コロナウイルス自粛

   

コロナウイルスの自粛って、何のこと?何をすればいいの?

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眠れる森のフランス語胡桃

Bonjour ! 胡桃です。日本のコロナウイルスの感染拡大を受けて、政府からは自粛要請の連呼となりました。しかしながら、目に見えないウイルスに対しての自粛とはどんなことなのか?何のためにするのか?何をすればいいのか。わかりやすくお伝えしていきます。

▽フランスにおけるコロナウイルスによる制限事項、交通、渡航などの情報は、こちらの記事で逐次更新しておりますのでご参照ください。

コロナウイルスに限らず、風邪、インフルエンザ、日本だったらノロウイルスも同様ですが、ウイルスは一人で動き回るのではありません。

人が動くから、つまり、人を介して伝染するのです。

ウイルスが知らないうちに付着した手で他のものを触り、それが鼻や口から入り込むといわれています。

コロナウイルス感染防止の自粛要請とは?

3月26日現在、国からは強制はできず、自粛、つまり、各自の考えに委ねるから、各都道府県と国の意向を理解して行動して欲しい、という段階です。

非常事態宣言が発令されていないため、法律上、規則や強制にできないのです。

では、なぜこんなに「お願い」されるのでしょうか?

世界のコロナウイルスと日本のコロナウイルスは違うの?

世界で加速度を増して広がっているコロナウイルスですが、日本では春分の日の3連休までは、拡散が抑えられていました。

欧米の爆発的な感染からすると、発症例数は信じられないくらい少なかったです。

日本はなぜ感染が抑えられていたの?

親日家の多いフランスでは、日本人の公衆衛生観念の高さや行動を自粛できる国民力によるものだろうと高い賞賛の声が上がっています。

欧米の挨拶といえば握手、個人の間ではハグやキス、フランスでは土地によっては、挨拶のキスはほっぺに2往復がきまり、のようなところもあります

(((; ゚ー゚))) 

1日中何人もの人と握手してキスして抱き合って、手も顔もろくに洗わないのですからコロナならずともウイルスが簡単に感染するのも当然でしょう。

日本では「近い人」ってそれだけで敬遠されたりするもの、人との距離は暗黙の1メートルがお約束と言っていいでしょう。

なので、日本は持ち前の清潔力で感染拡大を持ちこたえてきたといえるかもしれません。

フランスの外出制限とは?

フランスではきょう3月26日現在、外出は政府が許可をしている事項のみで、それに該当する場合でも、外出証明書が必携と決められています。

学校、カフェやレストラン、食料品を売る許可された店舗以外の商業施設は閉鎖されています。フランス全土のビーチも閉鎖です。

外出が許可されている事項を簡単に記しますと

  • 仕事に行く
  • 日常生活に必要な買い物
  • 通院
  • 子どもの面倒を見るためなど家族のための用事
  • 軽い運動や犬の散歩などは半径1km以内、1時間以内に限って許可
  • 警察からの呼び出し
  • 行政上許可されている集まりへの参加

食料品やトイレットペーパーなど日用品は、地域により違いがあるものの切迫した品不足ではないようですが、手に入らないものはアルコール消毒液とマスクです。マスクは元々日本のように使う習慣がありませんでした。
▽フランスのマスクについてはこちらの記事で詳しく

規則に違反すると罰金、勾留も

規則を遵守しなかった場合はどうなるか?

  • 外出制限の規則に違反した場合は135ユーロの罰金、「15日以内」に繰り返した場合は1,500ユーロに引き上げ。
  • 「30日以内に4回違反」した場合、罰金は「罰金3,700ユーロ、最高6か月の拘留」に引き上げ。

いかに規則を守ろうとしない人が多いかということを物語っていますが、それだけ感染拡大が恐ろしいということに他なりません。

別に、罰金で儲けようとしているわけではないのです。

イタリア、スペイン、フランスで感染拡大する3つの理由

各国の生活事情は同じではないものの、共通する大きな理由は次の3つです。

  1. コロナウイルス肺炎を人々が甘く軽く見すぎている
  2. 移動制限などでパニックになったときの人の流れ
  3. 人との距離が近く不衛生な生活習慣によって飛沫感染の危機感が薄い

じゃあ、日本は感染拡大するの?

では、日本は当てはまるのか?1つずつ見ていきましょう。

甘く軽く見すぎている=危機感がない

イタリアの医療現場で聞かれ、今やフランスの医療現場からも国民の危機感のなさに怒りすら覚える声が上がっています。

ヨーロッパで最初に感染爆発したイタリアはまさに、楽天的な国民性もあり、人との触れ合いをしないなんて考えられない、友が感染したら一緒に感染するだけさ、などどうそぶいているうちにみるみる惨状になりました。

こうしたイタリアやスペインの例があるのに、フランスも何も学んでいないのです。

もし日本も甘く軽く見ていたらどうなるでしょう?

パニックになって人が買いだめに走ったとき

イタリアでは特に、移動制限が出て、ミラノ駅から南に向かう列車めがけて人が大移動しました。

フランスでは、カフェとレストランなどが閉鎖されることになって、スーパーに人が押し寄せ、大きな町のマルシェは年末のアメ横さながらの人手になりました。

私たちは風邪を引いていたって、人混みは避けようとするのが普通ですよね。それをみすみすウイルスの中に身を投じに行くようなものです。

東京のスーパーも同様でしたね。人混みであることを忘れて慌てて買い物に走ります。

都知事は、買いだめに殺到すると別の不安が起こる、というようなことを話していましたが、何の不安だかわかりませんね。

ここは、感染しないために、今は人混みに行かない、と解釈すべきでしょう。

3については日本の場合は大きな問題はないと思います。

日本には日本にしかない都市構造があるから

小さな国土にひしめく街のかずかず。どこの国にも見られない密集した構造が特徴ですね。パリは端から端まで歩けるほどの小さな街、同じように感染拡大したとしても、メガトン級の東京がどうなるか、想像だにつきません。

コロナウイルスは誰でも感染の可能性がある

ヨーロッパでも感染当初は、高齢者や基礎疾患のある人が感染しやすいといわれていましたが、今現在は年齢や健康状態に関係なく、誰もが感染する可能性があるという認識に至っています。

英国の病室から30代の健康だった女性が呼吸困難から回復して誰でも感染する可能性について発信しています。

さらに、感染していながら症状がない人から感染するということも明らかになっています。

日本は発症例の数そのものが少なかったこともあり、コロナウイルスがどんな病気なのかは、海外の例を見る必要があるでしょう。

コロナウイルス感染予防の自粛とは何をすること?

県知事、都知事、総理が「自粛をお願いします」と繰り返しています。

お願いされているということは、どうするかは個人の自由のように思うかもしれません。または、それほど重要な、危機迫ったことではなさそうに感じるかもしれません。

日本語の、とても難しいところです。

自粛ということば、英語ではserf-restraint , つまり、日本語でいうセルフなんとか、という意味になり、自粛とは、自分で自分を守ることと言ってもいいでしょう。

外出を自粛するとは、自分で自分の命を守るために不要不急の用事で出かけないと決めること、といえるかと思います。

頼まれたって健康のために外出しない、罰金代くらいのお金をもらったって花見なんかしないという気持ちになることでしょうか。

必要なことは、生き延びる行動だけ

食料の買い出し、必要な通院、ひとりでは生きることができない子どもの世話。つきつめると、これ以外の用事はしなくても命に関わらないのです。

買い出しのパニック前に備蓄をされていなかった場合には、アマゾンなどで早めに、落ち着いて買っておくといいでしょう。

通販で買い物したものが届いても、リアル店舗での買い物と同様にパッケージを除菌しましょう。

世界のコロナ感染の状況を把握するには

ニュースなどで発症数の数の元にしているのが、このデータです。(見たくない方は見ないでください)

ジョンホプキンス大学発行のマップ、リアルタイムに近く、世界の状況が更新されています。

国別に発症数、死亡数、回復数を見ることができ、その数字からコロナウイルス肺炎の姿を分析してみると、感染してもほとんどは軽症で済むという日本の情報をどのようにとらえたらいいか、自粛する理由が見えてると思います。

おわりに

フランス語数えられない名詞

日本はオリンピックの決着と桜があいにく重なりました。

これまでの頑張りが水の泡と帰してしまってはなんとも残念なので、どうか持ちこたえて欲しいと切に思うのです。

不要不急の外出を自粛するとは、自分の命を自分で守るセフルガードのことです。

フランスでは 政府から RESTEZ CHEZ VOUS 

家の中にいてください。外へ出ないでください。と発令されています。

それ以外にここまで感染が広がってしまった危機を脱する手立てがないからです。

自粛とは、自分の命を自分で守ることを考えること。

お互いに頑張って乗り切りましょう!

眠れる森のフランス語胡桃
お読みいただき、ありがとうございました。

Merci et à bientôt !
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ベルリッツ

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