フランスでの10年滞在許可証、申請から面談まで

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眠れる森のフランス語 フランスでの10年滞在許可証、申請と面談まで

胡桃
Bonjour! 胡桃です

フランスで結婚して3年目の今年、いよいよ10年滞在許可証の申請が可能になります。

私は今、全ての手続きを済ませて、10年ビザが下りるのを待っているところです。

各県、市役所によって流れは違うと思われますが、私の住む14県での状況を記しておきたいと思います。

特に、モチベーションレターのこと、市役所での面接のことなど、これから申請する方のお役に立つことがありましたら、大変嬉しく思います。

これまでの1年ごとの申請と同様に申請用紙をもらい、必要書類の指示を受け、申請日の rendez-vous (時間予約)をもらいました。

rendez-vous をもらうだけでもかなり気がラクになりますね。

当日、同行した夫は身分証明書としてパスポートを持参しましたが、フランスの一般の身分証の提示を求められました。

書類に不足はなく、récépissé (仮の許可証)が交付され、まずは安堵と開放感に浸ります。

(^▽^) (^▽^) 

次は市役所で面接があるって

県庁でrécépissé を受け取ると、管轄の市役所で面接があることを告げられました。

約二週間後、市役所から電話があり、面接日の rendez-vous と、その前にモチベーションレターの提出日を言い渡されました。

モチベーションレターの提出は月曜日、面接はその週の金曜日です。

フランスでの10年滞在許可証申請のためのモチベーションレターとは

バレエを習っているリラ子さん
モチベーションレターって、なに?

フランスでの10年滞在許可証を賜りたく・・・、というお願いと共に、自分の状況をまとめて、フランス、フランス社会との前向きな関わりなどを示す内容の手紙です。

 

バレエを習っているリラ子さん
どんな用紙に書けばいいの?日本のレポート用紙のようなものを使うのかしら?

 

胡桃
プリントアウトに使う、ただのコピー用紙に書きます

(* ゚ω゚ *)

個人が行政機関などに書く一筆も、医者の診断書も、フランスではA4の、ただのコピー用紙に手書きをするのが普通です。

スーパーでも500枚パックなどのコピー用紙が何種類も並んでいます

(つ゚o゚⊂)

 

バレエを習っているリラ子さん
書式は決まっていそうね?

B2の試験などでは、求職関連のモチベーションレターの書式を覚える必要がありますが、滞在許可のモチベーションレターの書式もネットにあるかな?と検索してみたら、

ありました。ヽ(゚▽^*)乂(*^▽゚)♪

書き始めと結びの文章は決まっていることのようなので、その間に自分のことを加えてアレンジすればなんとかなるかなと思いました。

私の先生に aider(助け) をお願いしたかったですが、ヴァカンス中だったのでさすがに躊躇われました。

ですが、「10年」という年月の誘惑におののき、思い切って先生に連絡をとってみたところ、その日のうちにレターを添削してくださいました。

ネットで見つけた文章もやはりいくらか直してあって、この上なく礼儀正しいフランス語の文章に変わっていました。

私の状況は*仕事なし、子どもなし*の例ですが、書き出しと結びの間に、必要に応じて書き加えれば大丈夫だと思いますので、

もし、10年滞在許可証申請のモチベーションレターの書き方でお困りの方がいらっしゃいましたら、CONTACTフォームに「モチベーションレターフォーム希望」とお書きいただいてお問い合わせください。

折り返し、書き方のPDFを添付したメールで返信いたします。

時差もありますので、余裕を持ってお問い合わせくださいね。

おついでに小サイトのご感想などいただけましたら幸いです(^_^)

内容の添削は対応いたしておりませんのであらかじめご了承くださいませ。

 

モチベーションレターは手書きで一生懸命書きました。

ペンのインクはラミーのブラック。

私は字が大きいので、A4に2枚びっしりの分量でした。

何度も書き直したので、普段使わない単語や表現でしたが、覚えるものですね(*^-^)

市長さんと面接までのドキドキのおかげでフランス語が前進したかも?

面接の当日は、私の先生もヴァカンスから戻っていて、久しぶりにレッスンがありました。

前日に市役所で面接があることを伝えてあったので、先生もなんとなく緊張気味でした。

市役所では職員が面接をするのか、それとも直接市長さんと話すのか?

普段の日仏レッスンはお休みにして、面接のための特訓が始まりました。

 

バレエを習っているリラ子さん
先生の心配は何れにしても胡桃さんのフランス語が伝わるかどうかってことね

 

胡桃
先生は私にパニックにならないようにと言いながら、礼儀正しい挨拶の仕方を詰め込まれたり

 

面接直前のレッスンでは

・初めの挨拶  “Je vous remercie de me recevoir.” その他を言う練習

・日本での仕事、現在の日常とこれからのことを話す練習

・夫との馴れ初めを話す練習

・先生がわざと発音をもごもごと、私が聞き取れないような発音で質問したり

・窓を開けて外の音が入るようにして先生が窓辺に座り、私が先生から離れても発音が通じるように話せるかどうか・・・

などなど、先生の気持ちを感じて涙が出そう・・・と共に、私のビザはどうなるのか?運命の時間が刻々と迫り、緊張が高まります。

 

そしてレッスンを切り上げて、先生と奥様と一緒に海を散歩しながら、夫の待つ市役所へ向かいました。

 

カモメが飛び交う小さな街の市役所。

そこまで先生ご夫妻が送って励ましてくださる心強さ。

市役所の2階に上がったのは結婚式以来のこと、伝統的なフランスの建築の美しさが詰まったドールハウスのような空間。

 

セクレタリでrendez-vous を伝えて廊下に出ると、

市長さんがドアの前で私たちを待っていました。

 

バレエを習っているリラ子さん
面接は職員の方ではなくて、市長さん直々だったのね

市長さんと面接開始、質問されたことなど

 

市長室は陽光が差し込む、街を見渡す位置にあり、フランスの建築の美しさに溢れた華やかな雰囲気が漂う円形のビュロー。

高い天井に目をやると、殊更に緊張が高まります。

 

面接は夫も一緒でした。

市長さんと夫が先に挨拶を交わしたので、私が覚えさせられた挨拶のフレーズは出番がなくて残念でした。

そしてすぐに、私に最初の質問が始まりました。

夫がいても、答えるのは私ですから、一対一と変わりません。

質問の内容は、難しく緊張するようなことは何もなく、モチベーションレターをよく読んでくださってのことだと感じました。

・この街を知ったきっかけ

・街での日常生活のこと

・日本での仕事

・夫には私と知り合ったきっかけや結婚に至ったきっかけなど

また、パリ。オペラ座バレエの話題になると、「ここからオペラ座はちょっと遠いねえ」など話すうちに、私も少しリラックスしてきました。

最後に日本での仕事のことを聞かれ、長い間 décoratrice  florale(花を飾る仕事) をしていたこと、日本での最後の仕事は美術館だったこと、プーシキン美術館展で「フランス絵画300年」の作品の中で勤務して感動したことなどを夢中で話しました。

すると、市長さんはひと呼吸おいて、ちょっと驚いた様子で

“Vous  parlez  le français  sans  accent!”

 

(´゜д゜`)?

 

何を言われたのか、耳を疑うとはこのこと。

そして

“Je  donne un avis  favorable!” 

(´゜д゜`)? 

今度は意味がわかっていない。

が、面接合格!のことだと夫に聞かされました。

 

市長さんはもう一度私に

“Vous  parlez  le  français  sans  accent!”

「あなたはアクサンのないフランス語を話しますね!」

accent の意味は、フランス語の地方訛りのことを指しますが、日本人の私に対してはさしずめ、日本語訛りのない(夫が言うにはカタカナではない)フランス語ということのようです。

 

面接合格&私のフランス語をこのような場所でほめられ、直前の練習でも久しぶりに会った先生から発音の上達をほめられ、言葉もないほど嬉しい夏の一日となりました。

 

それでも、このあと県庁で10年ビザが下りるのか否か?は、定かではありません。

面接ために用意しておいた方がいいこと

夫と初めて食事をしたレストラン、鏡の下のテーブル

 

あくまで私個人の感想ですが、

l’histoire  de  la  première  rencontre 

二人の馴れ初めですね(*^-^)

そして結婚までの経緯など、アムールの国ですから♡、素敵なエピソードはぜひまとめておくといいと思います。

モチベーションレターに書いたことについては特に、前向きな姿勢で話すことが大事だと思います。

 

面接が終わってみれば、あれも話したかった、これも話せばよかった、と思ったりしましたが、普段から自分の日常をフランス語で表現する練習をしておくと、このような機会に役立つものだとつくづく思いました。

 

バレエを習っているリラ子さん
特訓の成果が出てよかったわね

 

胡桃
私のフランス語人生の中で、いちばん嬉しい日でした

 

これで10年ビザがもし!下りたら(笑)、また報告したいと思います。

別の機会に、最近の発音の練習と手応えのことなどもお話したいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。
フランス語を学ぶあなたのお役に立つことがありましたら、大変嬉しく思います。

Merci  et  à  bientôt!

10年カードの発給について、続きの記事を更新しました。
申請した時のレセピセで安心して連絡を待っていては、手遅れになりかねません。⇩⇩

あわや不法滞在?フランスでの滞在許可、レセピセの延長はなるか?

 

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