ダウンジャケットの洗濯は怖くない。自宅で洗ってみたよ。

http://nemurerumorifrancego.com/downjacket-washing-home/

眠れる森のフランス語 ダウンジャケットの洗濯は怖くない。家で洗ってみたよ。

胡桃
Bonjour! 胡桃です。ダウンジャケット、きれいにしまっておきたいですね。

 

フランスの長い冬、この冬も本当にお世話になったダウンジャケット。

この冬、私の住む地方は嵐が続き、例年よりもダウンジャケットを着る機会が多かっ
たです。

寒さをしのぐ毎日でしたが気がつけば汚れもそれなりについています。ヨーロッパで
はコートを預ける機会も多いし、男性に着せてもらうこともあるので、防寒服といえ
どもいつもきれいにしておかないと恥ずかしいもの。

 

そこで、ついにダウンジャケットを自宅の洗濯機で洗ってみることに!

 

洗濯の経過は、このようにご紹介することは全然考えていなかったので写真も撮って
いないのですが、お役に立つことがあればと思います。

*自宅でのお洗濯は、ご自身のご判断に委ねます。

 

 

私がヨーロッパを旅したり住んだりする間、洗濯についても多くのことを学びました。

 

その一つは、日本で【手洗い不可】表示が当たり前の衣類などが、ヨーロッパでは


【手洗い(または洗濯機)】OK であることでした。

 

その理由は、日本では。特殊素材や特殊な加工などの理由で本当に洗えない繊維を除
いて、【洗濯可】にした場合、洗濯失敗の責任は負えませんよ、ということです。

 

もちろん、型崩れを防ぐという意味で、ドライクリーニングを、という衣類もあります。

 

ですが、同じメーカーの衣類でも、フランスでは手洗い可、日本へ輸入されたら手洗
い不可、となるものを見かけることがあります。

 

ですが、冬のニットなどはシャツと同じに汚れるはず。

 

ロンドンではカシミア製品店で、カシミアシャンプーという名の専用洗剤も見つけ、
繊維の特徴を掴んで洗濯機任せにしなければ、自宅で洗えるもののなんて多いこと
か!と気がつきました。

ダウンジャケットも洗える、と確信した出来事

我が家では2匹の母娘猫が迷い込んできて以来、一緒に暮らしているのですが、母猫
の方が、何かと気難しくて、猫にありがちな嫉妬も、けっこう強い。

 

私のベッドも母猫がゆうゆうと使っていたある日、私が天真爛漫な娘猫とベッドで遊
んだところ、翌朝、

 

胡桃
羽毛布団が濡れてる(|||;>д<)ノ、;’.・

 

猫の嫉妬の PIPI (おしっこ)攻撃です。

 

私の羽毛布団、こんなことでクリーニングに出さなきゃならないの? としばしボー
ゼンとしました。

 

ともかくカバーを外さなくちゃ・・・すると、

(´・ω・`)?

 

羽毛布団の洗濯表示が目に入り、

(オーストリアで求めた寝具ですので、ドイツ語表記です)

 

 

家庭で洗濯できることがわかったんです。

60度までの温度で、(このサイズでは)7.5kgまで洗える洗濯機で手洗いモード
で洗ってくださいって丁寧に書かれています。

 

今まで何十回もこのお布団のカバーを取り替えているのに、洗濯表示を気にしたこと
もなかった。

だって、日本だったら羽毛布団はクリーニングに出すものって思い込んでいたから。

 

私は60度で洗い、何事もなかったかのようにスッキリ仕上がりました。

*水の温度が高めなのは、硬水のためです。

 もし日本でしたら、30度くらいでいいと思われます。

水鳥が水に弱くて生きていられるか!

 

海辺の街に住んでいる私、海で遊ぶカモメたちを見るにつけ、寒くないなんてすごい
なあ、と思っていました。

 

そこへ、嫉妬深い猫のおかげで、

 

胡桃
ダウンだって洗えないことはないだろう

 

と確信したのです(つ゚o゚⊂)

 

実際、ダウンは水に強い素材です。

ダウンとフェザーに関してはこちらで詳しく書かれています

http://www.mreform.biz/category/1242096.html

さあ、ダウンジャケットを洗おう。

 

私のダウンジャケットは

・淡いベージュ

・外側はコットン100%

・中身はダウン65%、フェザー35%

・フック部分に本革が使われている

 皮革部分の面積は小さいので、目をつぶりました。

*クリーニングに出すときは、「本革ですっ」と言わないと、個人のクリーニング店では革がボロボロになって返ってくることがあります。

*本革が付随している場合のクリーニングは、別途料金がかかります。

 

購入は10年以上前なので今時のようなスリムなシルエットではなく、ボリュームが
あります。ベルギーのブランドでもあり、大切なダウンなので、洗おうかどうしよう
か、けっこうドキドキしました。

 

 

洗剤は?

オシャレ着洗い用の、エマールやアクロンでも大丈夫です。私が使ったのも、フラン
スのごく普通のウール、シルク洗い洗剤ですが、

もちろん、より上質な洗剤に越したことはないでしょう。

日本だったら

白洋舍ウールソロモン 生活用品 ランドリー用品

洗い始める前に

まず、ファスナーやボタン等の留め金類はきちんと留めます。

洗濯ネットに入れれば安心です。

私は大きさが合うネットがなかったので、ネットなしで洗いました。

 

 

ダウンジャケット の長さ、ボリュームにより、大きめの洗面器かバスタ
ブに手洗い洗剤液を作っておきます。

襟と袖口は最優先できれいにしたいね

襟と袖口の汚れを落とすには

ダウンジャケットの長さにもより、大きめの洗面器でこと足りる場合と、バスタブの
方が効率がいい場合があります。

襟と袖口に、洗剤を薄めずに直接撫で付けます。

 

そして、洗剤液の中に漬け込みます。

身頃は軽く押すように洗って、20分くらいおきます。

 

20分経過したら、襟と袖口を軽めに揉み洗いします。

素材によっては擦り合わせることで生地が傷むことがありますのでソフトに洗います。

 

 

洗濯機に入れよう

(私の洗濯機はドラム式です)

 

このあと、このまま洗濯機ですすぎ洗い→脱水 としてもいいのですが、私はこの状
態で、洗濯機の手洗いモードで洗い直しました。

洗剤はすでに付いていますので、通常必要な洗剤の量の、半分くらいでいいでしょう。

 

 

脱水の時間

私の洗濯機では、脱水専用モードは13分で、ダウンを脱水にかけるのはさすがに心
配だったので、水滴が垂れるくらいがいいのかなあ、と、5分くらいで止めるつもり
でした。

 

 

ですが!!

 

私は他のことに没頭してしまって、気がついたら13分経過したメロディーが。。。(´゚д゚`)

 

胡桃
大切なダウン、ボロボロにしちゃったかも!!(p_q、)

 

と思いました。

 

脱水完了を知らせるメロディが終わって、恐る恐る洗濯機のドアを開けると・・・

 

もはや、ただの布切れとしか思えないブツがそこにいました。

 

後悔先に立たず、をやってしもうたに違いない。

 

水滴など一滴も残っていないダウンジャケット をハンガーにかけて天窓に吊るしました。

 

本当にただの布切れ、これが以前のように膨らむなんて、あり得ない。。。

 

胡桃
ここで後悔と絶望を存分に味わいました

 

それでも、濡れた羽毛をごそごそいじったら切れちゃたりするだろう、と思い、その
まま放置
することに。

 

洗ったダウンジャケットは自然に膨らむ

でも、日に日に、本当に少しずつですが、ダウンが膨らんでいくのが見て取れます!!

 

だから、濡れているときに、触っちゃダメ!

 

そして、干したまま待つこと1週間、あちこちいびつに膨らんだダウンの裾の方を持
って襟を下にして、バサッ、バサッと振ると??

 

ダウンの膨らみは均等に復活しましたヽ(*´∀`)/

 

今は襟も袖もきれい、ダウンはふんわり、以前と変わらない暖かさです。

 

ダウンは水を含むとペシャンコになりますが、心配ご無用! そういうものなのです。

 

脱水の時間は、普段のオシャレ着洗いと同じくらいで大丈夫なようです。心配だった
ら短めにしておきましょうか。

 

 

そして、襟はこの通りきれいに。

洗った甲斐がありました。

 

残る課題は、撥水加工。

ダウンジャケットの自宅洗い、無事にきれいになったけど、あ〜、やっぱり。と思っ
たのが、防水加工。

日本を発つときに、白洋舎でクリーニングをお願いして、そのときに防水加工もお願
いしたのが最後でしたから、自宅で洗ってみて、防水加工の有り難さがよ〜くわかり
ました。

 

洗ったダウンジャケットを着て最初に外へ出た日は、私の土地ではいつも通りの雨。

 

ダウンは可哀想なくらい、みるみる雨を吸い込んでいきます。

 

きれいになったけれど、コートとしての役目を果たさなくなってしまうのは残念!

 

ということで、

 

衣類の防水スプレーを試してみることに。

 

 防水スプレーの使い方とフランスのクリーニングについては

 

家庭で力が及ばないことはプロに任せれば最強ですね。

 

・フランス在住であれば→https://www.5asec.fr/content/impermeabilisation#

居住地の郵便番号を入力すると、防水加工ができる最寄りのクリーニング店を教えて
くれます。
他にも防虫などの仕上げもあり、宅配クリーニングサービスも扱っています。

 

 

私のダウンは、サイズは男女兼用でもあり、9号サイズの私にはちょっと大きのです
が、ダウンの下はセーター1枚で十分だし、冬の嵐が続くノルマンディの冬を、本当
に寒さ知らずで過ごせます。

 

汚れをつけないためには、普段、帰宅したらブラシをかけることが大事ですが、雨や
寒い日をしのぐだけでも冬は大変ですし、色々と気を使っていたらコートの役目も疲
れちゃいます。

 

ときには落ちない汚れがあっても、それも身を守ってくれるコートの役目とも思いま
す。

 

神経質になりすぎず、大切な衣類を長持ちさせてあげたいですね。

 

その点からも、防水スプレーは頼りになりそうです!

 

羽毛布団と枕を洗濯するか?

 

先にお話しした羽毛布団に次いで、もしや、一緒に買った羽枕も?と思い、洗濯表示
を確認したところ、フェザー100%で、洗濯OK でした。

 

枕は生地からフェザーが出てくるので、枕カバーを掛けて洗いました。

 

日本の羽毛布団は全般的に嵩高いので家庭での洗濯は考えられないと思いますが、ヨ
ーロッパでは、羽毛は洗うものなんです。

 

日本では個人の洗濯の失敗も、消費者からの苦情となってしまうから、自宅洗い表示
にブレーキがかかるのでしょうね。

 

1億2千万人の国民を抱えて問題を起こさないようにするための、止むを得ない措置
かもしれない、と、日本から1万キロ離れて感じます。

 

バレエを習っているリラ子さん
お洗濯の考え方も、日本とヨーロッパと足して割ったらうまく行きそうよ

 

猫のPIPIのことですが、日本にいたときにお世話になっていた白洋舎の方とお話ししたら、猫ちゃんにやられちゃったお客様は結構多いそうです(´・ω・`)

Merci  et  à  bientôt !

 

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薪木を燃やす暖炉、フランス語でla cheminée シュミネ。火の爆ぜる音もお楽しみください(^^)

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