像の黒板を読んでみましょう。

お店は同じくDUPONT の、午後バージョンです。

 

4h  de  Proust

プルーストの4時

Dupont  avec  un  thé

デュポン アヴェッキャン テ

 

 1   Chocolat  chaud  au  choix  

ショコラ ショー オ ショワ

ショコラの選択

   Brésilien  50 %  de  cacao

 ブラジリアン カカオ 

 Caraibe  70 % de  cacao

 カリブ カカオ

   Equatorial 70 % et  gout  café

   エクアトリアル   エ グ キャフェ

   赤道地方の カカオ、コーヒー風味

    ou   または

  1 Thé  au  choix 

 テ オ ショワ

 紅茶の選択

 

  2 Madeleines

 マドレーヌ 2個

 

  Salle 9.10€ -Terrasse 10.10€

  サレ 室内   ーテラス席

 

つまり、〈失われた時を求めて〉にちなんで、午後4時からお茶とマドレーヌ2個セットのメニューがありますよ、ということです。

有名なショコラティエの店とあって、ショコラにもひと方ならぬこだわりが感じられますね。

観光客も多いこのお店、料金はフランスの書き方ではなく、どの国の人にもバッチリ読めるように、活字体 (つ゚o゚⊂) これぞ明朗会計ですね笑

 

 

私も試しにマドレーヌとショコラをいただいてみました。マドレーヌはしっとりと、ショコラはすごくレトロな、ミルクが濃厚な味わいでした。

マドレーヌ自体バターたっぷりなので、ショコラでは重すぎ〜、やはり紅茶でないとプルーストから苦情が来そうです(*^-^)

 

それではまた!

Merci  et  à  bientôt !

 

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