関係代名詞要らずで簡単に言い表せる”その人” とは?そうは言わないフランス語2

眠れる森のフランス語 関係代名詞要らずで簡単に言い表せる”その人” とは?そうは言わないフランス語2

 

胡桃
Bonjour! 胡桃です。私たちの日常のことを話したいときに使える、拍子抜けするくらい簡単なフランス語をご紹介しますね

 

フランス語の関係代名詞、文法はちょっと考え込むことがあるものの、使いこなせると実に多くのことを言い表すことが出来るもんだなあ〜と感心してしまったりしますよね。

 

でも、いつもいつも、関係代名詞を使って説明しなきゃならないとなると、日常の些細な出来事を話すのも、ちょっと億劫になったり?

 

例えば次のように言いたいとき

 

バレエを習っているリラ子さん
電車でやっと座れたと思ったら、となりの女子が化粧を始めて頭にきたわっ

 

こんな出来事を話したいとき、となりの女子を関係代名詞で説明しなきゃと思いますが、私たちの日常のよくある出来事、こんな場合は関係代名詞を使わずに、ごく簡単なフランス語で表すことが出来ます。

 

それでは、「そうは言わないフランス語」、嬉しいこともシャクに障る出来事も簡単に言える単語を見ていきましょう!

 

 

私のとなりに座った女子、と関係代名詞を使って言おうとすると、

une  femme  qui  s’est assise  à  côté  de  moi  a  commencé  à  se  maquiller.

 

のようになりますが、ちょっと待って!

 

このような場合のフランス語では面倒くさい文法は不要、たった一語、

 

胡桃
隣人=voisin, 女性だったらvoisine だけでいいんです

 

名詞 voisin, voisine は辞書で「隣人」「近くの人」と書かれています。「近くの人」というのが日本の日常の感覚からはピンと来ませんね。

 

日本語で隣人といったら、主にとなりの家に住んでいる人 という意味で使うことがほとんどすが、フランス語では、

  • 学校
  • オフィス
  • カフェ
  • 劇場
  • 乗り物の中

などなどでとなりにいる人、となりの席の人などを、押し並べて隣人と呼びます。

 

仲がよくてもメイワクでも、私の隣人と呼びたまえ

となりにいる(いた)人、について話すときは、親しさや好みに関係なく(´゚д゚`) 一般的に次のように表します。

mon  voisin

ma  voisine

son  voisin

sa  voisine 

 

リラ子さんが電車で頭に来た女子のことを話すならこのように言えます。

“J’ai  trouvé  une  place  dans  le  train  mais  ma  voisine  a  commencé  à  se  maquille.”

電車で座れたのに(席を見つけたのに)となりの女子が化粧を始めたのよっ。

 

ホテルのとなりの部屋の人、浜辺のとなりのパラソル(笑)の人も、全てvoisin, voisine で表します。

他にも、例えばマルシェなどで、売り場の前で自分の順番を待っているとします、そこに一緒に並んで待っている人がいたら、その人はあなたの隣人ということになります。

 

バレエを習っているリラ子さん
日本の暮らし感覚から離れてフランス生活モードな表現ね

フランス語ではよき隣人もそうでない人も、みんな隣人。

フランス語 隣人

 

フランスに来た頃は、飛行機でとなりに座っていただけの人を「voisin」というのを「私の隣人?なんでさっ! 」となんかヤな表現だと思ったものでした。

 

フランス語ではとなりに住む人も、アパルトマンの上階の人も下の階の人も、どこかでとなり合わせた人も、ぜ〜んぶ隣人と表現します。総じて距離的に近いところにいる人を呼びます。

 

私の家の方でも、左右のおとなりさんだけではなく、家が離れている人のことは「(左右ではない)他のおとなりさん」と言います。

 

となりの隣人、上の階の隣人、下の階の隣人、という感じで、もし住んでいる階を詳しく説明すとしたら、さすがに詳細が必要になりますけれどね。

 

思うに、キリスト教の教えの最たるものに「隣人愛」という教えがありますね。

 

隣人を自分自身のように愛さねばならない

 

宗教上の歴史からも隣人という観念、言葉が意味するものが、日本とは違いがあるように感じます。

クイズ!カンニング をフランス語で何という?

 

右の少年、落ち着きがありませんね。

となりの席の同級生の答案用紙を必死でのぞいていますが、フランス語でどのように言うといいでしょうか?

 

答えは

“Il  copie  sur  son  voisin.”

となりの人を見て答案を書く

 

バレエを習っているリラ子さん
お隣の机の人はvoisin なのね!それに、コピーには笑える

 

胡桃
こんな表現、使う場面はないと思いますが、フランス語をフランス語で考えるのに役立つでしょ?

 

和仏で調べても出てこない単語のひとつで、仏和からcopier を引くと、この文例が出てきます。

 

 

また、前置詞 sur はこんな場面でも使われます。

 

voisinにつける冠詞は?

私たちの voisin, voisine は、通常は不特定多数の人ではなく、特定の人なわけです。画像では、右の少年のとなりの席は、左の少年ですね?

 

そこで、冠詞は、左の少年のことですよ、を示す定冠詞 le を用います少女だったら la voisine

 

また、 通常、voisin を表すときには、先にお話ししたように所有形容詞が使われます。

 

不定冠詞 un  voisin を使うのはどんなとき?

例えばこれから引っ越す先のことを思い巡らすときなど。

 

「おとなりがいい人だったらいいな(よき隣人を持てたらいいな)」

 

J’espère  que  j’aurais  un  bon  voisin. 

 

おわりに フランス語の日記も嬉しかったこともグチも、これでいける

 

今日はフランス語で「となりの人」を言い表すお話でした。いかがでしたでしょうか?

 

日本語でとなりに住む人のことは「おとなり」「おとなりのリラ子さん」と言うし、隣人は馴染みの薄い語彙かもしれませんね。ですがフランス語では voisin 一語でこのように簡単に表現することができます。

 

私がDELFA2を受けたときにも口頭試験で、「あなたのおとなりさんはどんな人ですか?」を答える問題が出ました。

 

この場合のvoisinも、日本のおとなりさんにこだわらず、近くに住んでいる人、くらいの感覚でいいのです。

 

隣人という単語、フランス語ではとても身近なので、何かにつけよく見かける語彙でもあります。

 

私たちの日記や普段の出来事も、簡単にフランス語にすることが出来ますね。覚えたことはアウトプットした者勝ちですので、親切にしてもらって嬉しかったこと、頭にきたことでもなんでもフランス語でモリモリ言ってみましょ!

 

 

それではまた!

Merci  et  à  bientôt !

 

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