保存版!フランス式、苦行にしない動詞の活用のコツと覚え方まとめ

動詞の活用の覚え方

 

胡桃
Bonjour! 胡桃です。フランス語の動詞の活用、闇雲に暗記しようとするよりも、フランスの生徒たちのような ‘コツ’ を押さえると覚えやすいです。気持ちもかなりラクになると思いますよ。

 

フランス語の動詞の活用、いつまでたってもあやふや〜、ちっとも覚えられない。。。なんだか覚える気も失せてきた。。。

 

もしかしたら、とにかく暗記だっ!!と猛然と頑張っているからかもしれません。確かに100回書けば手が覚えます。100回唱えれば口が覚えます。

 

バレエを習っているリラ子さん
最初は頑張れたけど、ちょっと疲れたし、テキトーなまま文法だけが進んで行くわ。。


胡桃
私も最初はそうだった。フランスに来てから動詞の活用にも ‘学び方&覚え方’ があるもんだとわかってからだいぶラクになったので、そのポイントをお話ししますね

 

人称を Je から活用した状態を丸暗記、は往往にして、労多いわりにはあやふや沼からいつまで経っても抜け出せない。

使わないでいるとすぐ忘れちゃう、なんてことはないでしょうか?

 

覚えたと思った活用をすぐ忘れてしまうのはなぜ?

胡桃
システマチックに動詞の活用を勉強すれば、闇雲ではなく、規則性を持って他の動詞に応用できます。記憶に頼るばかりが能ではありませんよ

 

動詞に出会ったとき、「これはer型、これはir 型」は真っ先に見るものの、その不定詞(動詞の原型)の語幹を気にしたことはありますか?

全然気にしないで人称順にとにかく活用を覚えようとしていないでしょうか?

 

苦行を効率のいい暗記法にシフトするコツ2つ

さあ活用やるぞ!のその前に、各不定詞の語幹をもっと気にしましょう。

語尾=活用形は、語幹に付くだけのことです。

活用形はそりゃあ、覚えなければなりませんが、動詞と丸ごと活用形を覚えるより語幹+活用形 という風に勉強した方がずっとお得に覚えられます。

もうひとつのコツは、似たような活用をする動詞同士で覚えることです。

似たような活用とは、フランス語で voisin, famille などと表現されます。

別々に覚えようとしても「あれっ?これはもしや、あれと似てる?」とわかりますけど、似たもの動詞(笑)は一緒に覚える方が断然簡単、結局早くて確実!

 

 

フランス語の動詞の活用を覚えるコツ

  1. 動詞の活用を始める前に、動詞の語幹を確認して、語幹+語尾=活用形で覚える。
  2. 同じような活用をする動詞の voisin=仲間があることを知り、活用を一緒に覚える。

 er 型規則動詞を語幹と語尾で覚える

それでは、動詞 parler と danser を例に、語幹と語尾に注目しましょう。

 

覚えるときのコツ

語幹は語幹、語尾は語尾=活用の形という認識を強くします。

それで、活用は語尾を語幹にくっつけるだけ、と割り切るのです。

この割り切り方がシステマチックに覚えるポイントです(*^-^)!

 parler 語幹は parl

 

     je    parle

    tu    parles

      il    parle

nous   parlons

vous   parlez

    ils    parlent

danser 語幹は dans

 

     je    danse

    tu    danses

      il    danse

nous   dansons

vous   dansez

    ils    dansent

er型規則動詞かどうかの見分け方

勉強しているときに「これは規則動詞か、特有の活用をするか、例外か?」と思ったときにどうするか?がフランス語の動詞の学習の分かれ道( ̄^ ̄ 😉

といっては大げさですが、er動詞にはいくつもの活用パターンがあります。

 

活用パターンとは、先にお話しした voisin, famille の分類のこと。

家族が入り乱れてしまうと、語尾=活用が混沌としてしまい、これがあやふや〜の元凶ではないでしょうか(´゚д゚`)

見分ける方法はありません。ごめんね。フランスの動詞の活用の本でひとつひとつ本で調べます。

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フランス語の er動詞のパターン

er動詞 (allerを除く)は、全動詞の90%を占めます。

そう聞くと安堵するものの、活用の voisinは12パターンあります。

(* ゚ω゚ *)

 

語尾 主な動詞
-er aimer
-cer commencer
-ecer, -emerなど例外の-er lever, amener
-éが含まれる-er inquiéter
-ger manger
-éger assiéger
-eler ou -eter appeler
-eler ou -eter acheter
-éer créer
-éが含まれる espérer
-ayer payer
-oyer ou -uyer ennuyer

この表のように、er動詞の活用はいっしょくたにしないことが、ストレスなく覚えるポイントといえるでしょうそうでないと、

バレエを習っているリラ子さん
慣れるまでうんと勉強して待つか、なんだかスッキリしないまま勉強するか?になっちゃいそう

 

そうはいっても12パターンを覚えるのはこれまた大変ですよね。

まずは、パターンと代表的な動詞をチェックしておきましょう。

例えば、créerは、-éer型として別物!とすれば、他の動詞とこんがらがるにしても、こんがらがり方も変わってくるような気がしませんか?

 

-cer と –ger の er型動詞の覚え方

綴りが突如として変わるのは、発音のためです。

-cer型

placer,  annoncer,  avancer など。

 -cer型  placer

 活用の注意は nous だけ

     je    place

    tu    places

      il    place

nous   plaçons

vous   placez

    ils    placent

 

-ger型

manger,  bouger,  changer,    voyager など。

-ger型  bouger

活用の注意は nous だけ

     je    bouge

    tu    bouges

      il    bouge

nous   bougeons

vous   bougez

    ils    bougent

▽この他の同じパターンの動詞の活用はこちらの記事にあります。

 

-oyer, -uyer の er型動詞の覚え方

発音の便宜上、綴りが変わります。

-oyer型:envoyer

voisin renvoyer だけ。ちょっと気が楽ですね。

envoyer

       j’  envoie

    tu   envoies

      il    envoie

nous   envoyons

vous   envoyez

    ils    envoient

-uyer型:essuyer

voisinは5つ。appuyer / 支える,  ennuyer / 困らせる,  essuyer / 拭く など。

essuyer

     j’  essuie

    tu    essuies

      il    essuie

nous   essuyons

vous   essuyez

    ils    essuient

-oyer:payer,  essayer

先の envoyer と一緒に覚えない方がいいパターン。活用には2つの方法があり、見かけることもあるかもしれません。間違いではないので気をつけましょう。

 payer 

        je paie / paye

    tu    paies / payes

      il    paie /paye

nous   payons

vous   payez

    ils    paient / payent

 essayer 

       j’   essaie

    tu    essaies

      il    essaie

nous   essayons

vous   essayez

    ils    essaient

e と é, アクサン記号の向きが変わるのは、音節のせい

バレエを習っているリラ子さん
活用でアクサン記号の向きが勝手に変わって困っちゃう(・・;)

 

このような場合も、人称が変わるからアクサンが変わる、と覚えるしかないように思えますが、理由は、音節の区切りによるものなんです。

 

動詞の活用も慣れといえば慣れで、しょっちゅう使って入ればアクサンの向きにも慣れてきます。ですが、フランス語を学ぶなら、音節の存在をちょっと知っておくと、動詞の活用の理解もスムーズになります。

 

発音されない音節の前のeは、è と綴るきまりがあります。

  • je promèneeは発音されない。
  • ils préfèrent ent は発音されない。

 

バレエを習っているリラ子さん
あら、そうなのね。leverもpromenerも到底仲良くなれないと思っていたけれど、今日から分かり合えるわ。音節のことは、この記事を読むとわかるわよ⇩

 

アクサンが変わる動詞はいくつかありますが、以下のように活用パターンは区別されています。神経質になるほどでもないですが、一緒にしない方が納得しやすいでしょう。

 

・acheter

・lever,  promener,

・préférer,  sécher,  répéter,  espérer, 

préférer

     je    préfère

    tu    préfères

      il    préfère

nous   préférons

vous   préférez

    ils    préfèrent

appeler と jeter

この二つの動詞は、音節の性質上は上記の famille ですが、活用ではnousvous 以外で子音を重ねる、と覚えているかもしれません。それには理由があり、 nous vous と、その他の人称で語幹が変わっているんです。

つまり、一つの動詞の中に語幹が二つあるのです。

下の方で解説していますので、「複数人称で語幹が違う!語幹が2つ、3つある動詞」をご参照下さい。

 

jetter の語幹は jett と jet

     je    jette

    tu    jettes

      il    jette

nous   jetons

vous   jetez

    ils    jettent

appeler の語幹は appell appel

       j’   appelle

     tu   appelles

       il   appelle

nous   appelons

vous   appelez

     ils   appellent

 

er動詞の他の活用はこちらの記事をご参照ください。

ir型動詞:人称の単数と複数で語幹が変わる

ir動詞では、実は語幹がふたつ!存在します。

finir を見てみましょう。

  • je, tu, il : 単数の人称では、語幹はfini
  • nous, vous, ils :複数の人称では、語幹はfiniss

惑わされていたのは活用ではなく、語幹だった

finirの活用形が載っていない本はないと思いますが、finirでは複数人称の語幹は長い!とわかっていると、nous, vous, ils に、単にSを2つ続ける、と考えるより頭の中がスッキリするかもしれません。

 finir の語幹は fini  finiss

     je     finis

    tu     finis

      il     finit

nous    finissons

vous    finissez

    ils     finissent

複数人称で語幹が違う!語幹が2つ、3つある動詞

バレエを習っているリラ子さん
え〜!!まだあるの??もうパスしたい

胡桃
ここいらを納得しておくと、覚えるのがグンとラクになるわよ

 

いわれてみればまさに!と思える、複数人称 だけ語幹が違う動詞です。語幹の色はブルーです。

  • 語幹ひとつ:courir:je  cours,  nous  courons
  • 語幹ふたつ:voir:je  vois,  nous  voyons
  • 語幹3つ:devoir:je  dois,  nous  devons,  ils  doivent

 

バレエを習っているリラ子さん
きゃー、例外だから丸覚え〜と思っても覚えられないvoirdevoir だわ。。な〜んだ、活用が例外なんじゃなくて語幹が例外なんだわ

単数人称の語幹は必ず同じ

語幹が複数あるパターンの活用でも(avoir, être, aller を除いて単数人称:je, tu, il/elle の語幹はいつも同じ、変化しません。

je        promèn

tu        promènes   

il/elle   promène

je       choisis   

tu       choisis     

il/elle  choisit

 

 

もう迷わない!語幹につく活用形まとめ

語幹には音節の人称が単数か複数か?などが関係していることがわかったら、あとはそれに活用形をくっつけるだけです。

語幹に次のように語尾をつけるだけ。nous, vous, ils はどの動詞も同じ

*(-x)は vouloir, pouvoir valoir の場合

 

er型の動詞

     je     -e

    tu     -es

      il     -e

nous    -ons

vous    -ez

    ils     -ent

その他の動詞

     je     -s (-x)

    tu      -s (-x)

      il      -t (t,または別)

nous    -ons

vous    -ez

    ils     -ent

まるっと活用を暗記するしかない動詞5つ

胡桃
やっぱり!な5個。これまでのパターンと別に丸暗記で覚えるしかないですが5つだけなら気がラクというもの、頑張りましょう!

・avoir

・être

・aller

・dire

・faire

おわりに

フランス語の動詞、フランスの生徒はこのような手がかりで活用を覚えて行きます。語幹や音節、発音など、動詞の世界も奥が深いですね。ちょっとホクホクしたような気持ちで活用に取り組んでいただけましたら大変嬉しく思います。

▽動詞の活用の時間の取り方、勉強の仕方はこちらもご参照ください。

それではまた!


Merci  et  à  bientôt!

 

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保存版!フランス式、苦行にしない動詞の活用のコツと覚え方まとめ” に対して1件のコメントがあります。

  1. キミコさん より:

    なんだかすっきりしないまま、勉強するか?で来てしまいました!
    これ、プリントアウトして、じっくり向き合いたいとおもいます!
    ありがとうございます!いつも!
    赤い本は息子がフランスの女の子と付き合っているとき(英語で)
    母親が、フランス語勉強していると言ったらくれた!そうですが、
    あまり続かず、今、日本人と結婚してふつーにやっております!
    ざんねーん(古!)

    1. 胡桃 より:

      キミコさん、こちらこそいつもありがとうございます。そのように仰っていただけてとてもとても嬉しいですo(*⌒─⌒*)o フランス語で文法を勉強するようになってから、奥深さにむせぶような気持ちになります。
      赤い本を下さるなんて愛情に溢れた良いお方ですね。義母は夫に日本語を勉強する本を与えましたが、日本語を教える私の方だけに役立っています笑。息子さんもそのようなときがあったのですね。その女性もざんねーん!と思っているかも?笑笑

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