私がパリで暮らすように旅したくなったわけ

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眠れる森のフランス語 私がパリで暮らすように旅したくなったわけ

胡桃
Bonjour! 胡桃です

私はひと頃、ひとり旅が高じてパリに暮らすような滞在をしたいと思うようになりました。パリの住人になったような気分で滞在するという楽しみもありますが、キッチンがあり、洗濯機があり、時間や人目を気にすることなく、ホテルとは違う快適さは本当に有難いものです。

私がパリのアパルトマンに滞在するようになった、きっかけがありました。

パリごころ、旅ごころを大いにかき立てられた本との出会いがあったのです。今日は、パリへの私の夢先案内となった本と私の旅の一コマをご紹介したいと思います。

パリに3度目の旅から戻った頃だったと記憶していますが、本屋さんで パリ散歩画帖 という本が目に入りました。

FIGAROBOOKS でもあり、著者は画家の山本容子さんです。

パリ散歩画帳

私は山本容子さんのお名前も知らず、でも、表紙のイラストの作風になんとなく見覚えがあるなというだけでしたが、本をパラパラとめくると・・・

そこにはパリの日常が、鮮やかな色彩と型にはまらないユニークなデザインで、人間はお喋りを始めそう、と思うくらい生き生きと描かれていました。

オリジナルのイラストとパリの旅の高揚感が伝わってくる文章、私はすぐに求めて夢中で読み始めました。

パリ行きの飛行機に乗り込むところから、アパルトマンに到着、パリのアートと文学に触れる散歩道、滞在の思い出を絵に残すヒント・・・。

などなど、著者の芸術への情熱と旅の熱気がぎっしり詰まっていて

胡桃
ああ、私はこんなパリの旅案内を読みたかったのだわ

パリへの思いがかき立てられて、それは嬉しかったものです(*^-^)
欲していたものに出会えた喜びと、次回からのパリ滞在への楽しみで胸が膨らみました。

パリ散歩画帖をお手本に旅してみた

 

画家、山本容子さんはパリのアパルトマンに滞在します。

お料理をしたり、人を招いたり、街で心が動いたことをすかさず作品に描いていらして、レモンと生姜、にんにく、シブレットとお醤油があればお料理はいかようにでもなること、パリのエスニックがとても美味しいことなどをこの本で知り、私は画家のパリ旅にすっかり感化されてしましました。

私も実際に16区のアパルトマンに泊まり、近くに美味しいベトナム料理の店を見つけて、短い滞在中に3度も通ったり。アパルトマンのご近所散策はとても楽しいものでした。

老舗のデパート、ボンマルシェにほど近い、ラスパイユのアパルトマンに滞在した時も、本に書かれていた小径、シェルシュ・ミディを歩き、

そこの雑貨屋さんで、本に書かれていたのと同じショッピングバッグを見つけ

胡桃
すごく嬉しくて、今も大活躍です

 内側には小さなファスナーポケットと、両サイドにワインのボトルを固定できるようにベルトがついている素晴らしさ!

飛行機内で画材を調達

山本容子さんが辿ったパリを私もなぞってみましたが、この本の中でもっとも惹かれたことは、旅の思い出を描くということでした。

本のなかに、 散歩画帖を作るには?五感でメモをとる という項目があります。

絵心は全くないし、日頃、好きで何かを描くということもなかった私ですが、著者に勧められるまま?笑 ボンマルシェの画材売り場に行ってみました。

さすがに素人が本格的な画材売り場に行っても、気後れしてしまって見るだけ以上のことはできませんでしたが、画家の視点で住人の気分でパリを歩いたことで、眼に映るもの、映り方が、今までの旅とは確実に変わったと思います。

 

次の旅でスイス・インターナショナル・エアラインズを使った時のこと、機内の免税品にはカランダッシュのペンや色鉛筆が信じられないお値段で揃っていました。

私はここで30色の水彩色鉛筆を求め、今度こそ旅のシーンを描いてみよう!とワクワクしてきました。

心が動いたらその場でさっと下書きだけして、部屋に帰ってから色を付けていくのですが、下書きの段階で、色のこともかなり必死で覚えようとしていますし、描こうとして記憶を反芻することで、忘れられない思い出となって行きます。

山本容子さんも、このように記しています。 

飛行機の中で夢中で線を引いたのだと思います。私は旅の一コマを残す画家の熱い想いをすっかり体験してしまいました。

絵心がなくても旅の思い出は描いておくものだね

写すことから始めてみようかな?と思っただけで、ボンボンのパケージさえ気になってきます。一緒に、その時に読んだ本のタイトルもメモしてあり、お粗末ながら写真では思い返せないだろう異国での時間をありありと思い出すことができます。

シシィの愛称で知られる皇妃エリザベートのエーデルワイスの髪飾りで有名なウイーンのケッヒャート宝飾店で、試着を断りきれずに恐る恐る付けてみた、45000ユーロ(・・;)のダイヤとバロック真珠のピアスもこの通り。描いておいて本当によかったと思います。

その後の私のパリは

パリのアパルトマン滞在は、パリ散歩画帖で紹介されていた セジュール・ア・パリ にお世話になり、16区と、オペラ、ラスパイユ、ヴィクトル・ユーゴ広場に短い滞在をしました。最後のヴィクトル・ユーゴ広場の時が元オペラ座の大エトワール、マニュエル・ルグリの引退公演で、夢中になったパリ滞在にも一つの幕が降りた感じがしました。

ですが、たった一冊の本に出会っただけで、ひとり旅はなんと彩られたことか。

この記事の最初の画像、左はドーヴィルの浜辺で描いたもの、右は、飛行機の座席でシャンパンの泡と雲が一緒になったところを描いたものです。お世辞にも上手いとは言えませんが、旅する画家の影響です。

写真ではなく、絵を辿ることで思い出は殊更に深くなっていて、今時々パリに行くと、一人で歩いている私はいないか?と探してしまうのです。

山本容子さんはコルドンブルーでフランス料理を習い、フランス語も熱心に学ばれてた方です。

長いお喋りでしたが、お読みいただき、ありがとうございました。

Merci  et  à  bientôt !

 

旅で役立つ会話と頼りになる旅グッズ。

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私がパリで暮らすように旅したくなったわけ” に対して1件のコメントがあります。

  1. AYAKO より:

    とても素敵です!胡桃さんのこのブログ内の他の日のものも読んでみます。

    1. 胡桃 より:

      AYAKOさん、ありがとうございます! おかげでその時の何もかもが再び思い出されました。お言葉を励みに頑張りたいと思います、今後ともどうぞよろしくお願いいたしますo(*⌒─⌒*)o

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