フランス語の à 、辞書見てると使い方が多すぎて、あー頭痛い。どうやって覚えればいいの?
Bonjour ! 胡桃です。àに限らないけれど、一度に覚えようとしない方がいいですね。àが出てきたらその都度、どんなàなのか?調べると案外ホクホクした気持ちになるものです。この記事ではàの中からひとつ、すぐに覚えられる用法を見ていきましょう。
sommaire/目次
falloir と同じ役目のà があるよ。
フランス語の動詞 falloir といえば、「〜しなければならない」というような意味で、よく使う動詞として忘れることのない動詞ですね。
文をひとつ見てみましょう。
C’est un livre qu’il faut lire.
関係代名詞を使い、「読むべき本」「読む必要がある本」という意味です。
このような意味の文を、à で表現することができます。
C’est un livre à lire.
文法は être + à + 不定詞で 必要、目的、適合を表し、上記と同じく「読むべき本」の意味になります。
関係代名詞を使うもの、と思い込んでいた表現が、あっさり à で完成ですね。
このような文は、わからない単語はないのに意味がわからない、例かも知れませんが、実にフランス語らしい表現です。
C’est une utilisation à apprendre.
覚えておくべき用法 ね
因みに、avoir + à + 不定詞 で「〜しなければならない」という用法になります。
à の使い方を覚える方法はあるか?
à の用法は星の数ほど!ありますが、辞書からノートに写してまとめておしまい、では、その場の満足感はありますがなかなか記憶に残らないものです。
もし、à の用法を隈なく覚えたいなら、à の集中トレーニングがおすすめです。
来る日も来る日も、à の用法を繰り返すのです。1か月くらい続けると、かなり記憶に根ざすことでしょう。
あとは、辞書にずらっと並ぶ用法はどれも重要そうに見えて、その場でスルーしにくい気持ちになったりするかも知れませんが、今必要でないことはスルーすると決めてしまうのもひとつの方法です。
けっこう気が楽になり、ゆったりしていると必要なことが降りてきたりするものです。
Merci et à bientôt !
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