星の王子さまのフランス語本、なぜ読むのをためらうの?

 

胡桃
Bonjour! 胡桃です。星の王子さまが大好きなら、原文を手に取ればフランス語学習のモチベーションが必ずアップしますよ

 

フランス語を学び始めて日が浅く、勉強した文法も大して多くない、という理由で、星の王子さまのフランス語の本を読むのはまだ早い・・・と自分で限界を決めてしまうのはとても残念なことではないでしょうか。

 

興味の向くまま、誰に遠慮することもなく手に取りましょう。独学に遠慮は不要、ちょっとしたことでモチベーションがアップします。

 

勉強や読書に初心者も上級者もありません。手が届かなそうなフランス語の本を読む楽しさを見て行きましょう!

以前にもお話したことがありますが、私が晴れてDELF A2に合格したとき、お調子者の私は嬉しさ&モチベーションMAXで、すぐにでもB1の問題集を抱きしめたい気持ちでした。

 

そこで、そのとき通っていたスクールのネイティブ教師に、「B1の問題集を注文したい(当時、amazonで買えることを教師も私も知らなかった)」と言ったら、

 

ネイティヴ先生
えっ?B1いつ受けるの? Kurumiさんにはまだ難しすぎるよ。B1はすごく難しいよ

 

胡桃
だからなんなの。持ってちゃいけないの?単語調べるくらい自由でしょっ

 

あまりの返答に言葉が出ませんでした。

 

胡桃
Aだからバカにされるんだろうか・・・

 

このときは燃え盛るモチベーションを踏みにじられたようで、合格の嬉しさも「さあ、やるぞ!」も、一瞬のうちに消え去りました。

 

たかがDELFの問題集1冊を買いたいと言っただけで。。

 

 

あなたがもし日本語の教師だったら、どう思う?

あなたの生徒が教えた甲斐あって頑張って、始めて受けた日本語の試験に一発で合格した。生徒さんはウキウキと次へのチャレンジに燃えている。

そんなとき、「あなたには難しすぎるよ。早すぎるよ」とブレーキをかけるでしょうか?

自分にフランス語のブレーキをかけていないだろうか?

星の王子さまのフランス語本が気になりながらも手に取ることをためらってしまうのは、

もしかしたら、先のネイティヴ教師と同じことを、自分にしているかもしれません。

 

  • 星の王子さまをフランス語で読むなんて私にはまだ早いかな〜と思う。
  • 絶対早すぎると思う。
  • フランス語初心者だし、もっと分かるようになったら買って読むことにしよう・・・。

 

どれか当てはまったら先を読んでね〜🎵

 

本は何のために存在するのか?

源氏物語

 

バレエを習っているリラ子さん
引っ込み思案な人でも誰に遠慮することなく楽しく学んで心の旅をするためよ

それがフランス語で書かれていたって同じです。

 

本は「アンタには難しいってば!」なんて、物言わぬ先生ですよね(*^-^)!

 

私の方から「難しい」と判定を下すこともあるけれど、

今読まなくたって、本には飾っておく décoration という役割だって、あるでしょう(笑)

 

私の先生は日本語の谷崎潤一郎の陰翳礼讃と源氏物語全巻を、

C先生
読めないけど、読めないけど本棚に並べておきたいから日本のamazonで注文してもらえる?

 

読めない言葉には引け目を感じてしまうものですが、それは自分で決めてしまった限界に過ぎないと思いませんか?

 

フランス語の本を読むべき理由

 

ひと言でいうと

胡桃
フランス語ブシに慣れるため

 

具体的には

  • フランス語だからこそ、よく分からないからこそ、日本語の本を読むとき同様に、誰が何をするのか? という主語と動詞に注目する習慣がつく
  • どんなシチュエーションでどんな単語を使うのかを知ることが出来る
  • フランス語をフランス語で考えられるようになる
  • 絶対にモリモリ語彙が増える

 

興味のある読み物で、日本語の参考書では学べないことが学べることを忘れては勿体無いですね。

普段の参考書から離れてみるのも大事なことだと思います。

 

「まだ」「たら」「初心者だから」を止めればフランス語のモチベーションもアップ!

  • フランス語初心者を卒業したら
  • フランス語をある程度マスターしたら
  • フランス語を読めるようになったら
  • 時間が出来たら

 

出来ない、実はやらない理由満載。。。?(´゚д゚`)…

 

じゃあ、いつになったら取りかかれるの?という話。

 

準備万端なところからは、大したものは生まれないものです。

 

私とて、フランス語がイマイチな理由なんていくらでも上げられます。

それより、いつかなんて永遠に来ないから、モリモリ掴みに行って、楽しみを先延ばしにしないだけです。

 

今フランス語ベテランの人だって、最初は初心者です。だから勉強して上級になったと思うのです。難しそうだからとモチベーションにブレーキをかけるのは得策とはいえませんね。

 

手を伸ばすことで学べることを忘れないようにしたいものです。

 

バレエを習っているリラ子さん
分からないから自分で学んでる、読めないから読みたいようになりたいの、って大威張りで行きましょうよ!

 

フランス語の星の王子さまを読む愉しさ

星の王子さま

画像はドイツ語版 KARL BRAUCH VERLAG “Der Kleine Prinz”より

 

星の王子さまは、決して楽しいお話ではありませんね。

個人的には、ルンルンしているときに読んだって感動も何もなく、むしろ、星になりたい(* ゚ω゚ *)くらいに悲しいときに心に響いてくるお話です。

著者だって、ここに蛇でも現れてくれたら・・・と思うほどの寂寥、死と背中合わなわけです。

フランス語の勉強と思うも、そのときの気分によって開く箇所も変わってきます。私の心模様によっては、フランス語学習のモチベーションが上がるどころかどうしようもないほど哀しくなってきます。

 

それでも、この前読んだときはこのフランス語のフレーズには目が行かなかったな、
ああ、この言い方は日本語を教えるときにも使える!など、気づきが絶えません。

フランス語で読むことの醍醐味は

胡桃
フランス語でこう書かれていると、悲しい感じになるんだ

と分かることでしょうか( ̄‥ ̄)=з

 

感情なしに文章を理解しようとするのが、日本語の参考書、学習本での勉強でしょう。

星の王子さまからは、愛、誇り、洞察、孤独、涙、後悔、束の間の apprivoiser、終い仕度、そして終焉をフランス語で感じ取れるときが、勉強としては幸せなときかもしれませんが・・・

 

本を開く度に、フランス語の上達がちゃんと感じられますので「まだ」などと言わずにぜひお手元に。

バレエを習っているリラ子さん
上がってるモチベーションが下がりそう〜なくらい悲しくなるけど、フランス語を初めてよかったって心から思えるわよ

 

 

それではまた!

Merci  et  à  bientôt !

 

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薪木を燃やす暖炉、フランス語でla cheminée シュミネ。火の爆ぜる音もお楽しみください(^^)

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星の王子さまのフランス語本、なぜ読むのをためらうの?” に対して1件のコメントがあります。

  1. キミコさん より:

    いつも、楽しみにしております!
    Petit Nicora 大好きです!Sanpe さんの絵も。時々難しい表現もありますが楽しくて!そうなんですよ!Un jour!の積読は、遠藤周作の”沈黙” “Alex “(邦訳はその女 アレックス)”このミス”でトップだったとき買ってしまった!2ページしか読めていない!”Le Petit Prance “も!あと”地下鉄のザジ”、少しずつ頑張って読むことに!

    1. 胡桃 より:

      キミコさん、いつもありがとうございます。キミコさんもPetit Nicoraお好きなんですね!本当にフランス語のオアシスのようです♡ 本は単語を調べているうちに疲れてきちゃうこともありますが、触れているとフランス語の調子が整うといいますか、un jourの積読、お互いに少しずつモリモリ頑張ってまいりましょ!!

      1. キミコさん より:

        それにしても、Petit France の翻訳の方-内藤 濯さん?天才ですよね!このまま日本にきても、それほどヒットしまかったかもです!「星の」を入れることで、どれだけ出版業界に貢献されたことか!
        映画でも、ただの移民問題を扱ったお話が、クロワッサンで朝食を!とかって、なんかおしゃれな
        映画と思って見てしまう!パリってつくと何故か心惹かれてしまって、見てしまう!それほどおしゃれでも、素敵でもなかったりするのですが・・・どんな人が考えているのですかね?

        1. 胡桃 より:

          本当に、日本では「星の」を付けたことで物語の価値もリアルなバリューも格段にアップしたことでしょうね。 殆どの翻訳家もそれに倣っていますしね。こちらの人に、邦題では「星の・・・」と話すとけっこう驚かれます。考えるというよりは心が若いというか、視点を変えるというような感じでしょうかね(*´∀`*)

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