pouvoirとsavoir の使い分け。何で待てないの?そうは言わないフランス語5

pouvoir savoir 使い分け

 

胡桃
Bonjour! 胡桃です。動詞pouvoirとsavoir の使い分けを簡単な例文でお話ししますね

日本語でいつも使っている「〜できる」をそのままpouvoirに直すと、日本語をフランス語で言っている感じになってしまうことがままあります。

 

意味が通じないことはないけれど、よりフランス語らしい表現を見て行きましょう!

 

とはいっても、実は日本語の意味と pas trop loin, 日仏語の日常会話の落とし穴に気をつけるヒントです。

 

パリ

パリは元より、フランスの街中のイメージの代表的なものは

バレエを習っているリラ子さん
車のクラクションと信号無視

 

私も旅行者時代は「信号無視はパリジェンヌの基本♪」なんてうそぶいていましたが、けしからんセリフでした(´゚д゚`)

 

フランスがいくら歩行者優先であっても、無法地帯のごとく決まりにルーズ、人も車もなんでこのタイミングで出てくるんだろう? 自分の目的しか見えてないような歩行者とドライバーが本当に多いです。

 

胡桃
それで、この国は肝心なところでうんと待たされるのに、1秒待てばお互いに安全な場面で、間一髪のタイミングで飛び出してくる

 

日本の常識をフランスに当てはめるのは無益ですが、安全は全てに優先するでしょう? これも、日本だけの考え方かも知れないけどね。

それで、

胡桃
なんでチミたちは待てないんだろう

と思ったわけです。

 

こんな気持ちをフランス語でどのように言うでしょうか?

pouvoirとsavoirの違い

バレエを習っているリラ子さん
Ils ne peuvent pas attendre

胡桃
あ〜、そうは言わないのよ

 

pouvoirを使うのは、こんなとき

  • capacité / 行えるかどうかという能力
  • compétence / 権限、資格や裁量による能力による可否
  • permission / 許可 などに関連するときに使う動詞

 

バレエを習っているリラ子さん
ということは、pouvoir を使うと、何か理由があって、待てないってことになるの?

 

胡桃
そうよ。日本人だって、通販の待ち時間なんて最小限以上待たされるとじれったくなってくるでしょ? これは病気ではなくて社会の習慣によるものよね?

 

バレエを習っているリラ子さん
日本人の立派な病気だと思うな笑笑 失礼!そうか、じゃあ・・・なんて言おう・・・

 

胡桃
ほら、前にsavoirconnaître で話したけど「あなた泳げるの?」と同じよ

 

バレエを習っているリラ子さん
・・・あ!もしや、savoirを使うの?

 

胡桃
その通りよ。日本語では「できる」と「心得」を、頭の中でちゃんと区別して使っているけど、口にするときは同じだからフランス語でpouvoirと言いたくなるのも無理はないわね

 

savoirで「待てない人たち」と言ってみよう

「この人達はなぜに待てないのよ」は、フランス語では「待てない人たち」と言え、待つことができる、できないを、

 

待つことを知らない人 

(* ゚ω゚ *) 

と表します。

des  personnes  qui  ne  savent  plus  attendre.

 

 

バレエを習っているリラ子さん
あら〜、日本語の礼儀知らず、なんかと同じ使い方ね

 pouvoirの主な使い方3つ。 依頼、許可、拒否

それでは、動詞 pouvoir はどんな場面で使うのか? 日本語に惑わされないように確認しておきましょう。

 

物事をお願いする依頼表現

フランス語pouvoir

 

直接法だと、時として「可否」つまり「やってくれるの?どうなの?」と迫るニュアンスが出てしまいます。

Pouvez-vous  m’ apporter  un verre  d’eau ?

 「お水を持ってきていただけます?」

 

条件法なら、とても丁寧にお願いする表現になります。

Pourriez-vous m’ apporter  un  verre  d’eau ?

「お水を持ってきていただけませんでしょうか?」

 

▽参考記事

 

〜してもいいのかな?許可、禁止事項に使う表現

禁止事項

 

例を上げると、

  • 禁煙
  • 撮影禁止
  • 遊泳禁止 
  • アイスクリーム持ち込み禁止 など

 

 

Vous  ne  pouvez  pas  prendre  de  photos  dans  le  théâtre.

「この劇場内は写真を取ることはできません=撮影禁止」

ムリなの、パスよ、お断りだよ。拒否の表現

pouvoirの使い方

 

Peut-tu  venir  me  chercher  à  la  gare, s’il  te  plaît?

「駅まで迎えに来てもらえる?」

 

Je  ne  peux  pas  te  chercher  car  la  voiture  est  tombée  en  panne.

「車が故障しちゃって迎えに行けないんだ。。。」

 

pouvoir で、理由があって迎えに行かれないことを表していますね。

 

バレエを習っているリラ子さん
まあでも、フランス人の待てない習性、あたしゃ待つのは御免だ!と拒否してるようにも見えるわよね

(゚_゚)

 

pouvoirとsavoir の使い分け

savoir pouvoir

 

savoir は、心得、習得による能力。 savoir+動詞で表す

   Est-ce  que vous  savez  patiner?

      「あなた、滑れるの?」

 

*私たちも人に「ピアノ弾けるの?」「洋裁できるの?」と聞いてみたいとき、この形を使えばいいのです。

 

  Je  sais  patiner.

 「私は滑れるよ=スケートできるよ」

 

  Je  ne  sais  pas  patiner.

  「私は滑れないの=スケートできないの」

 

pouvoir は出来る状態にあるか、パスしたいか

     

胡桃
週末にスケートに行かない?

 

バレエを習っているリラ子さん
Je  ne  peut  pas  patiner. 

「バレエのレッスンで脚を痛めちゃって、残念だけどスケートは無理だわ=滑れないわ」

理由があって出来ない。ne  peut  pas を使うことがわかりますね!

おわりに 何が「フランス語でそうは言わないのか?」

フランス語

日本語をフランス語で表そうとすると、文法上は間違っていなくても、フランス語ではそうは言わない ということが多々あります。

 

何が「フランス語でそうは言わないのか?」は、私の場合は失敗を重ねることで見えてきました。

 

普段のフランス語レッスンで「それは間違っていないけどフランス語じゃないよ」「super  français じゃないよ」と何十回も教えられたからです (´゚д゚`)

 

そのおかげで、書きながら、言いながら「もしや日本語をフランス語で言っていないだろうか(?_?) 」と常に疑う習慣がつきました。

 

何が「そうは言わないのか?」を知るのは外国語学習の面白いところで、それには、日本語をフランス語でどのように言うのか?という勉強だけではなく、フランス語だけの文章に触れて単語ひとつ、動詞ひとつでも発見!を積み重ねることが大切だと思うのです。

 

特に、日本語の話し言葉をフランス語に直すとき、フランス語っぽいか?1秒立ち止まってみるといいですよ。

 

お互いに楽しく頑張ってまいりましょう♪

それではまた!


Merci  et  à  bientôt !

 

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pouvoirとsavoir の使い分け。何で待てないの?そうは言わないフランス語5” に対して1件のコメントがあります。

  1. キミコさん より:

    フランス語っぽいか?とてもそこまで余裕がありません!伝わるか?Can you speak English?って言われないか?
    メル友は少し日本語を習っていたので、日本語でメール書いてきて、私はフランス語で書いているのですが、その日本語がひどいんです!なので、わたしが送っているフランス語もこの程度かもと思うと、笑えます。
    なんとかわかりますが、めちゃくちゃです。でもこの人と私の差は、この人は、私にメールを書くときだけ、日本語を書いていますが(多分)わたしは毎日勉強しています!語学は勉強するものじゃないとか言われても、勉強が
    好きだからしょうがない!って思っている今日このごろではあります!暑くて外出したくないので、ちょうどいいです!準一級の参考書と格闘しています!Tres difficile! A bientot!

    1. 胡桃 より:

      キミコさん、こんにちは。日本語との違いを発見する楽しさがモチベになり、私はなんとかやっております。好きだからしょうがない!の大元に当たるところでしょうか、準1級、すごいですね!キミコさんならきっと掴みますね! 暑さにお気をつけて良い夏をお過ごしください。お互いに頑張りましょうo(*⌒─⌒*)o

      1. キミコさん より:

        それにつけてもおやつはカール(古!)毎日それにつけても暑いですね!学生のとき、その頃流行っていていたカニ族(何故か登山用のリュックを背負って北海道を周遊券(一万円)プラスユースホステルで回る若者たちのこと)の一員として、友達と二人で、しばらく避暑のつもりで、乗り込んだ?のはいいけど、何年ぶりの暑さとかで、北海道には暖房はあっても冷房ない!ので、暑いのなんの!
        それ以来、北海道には足を踏み入れてない!フランスもやはりそうではないですか?最近は大丈夫ですか?一度もこの時期にいったことがないのでわかりませんが!ほんとは今頃、もうちょっと前?行きたかったんです!バーゲン、政府が決めるって本当ですか?一度行ってみたい!何か買われましたか?日本はまだまだ暑いみたいです!そちらは?

        1. 胡桃 より:

          フランスも猛暑ですよ。日中は救急車のサイレンも度々聞きますし、病院と言っても大きな病院はどうか分かりませんが一般のお医者さんの待合室は冷房なし+天窓から日が照りつけたり。。。北海道は真冬が過ごしやすいのではないでしょうか。
          こちらは日陰にいれば暑さはだいたいしのげます。先週は35度くらいになりましたが毎日ではないですし、私がいる辺りは海沿いですので北風が出ると海は肌寒いくらいです。
          ソルドは法律で決められている事項がありますが、いずれなくなるんじゃないか?という声も聞かれます。人がソルドでしか買い物しないのと、アマゾンや通販で安価にショッピング、先行きは分かりませんね。私はソルドでバラの苗木とゼラニウムの苗を買いました笑 

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