美食のフランスでがっかり?日本との味覚の違いと美味しいレストランを見つけるコツ

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眠れる森のフランス語 美食のフランスでがっかり?ジューシーな日本との味覚の違い

胡桃
Bonjour! 胡桃です

この間、街のケーキ屋さんで、男性客が gâteau d’anniversaire バースデーケーキ を注文していて、

 

お店のマダムが

“C’est  pour  un adulte  ou  pour  en  enfant?”

大人の方のですか?それとも、お子さんのですか?

と尋ねると、お客さんのムッシューは

“Pour  un  enfant  très  gourmand, qui  va  avoir  9  ans.”

9歳になるグルメなギャルソンのためのケーキ

だそう(*^-^)

 

美食の国とうたわれるフランスですが、フランス人が美味しいと感じる味覚や食べ物

日本人が美味しいと感じる味覚や食べ物には気候風土の面からも大きな違いがあります。

 

今日は、前出のギャルソンのお誕生日でもあり、酪農国フランスの土地のひとつに住んでいる私の視点ですが、一人旅を振り返りながら味のお話しをしたいと思います。

 

フランス料理、日本料理、と一絡げに表現するのは不本意ではありますが、便宜上、お許しを〜。

 

たっぷりのバターと

 

 

フランス料理のだし=ブイヨン、Fond フォン ですね。

画像は肉料理に使われるフォンを作る材料、魚料理には魚のフォンが使われます。家庭用には粉末のフォンがあり、一振りで!濃厚なフランス料理仕様になります。

これに、ソースの多くにクリームが使われているわけで、単純に、どんな味わいになるかというと、

 

バレエを習っているリラ子さん
なんだかぼんやりした味。パリの思い出だわ

 

フランスは酪農国、土地にもたらされる自然の恵がベースになった味わいなわけです。

 

 

モンサンミッシェルやジベルニーにいらしたことがある方は、車窓から延々と続く、動物が草を食む緑の大地ののどかな風景をご存知だと思います。

フランス北西部の海辺では、海の幸にも恵まれています。

 

また、フランス料理は基本的に、フランスワインに合うように作られるともいわれていて、味つけひとつとっても奥深いですね。

パリ到着後、え?これがグルメなフランスの味?

日本ではフランス、とりわけパリは美食の都のイメージが強いですね。

そこで、パリはどんなにか美味しいものに溢れてる?と楽しみにするも、お世辞にも美味しいとはいえ図、がっかりする人は少なくないと思います。

 

味がイマイチなのはなぜ?大きく4つの原因が考えられそうです。

 

1.  パリは特に観光客が多いため、美味しい店とそうでない店の差が激しい

 

2.  バター風味がメインなので、日頃、日本で、健康上の考えでバターを避けるような食生活の人にはそもそも口に合わない可能性が高い。

 

3.  水や空気といった気候風土が違うので、同じ食材を料理しても風味が代って感じられる

 

4.  日本から約12時間のフライトを経ると、到着後は個人差もあると思いますが、味覚も多少本調子でなくなる。

 

それでは、ノルマンディに暮らす私目線ですけれど、ひとつひとつ見ていきましょう。

 

1.  美味しい店とそうでない店のギャップが激しい

これは本当によく聞くことで、私も経験がありますが、フランンス、特にパリで食べるとはそういうものだ、という視点で店の様子を見ると、なんとなく、入らない方がよさそうな感じがわかります。

 

見分けるポイントとしては

・地元の常連客らしき人が来ているか?

・ギャルソンが感じがいいか?

・清潔な感じ、というより、なんとなく不潔っぽい感じはしないか?

 

だけでも、ふるいにかけることができます。

 

どこへ行ってもそこそこ美味しいというわけには行かないので、まずは

フランスは美食の国 というレッテルを忘れて(*^-^) 自分好みの店に出会うのを旅の楽しみにするのもいいと思います。

 

フランスに限らず、地元の人でいっぱいになる店はほとんどハズレがないでしょう。それに、一人旅でも、周りが地元の人で賑わっていると、なんだか一緒に食事をしているような気分になって、一層美味しく感じたりするものですww

2.  バター大好き?それとも、敵視?

 

フランス料理はソースの文化でもあり、こっくりとした、時に、まろやかに繊細な味に感じるのも、バターとフォンを使った味付けだからです。

本格的なフランス料理の店でなくても、多くのメニューの味の元になっているのはバター。

フォンもバターも、なんというか、まかれたような??多くの日本人のホワ〜っと、ぼんやりした味わいに感じられるのではないでしょうか。

日本には、バター醤油という味覚もあり、実際に、和食以外の料理の隠し味に日本のダシとお醤油を加えることもよくあると思います。

 

そして、日本人といえども、バター大好き、バターを加えないと炒め物も物足りない、というバター好みの人から、健康のためにバターを始め、油脂は控えるべき、という考えで、あっさりした自然な味を好む人もいらっしゃいますね。

私は後者の見本のような家庭で育ち、揚げ物以外で家のフライパンにサラダ油が溜まっているのを見たことがありません(*’д’*)

そんな母の影響で、日本にいた時は決して和食党ではないものの、料理にバターを使うことはまずなかったです。

 

今はフランスの酪農地、バターの産地に暮らしていて、バターとはこんなに美味しかったのかと思うものの、料理に使うのは本当に時々です。

 

私のような油分控えめの食生活の日本人がフランスに来ると?

 

フランスは日本のように湿度の高い気候風土とは違うので、バターをはじめとする乳製品の “匂い ” は同じには感じられませんが、どんな料理も、まったりぼんやり風味に仕上がってくるので、

「バターはいったいどのくらい使われているんだろう?」と気になります。

 

クロワッサンだって、バターを焼いているようなものですし。

なので、バター風味大好きな人だったら、本場フランスの料理はとても満たされるのではないかと想像します。

3.  ヨーロッパから見る日本の気候風土は、すごくジューシーだと思う

日本がジューシー、というのは、私がヨーロッパで暮らすようになって感じた日本の味覚や気候風土のイメージなのですが、

湿度が高くて特に夏は高温多湿だから、お醤油やお味噌といった、ちょっとしょっぱい日本の味覚の大元って、なんてジューシーな調味料なんだろうとつくづく思いました。

 

高温多湿の日本ではバター風味だって、バター醤油っていうチョイスがあるし(笑)、世界各国の料理をやはり日本人好みの味付けにアレンジしてこそ、美味しい料理が出来上がるんですね。

 

私は空気が乾燥している寒冷地のオーストリアと、フランスでも湿度が高いノルマンディで日本食を作りましたが、同じお醤油を使っても、味の出かたや香りは同じには感じません。

 

日本酒も同じです。

日本の湿度あってこその和の食材なんですね。

 

日本でフランス語を習っていた時のネイティヴ教師も、「フランス料理を日本で作ってもさっぱり美味しくない」と言っていました。

バターもチーズもワインも日本では風味が変わってしまうので、フランスにいる時と同じ味にならなくて落ち込むと(´゚д゚`)

 

日本で食べるフランス料理は、どこか日本人好み、日本の気候向けに仕上がっているわけで、フランスで食べるより美味しい!ことが多いのも頷けることですね。

4.  味覚も時差ボケ?

日本からヨーロッパの家について、フライトで疲れた胃にはやっぱり麺類よ!と思い、日本のお蕎麦やうどんを作るわけですが、水も空気も違うところへ、12時間のフライト、楽しみにしていた麺類は裏切られたような味がするのです。

気を張っていても、体は疲れていますね。

 

到着後、2、3日で味覚も平常に戻るように思います。

 

パリに到着して、時差があって、お食事の味もだんだんに慣れてくるような気がします。

パリのエスニック料理はすごくオススメ!

 

胡桃
パリで食べるエスニックはどうしてこんなにおいしいの?

 

日本でおなじみの、タイ料理にベトナム料理、パリでは感動するほど美味しいのです。

 

バレエを習っているリラ子さん
エスニックにバターは使わないしね

 

エスニック料理のレストランも数が多く、やはり、住宅地の中の、地元の人でいっぱいになる店はとても美味しいです。

アジアのどの国の人が働いているのかは見分けがつきませんが、清潔度にもよく気をつけて店を選べばハズレは少ないと思います。

まとめ

・美味しい店とそうでない店のギャップが大きい

・地元の人で賑わう店を選ぶ

・フランスは酪農国だということを忘れない

・パリではエスニックもぜひ試してみて!

 

バターを使うのが日常のフランスですが、フランスの家庭ではトラディショナルな料理か、そうでないか、2分されている様子も感じられます。

バター、ソース、クリームをたっぷり使うトラディショナルな料理か、オリーブオイルを使ってシンプルに仕上げるか、といったところで、フランス人でも和食が好きな人は「私はバターじゃなくてオリーブオイルを使って料理する」というのをよく聞きます。

 

肥満はフランスの社会問題のひとつ、バターの取りすぎを気にする人も増えつつあるようです。

 

何れにしても、パリでの食事の思い出は、ひとり旅の者にとっては明るく親切なギャルソンの思い出そのもののような感じがします。

 

無愛想なお店、無愛想なギャルソンだと、ひと味もふた味も違ってしまいますから、お店の雰囲気は大切なチェックポイントですね。

 


お読みいただき、ありがとうございました。

Merci et  à  bientôt !

 

旅で役立つ会話とグッズ。

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薪木を燃やす暖炉、フランス語でla cheminée シュミネ。火の爆ぜる音もお楽しみください(^^)

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