フランス語を学ぶために日本語を教えるのは良い選択?

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眠れる森のフランス語 フランス語を学ぶために日本語を教えるのはどうなのよ?

胡桃
Bonjour! 胡桃です

日本でフランス語を学んでいると、メールやSNSでやり取りできるネイティヴの相手がいたらフランス語が上達するだろうな、と思うこともあるでしょう。

確かに「生きたフランス語」に触れることは大事なことかもしれません。昨今はSNSのおかげでネイティヴと友達になることも簡単になりましたね。

ですが、SNSで知り合ったとしても、フランス語を教わりたいと考えた場合は、SNSの「その先」というのはそう簡単ではなさそうです。

今日は、日本語を教えながらフランス語を教わることについてお話ししたいと思います。

フランス人と知り合いになり→フランス語を教わりたいので代わりに日本語を教えるのはどうだろう?

ネイティヴと知り合い、フランス語を習うきっかけとして、あなたも考えたことがあるのではないでしょうか。

フランス語に限りませんが、外国語を学ぶ者の間でよく言われることの一つに「*語学の交換レッスン」というのがありますね。
*「交換レッスン」という表現は和製外国語のひとつで、言葉を教え合うことを表すのには フランス語の échange は使いません.

 

私は今月で、フランス語を教わり日本語を教える日々が2年になりました。

 

フランスで暮らすことになってから、日本語を教えることは絶対にしないと決めていて、実際に、夫の友人で、私のグレートな先生であり生徒であるムッシューC先生からオファーがあった時、即答でお断りしました。

その時は私の仕事のことでフランス語の勉強も放り出していたくらいで、ましてや日本語を教えるとなると、専門的なスキルが必要だろう、日本語を教えるための勉強を避けて通れないだろうと思ったからです。

それから2ヶ月が過ぎた頃に、私のフランスでの社会生活を考えて覚悟の承諾?をしたわけですが、先方は言葉の世界で仕事をされている、フランス語と英語のプロでいらして(つ゚o゚⊂)

日本語を学ぶからには、文法のひとつひとつをきちんと理解したいというお気持ちは並並ならぬ熱いものでした。

最近、私はようやく日本語を教えることに慣れてきたような気がしますが、私の日仏語道、振り返ればバラの咲き乱れる茨の道のよう=悲喜こもごもだと思います(つ゚o゚⊂)

日本語を教えるのが茨の道だった大きな理由

1 国語が得意か不得意かということとは別の問題としての、
  日本語教師としてのスキルがないこと

2 教えるためのフランス語を知らなかったこと

3 フランスに来て、日本語がただの文字の羅列にしか見えないくらい、
  フランス語に慣れ始めていたこと

4 日本語の質問に追われて自分のフランス語の勉強の時間がなくなった

5 日本語のことを考える時間が長くなったため、フランス語の「感覚」
  を忘れてしまうほどだった

日本語を事務的に切り離せるまで2年かかった

2年経った今は、上記の問題はほぼ解決しています。
日本語教師のスキルとしては、C先生の上達ぶりからすると、もちろん、C先生の努力の賜物ですが、私も相当な努力をしなければならなかったし、「超新米」くらいのスキルは身についたのではないかと思います (〃∇〃) 

患者が良くないと医者も育たないのと同じで、生徒が良くないと教師も育たないので、私は願ってもないご縁に恵まれたと思います。

教えるためのフランス語は、まさに、C先生が私に教える言葉から学んだのと、フランスの学習サイトからも知ることができて、何とかクリアできたと思います。

私のフランス語の勉強時間は、日本語を教えるのにかかる作業に慣れたのと、日本語とフランス語をいくらか切り離して考えられるようになってきたので、昨年より確保できそうです。

〈フランス語の感覚〉と〈日本語の感覚〉のバランスは、いくらか落ち着いたと思います。

フランス語優位で、日本語は、教えるためのもの、と私の頭が割り切れるようになってきたように感じます。

 

ここまで、本当に丸2年かかったわけです。


やはり日本語を教えている人から、「フランス人は納得しないと気が済まない」と聞いたことがあり、まさにその通りで、ウイキペディアでも、うそ(゚Д゚;)でもいいから??納得していただくことが重要だそうです (ノ; ̄□ ̄)ノ

漢字を教え始めて5ヶ月くらい経ったある日、私が十分に教えることができなくて、C先生は〈納得できない〉様子。
原因は、私のフランス語の問題というよりは、私が〈日本のことを忘れている〉〈日本語を教えるスキルがない〉ためで、がっくりと家に帰ってきて机に座ると、涙がはらはらとこぼれてきました。

C先生にしても、漢字を詰め込み、わからないことだらけで疲労がMaxだったと思うものの・・・

落ち込むところまで落ち込んでから、私が手作りしていた漢字のテキストをリニューアルしたり、C先生も、日本語は英語の方が対応しやすいことに気がついて、お互いに勉強がスムーズになってきました。

私は日本で長く花の仕事をしており、生徒さんの成長痛は度々経験してきましたが、教えるとはまさに、相手の成長痛に耐えることですね。

 

フランス語を教わりながら日本語を教えることには、あなたへの負担をよく考えて慎重になった方がいいと思います。
先方がどこまで習得したいか?にもよりますが、教える責任もあれば、そのことでフランス語の勉強に支障が出ては本末転倒というものでしょう。

それでもフランス人に日本語を教えるなら

私の手作り漢字テキスト 

 

最初の約束事はとても大事です(*^-^) 
もちろん、始めてみなければどのように進むかはわからないことですが、日本語を教えるとなると本当に大変です。

先方の要望を知った上で、日本語を教える準備も大事です。
ご参考になることがありましたら幸いです。

1 先方がどの程度の日本語を学びたいのかを、あらかじめ聞いておく

2 特に、漢字をどの程度学びたいのか、ある程度聞いておく

3 ネット上でも日本語を教えるための情報を知り得ますが、
  日本語を教えるための文法の本を用意することをオススメします

4 互いの学習の妨げにならないように質問し合う量や時間を
  あらかじめ決めておく

5 自分のフランス語学習に支障をきたしそうな無理そうなことは
  引き受けないと決める←いちばん重要で、いちばん難しいですけどね
  

日本語を教えることで、フランス語は上達したの?

私の場合は、先方がどんな方かも知らずに、何の準備もなく日本語を教え始めてしまいましたが、教え教わったことによるメリットは?

・発音に少し慣れたかな。(今でもイマイチには変わりませんが^^;)

・初歩の日本語から、初歩のフランス語フレーズを復習できる。

・文字通り生きたフランス語、テキストからは学べないだろうフランス語に
 接することができる。

・フランス語入り漢字のテキストを作る時間が短時間で作れるようになった。
 5個の漢字テキストを作るのに、最初は3日がかりだったのが、
 今は1日で作れるようになった。
 新しい作業に慣れて少しばかり教えるスキルがアップしたのではないかと感じています
 (^_^)

 

もし、私が日本語を教えることなく、フランス語を教わるだけだったら、もっと早くフランス語が身についていたかどうか・・・想像の世界でしかありませんが、言葉の習得のペースや力を発揮できるタイミングは本当に人それぞれですしね。

日本語を教える以上、フランス語を学ぶ時間は、やはりそれなりに減ってしまうと思います。
ですが、言葉を通して友情が育まれたら、それこそご縁はお金では買えないものですしね。

日本語を教えるということは一大事業?と自信か覚悟があれば、フランス人と互いの言葉を教え合うことをチャレンジしてみるのも悪くないと思います。

 

私もまだまだ自分の日仏語の実験中ですので、先を楽しみに学んで行こうと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました。
フランス語を学ぶあなたのお役に立つことがありましたら、大変嬉しく思います。

Merci  et  à  bientôt !

 

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