パンは奪い合うもの? フランスジャングルで遠慮は無用

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眠れる森のフランス語 パンは奪い合うもの? 弱肉強食に怯んだ夜

胡桃
Bonjour! 胡桃です

 

突然ですが、前川清の♪東京砂漠 あなたは好きですか?

私は最近、よく聞いています(o’ヮ’o)♪

今までは人気が衰えない歌謡曲の一つに過ぎなかったのですが、フランスの世を見ていると、なぜかやたらとこのメロディーが頭に流れて来るんです。

 

1976年に出た東京砂漠、私が知っているのは歌の中間の

♬あなの傍で あゝ暮らせるならっば〜 辛くはないわ この東京砂漠〜

の部分だけで、全部の歌詞を知ったのもごく最近です。YouTube で聞いてしまいました(´・∀・`) 

なぜこんなに共感しちゃってるのかというと

 

胡桃
東京が砂漠なら、フランスはジャングルじゃん!

って思うことが多くて(`・д・´)

 

70年代の東京といえば、歌詞にある通り、空が汚れた公害の象徴のような街だったと思います。

そして、高度成長期、上京を目指す若者が多く、夢を抱き、希望に燃えて暮らし始めるも、人の波に飲まれそうな大都会で人情味が感じられない 砂漠 に例えられたのは本当に言い得て妙なりと思います。

故郷を離れて希望と不安と寂しさを抱えて、自分のことで精一杯。

 

以前、新宿のデパートでチョコレート売り場の若い女性を話をしたとき、

「新宿に来た当初は人の流れだけで本当に驚いた」と聞いたことがあります。

 

フランス、パリはどうなんだろう? 別に都会というほどでもないけれど、地方から出て来て働く場所、ということでは多分東京と変わりませんね。

彼らもパリを東京砂漠のように感じているかどうかはわかりませんが、よくも悪くも血の気が多くて、先に行った者、先に言った者が幅を利かす、無法地帯?かのようなフランス(; ̄◇ ̄)

 

日本人の私はジャングルにいるような(行ったことないけど( ̄^ ̄ ;))気持ちになることがよくあります。

 

バレエを習っているリラ子さん
つまり、力が強い方が勝つのね

 

 

フランスには人情があるし、見知らぬ人から手を貸してもらえることも多く、あったかい気持ちになりますが、反面、自分から掴みに行かないと何も手に入りません。気遣いや遠慮なんて、ほとんど意味をなさない。

自分は自分、自分の時間、自分のテリトリー、と守って行かないと、相手のペースに取り込まれてしまう。

 

パリ、フランスの情報は溢れていますが、フランス幻想だけではない普段のフランスの表情を、これから毎週日曜日に投稿していく予定です。

明るい話題ばかりではありませんが、もしよろしかったらお付き合いくださいね(^ ^)

パリのセレブ達がやって来る私の街、小さい街ながら美味しいレストランがひしめき合っています。

 

昨夜、その中でも特に評判のレストランで毎年恒例の食事会がありました。

夫の職場の従業員と、そのパートナーが招かれて、総勢20名でディナー。

個人主義でプライベートとオフィシャルをきっちり分ける、とよくいわれているフランスの職場ですが、日本でもこんなに仲良しの職場はあるかな、と思うほど和気あいあいとしています。

 

テーブルをくっつけて10人1列が向かい合って座り、アペリティフとゴマのグリッシーニが運ばれて来て乾杯です。

グリッシーニは、私の隣の妊娠6ヶ月のNさん、私の向かいに座っている夫とその隣のTさん4人の前に、6本入ったグラスが置かれました。

 

4人で6本。

Nさんは体調がすこぶる好調らしく、さっそくグリッシーニをボリボリ食べ始め。

6本あったのに、すぐに2本ポツンと残っただけとなった。

 

その後、Nさんの向かいに座るTさんが1本、皆が口々に美味しいといっているので私も!と思い、シャンパンを一口飲んだ隙に夫が最後の1本を食べてしまった(*´Д`*) 

 

胡桃
ここはフランス。食べたいものはさっさと掴んでおかないと口に入らないことを忘れてた

 

日本人はそもそも、食事の前にスナックをポリポリする習慣はないですよね。そんなもの食べたら、食事が不味くなる。

だから、本数を数えるも、食べようかどうしようか迷ったりするのですが、まあ、早い者勝ち。手を出さない方が悪いのだ。

フランスの冬の前菜

前菜が運ばれて来ました。

 

私は Velouté  de  citrouille ヴェロテ ドゥ スィトロイユ

フランスの秋冬の料理、かぼちゃのスープ、トリュフが入っています。

パンジーの花の飾りが面白いですね。私以外の人は花も食べていました(つ゚o゚⊂)

 

そして、一緒に15cmくらいの白くて柔らかそうな小型フランスパンも運ばれ、3個載っているお皿が4人の真ん中に置かれました。なんか、はっきりしない数ですよね。

私と夫は端の席についていましたから、NさんとTさんは、私たちと反対隣のパンも取れるわけです。

でも、いちいち細かいことを気にしないで、そこにあるものに手を伸ばせばいいだけ。

 

私は普段は、前菜と一緒にパンを食べるとお腹いっぱいになっちゃうので、パンを食べないことが多いです。

でも、今回の前菜はスープということで軽めだし、

評判のレストランのパンはやはり食べてみたくなりますね(*^-^)

 

スープといっても、かぼちゃをもったりと裏ごした濃厚な食べ物、味わって食べているうちに、パンは消えていた。

 

胡桃
食べようかなと思った時にすぐに手を伸ばして掴まなかった私が悪いの

 

メインディッシュ

 

ノルマンディ牛のヒレ肉、きのこのソテー添え、マスタードソース。

焼き加減は  saignant セニョン(レア)でお願いしました。

 

パンも再び、また、3個一皿が運ばれてきました。

もーね、Nさん、食べること食べること。パンを3個は食べてました。隣人がよく食べていると釣られるものですね。私もパン食べようーっと思い、お肉のお皿から顔を上げると、

またもや手遅れ。

最後の一個は夫が食べていました。

 

お腹に入りそうだったら食べよう、とか、

何人だからどうしよう、なんて、要らぬ気を回しているうちに、なくなるのだ。

 

もちろん、欲しければギャルソンに言えばいいのだけれど、今日は招待だし、とか、また要らぬことを考えている私。

 

胡桃
目の前のパンをさっさと掴まないと、食べそびれるのだ

フランスの自慢、とろけるタルトタタン

そしてデザート、私はタルトタタンにしました。

とろけるりんごの極上デザートだったので、パンのことはすっかり忘れました。

 

左は生クリームがレンゲに入っているのですが、こちらではレンゲ、本当によく使われています。勝手に立っているので便利なんでしょうかね( ̄^ ̄ 😉

バレエを習っているリラ子さん
せっかくのタルトタタンが中華風だなんて

 

それから、他の人のデザート。きのこを模ったアイスクリーム。

フランスらしいあったかさが感じられていいですね。

 

 

 

この食事会、早いもので私も今回で3回目です。

前回までは何かと気を配ってもらっていたような気がするけど、3回目ともなれば、私もみんなの一員なのよね。

何といっても、同じ職場の仲間たち、気心も知れているから遠慮もないし。

だから、私も遠慮しないでモリモリ掴んで食べればいいの。

私だけが違う星で色々考えてるだけ。(– 😉

 

 

バレエを習っているリラ子さん
我先にといえば、日本の夕方のデパ地下。17時以降の競争はうんざりね

 

胡桃
押し合いへし合い割り込み。どこの国でも気は休まらないですね

宴席のヘンなフランス語

19人のフランス人の中で私はどうしているかというと、楽しそうな宴の様子を見て、話には時々参加です。

何のことを話しているんだろう?とか、聞き取れるようにならないと、なんて全然思いません。日本にいたって、盛り上がっている宴席の話なんて何を喋っているのか分からないし、別に分かりたいとも思わないのと同じです。

 

でも、時々、とんでもなくヘンなことを聞かれることがあります。

 

この日は妊婦のNさんが

“Au  japon,  un  homme  a  des  femmes?”

 

(´゜д゜`)?

 

きましたね。知らない単語はないのに、言われていることがさっぱり分からんフランス語。

よくよく聞いてみると、「日本は一夫多妻制なのか?」だと。

 

こんな質問にキョトンとしていると、フランス語が通じないのか?と思われるのが悔しいですよね。まあ、話の流れを把握していないのが原因でしょうけれど。

 

♪あなたがいれっば〜 あゝ うつむかないっで〜

 

胡桃
私もフランスジャングルを歩いて行けるかどうか?

 

お読みいただき、ありがとうございました。

Merci  et  à  bientôt!

 

 

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