思考をフランス語モードにシフトするヒント

胡桃
Bonjour! 胡桃です

フランス語で文章を書いたり、話したりの「表現」をしようとするとき
しばしば、フランス語と日本語の「違い」と遭遇して
「ああ、フランス語ではこう言うのね〜」
というフランス語体験を積み重ねていくのが
学習の一つでもありますね。

ですが、書いても書いても、
話しても話してもフランス語の表現になりにくい「日本語」。


この違いのハードルを「違うもの」と認識してフ
ランス語モードになるコツはないものかと思いませんか?

それには
多くのフランス語に触れること・・・


読んで聞いて書いて・・・しかないかもしれませんが、
文を考えるちょっとした視点が変わるだけで、
勉強したフランス語が使えることも多々あります。

今日はそんなチャンネル切り替えのヒントに
なることがあればと思って書きました。

私はフランス語を、フランス語と英語を仕事とするネイティヴに習い、
その先生(時々ブログに登場するC先生)に日本語を教えています。

先週のレッスンのときのこと、
C先生が書いた日本語の文章を添削していたときのこと。

先生の日本語、本当に確実に習得されていて、
私のフランス語を追い越されるかもしれない💦と思いました。

先生がちょっと休憩と言いながらタバコに火をつけ
フランス窓から海を見ています。



ふと机の上に目をやると、
見覚えのある文字が書かれている先生の日本語の文章が。

 

その文章は


くるみさんは、むずかしいフランス語の言葉を使うことが好きです。

((( ;>ロ<)从(>ロ<; )))

 

私が難しいフランス語を知っているわけがない。

先生が言いたいことは、
私が日本語をフランス語に直しているような、妙に
フクザツな文章をよく書くこと。

文法上は間違ってはいなくても、
フランス語の表現ではないってこと。

これでもC先生に教わったおかげて、
かなりマシになって来たと思っているのだけど、
それでも時々、

 

C先生
これはフランス語ではないよ 

 

胡桃
あ〜、それ、多分日本語ですわ

 

という時があり、がっくり来るものの、


どの表現が日本語→フランス語で、
どの表現がフランス語⇄フランス語なのか、


最近は違いがだいぶ分かるようになってきました。

ちょっと待って!そのフレーズ、フランス語で考えてる?

と言われても、何がフランス語なのか?
がわかれば苦労はないですが、


基本はやはり、

多くのフランス語の読み物に触れることだと思います。

 

ですが、

バレエを習っているリラ子さん
終わりなきタタカイ?


もツライので
フランス語で捉えるヒントの一つをみていきたいと思います。

長蛇の列を、あなただったら何と表現したい?

では、この画像を見てみましょう。

左のアイスクリーム屋さんからクスミティを通り越して
ロンシャンまで人が並んでいます。

 

パリと私の地域の学校は今、2週間のバカンス中で、
太陽が降り注いで海も街も人で溢れています。

街のアイスクリーム屋さんはこの通り、賑わっています。

このように人が列をなしている風景、
日本でもよく見かけますが、

あなただったら、

この風景をフランス語でどのように表現しますか?

・・・・・

バレエを習っているリラ子さん
アイスクリーム屋さんが長蛇の列、かしら?

 

フランス語では

Il  y   avait  des  gens  qui  attendaient  leurs  glaces.

イリヤヴェ デ ジョン キ アトンデ  ルール グラス

 

いかがですか?

 

日本語に直訳すると
「彼らのアイスクリームを待っている人が大勢いました。」

(´・∀・`) アラ

日本語の文法上は間違っていないものの、このような表現は使いませんね。

バレエを習っているリラ子さん
フランス語ではこのように考えるってことね!

長蛇の列をフランス語で考えるポイント

この状況をフランス語で考えるポイントは

✅ 日本の熟語に注意!
  日本の日常の表現「長蛇の列」を強調しようとすると、
  フランスの日常で使われる表現と離れてしまいがちです。


  このような熟語の表現を辞書で引けば、
  それなりにフランス語が出てきます。

  もちろん、日本語の熟語とジャストで対応するフランス語も
  多くありますが、辞書に書いてあることを書き写す前に
  他の「見方」はないかな?と立ち止まってみます。
 

✅ leurs   glaces ルール グラス
   あれ? des  glaces  デ グラス ではないの?と思ったかもしれません。


       彼らの友達、彼らの家、なら納得できるけど、手にする前なのに
    所有形容詞を使って「彼らのアイス」はヘンだ!
       と思うかもしれません。

 
       間違いではありませんが、フランスでは
   このような場合は  leurs  glaces と言う方が自然です。

日本語とは違う視点で考える癖をつけよう

フランス語の文章の表現を考えるとき、
「フランス語ではどのように言うのか?」
と考えたら、ワンクション置いて、

「フランスではどのような視点で物事を見るのだろうか?」
と、あなたのアンテナを広げてみるといいと思います。

フランス語学習は、直訳翻訳ではないですよね?
日本語をフランス語にすることからちょっと離れて
単語を調べたりしてみてください。


日本語で考えるあなたから、自由に想像しながら
フランス語で考えるあなたにシフトする癖をつけていきます。

もちろん、日本語とほぼ対応する表現だってありますが


翻訳に追われない癖


フランスではどうなのだろう?と立ち止まる癖

は、些細なことですが、意識していくうちに
思考モードが自由になっていきます。

 

桜だ!と思い込んでいた花は、実はリンゴの花かもしれないのですww

赤ちゃんを待ってるって、可愛いフランス語だと思わない?

一つの例ですが、
妊娠または、妊娠しているという単語を辞書で引けば、
幾つかの単語、表現が載っていますが、
フランスで日常使われる表現は


attendre  un  bébé

アトンドル アン ベベ

です。例えば薬局やレントゲン検査の時に


Vous  attendez  un  bébé?

ヴ トンデ アン ベベ?

 


と聞かれれば、
妊娠していますか? という意味です。

 

このような小さなフランス語体験を新鮮な気持ちで
捉えていけば、
知らず知らずのうちに自然なフランス語の表現に
慣れていくと思います。

日本語で考えて文法が正しくても、フランス人からすると


“Qu’est-ce  que  vous  voulez  dire?”

ケスク ヴヴレ ディルァ?
「何が仰りたいの?」
ってことになり、残念ですよね。(´・ω・`)

和風フランス語はムズカシくて、コワイのだ?

私事で恐縮ですが、
C先生が書いた


くるみさんは、むずかしいフランス語の言葉を使うことが好きです。

を夫に話してみました。


どんなリアクションがあるかな〜?と思って。

そうしたら
何も言わず、もくもくと食事を続けるも、その表情は


「さもありなん!

 on(この場合はC先生と夫)est  d’accord.

 ダコー

(´・ω・`)



夫も和製フランス語はキツイのだな(。・_・。)

 

フランス語を勉強しているうちに、日本語にがんじがらめになるなんて(´・∀・`) 

想像力を働かせて、日本の習慣を忘れて旅しているような気持ちで
フランス語を勉強せねば、とあらためて思いました。

 

お読みいただき、ありがとうございました。
フランス語を学ぶあなたのお役に立つことがありましたら、
大変嬉しく思います(^_^)

Merci  et  à  bientôt !

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