五つ星ホテルで初めてのフランス語クレーム電話体験

フランスのホテルで、初めてのフランス語電話経験

胡桃
Bonjour! 胡桃です

 

私が今住んでいる街に、旅に来ていた時のホテル滞在の思い出をお話したいと思います。

旅は、どんなトラブルも後になればよい思い出になることが多いですが、せっかくフランス語を学んでフランスを、ヨーロッパを旅するのなら、トラブルが愉快な思い出になることも時にはあると思うのです。

 

こんなトラブルに遭ったら、あなたならどうしますか?

それでは、私のホテル滞在でのエピソードをご紹介しますね。

フランス北西部の海辺のリゾート地、ドーヴィルがとても気に入って、毎年真冬にひとり旅に来ていました。

初めてこの街に来た時は、ホテルを予約するのが遅くて、まだ9月だったこともあり、街の中のホテルはどこも満室でした。

かろうじて丘の上のゴルフ場の中にあるホテルを予約しましたが、タクシーでないと街に出ることができず、そのタクシーもなかなかつかまらない、という憂き目にあったため、今回は思い切って海の前のホテルに早めに予約をしました。

ゴルフ場のホテルと同じ系列の5つ星ホテル

[ロワイヤル・バリエール]です。

 

情緒溢れる避暑地の海に面した巨大なホテル。

この街ではよく、大きな学会が開かれたり、サミットが開催されたこともあり、ロワイヤル・バリエールは各国の首脳が宿泊するホテルでもあります。

このような星のホテルも、真冬ならではのスペシャルプライスで宿泊できるのはとても魅力でした(*^-^)

 

バレエを習っているリラ子さん
お部屋も広くてしつらえも素敵なんだろうな

 

胡桃
ところが色々あって、部屋の写真も撮っていないんです

 

ロワイヤル・バリエールの正面入り口

せっかく泊まったフランスの5つ星ホテル。くつろげるかどうかはお隣さん次第?

ワクワクしてホテルにチエックインしました。

部屋に荷物を置いて早速海に出ます。

といっても真冬に鼠色の雲が厚く低く垂れ込める、ノルマンディ独特の空、道行く人影もまばら、砂浜を歩く人も数えられる程度。

 

胡桃
こんな真冬の静けさが大好きでした

 

帽子が飛ばされそうな海風の中でしたが、街を歩いて夕食を取ってホテルに戻ります。

部屋のドアを開けると・・・

 

左隣の部屋からテレビの大音響が。

 

バレエを習っているリラ子さん
わあ、あんまりだわ。何のために5つ星に泊まったんだか

 

胡桃
子どもの声も聞こえたから、9時くらいまではまあ仕方ないか、と思いましたが

 

しかし夜が深まるほど騒音はうるさく感じられるばかりとなり、

 

胡桃
意を決してレセプションに電話をしました

 

バレエを習っているリラ子さん
フランス語で電話だけは自信ないわ

 

胡桃
私だってこれが初めてでしたよ

フランス語でクレームの電話は通じたのか?

バレエを習っているリラ子さん
胡桃さんのフランス語は電話で通じたの?

 

私は旅行会話の本を見ながら

「隣の部屋のテレビがうるさい」と、書いてある例文を読み上げましたo(*^▽^*)o

電話を切って数分後、隣の部屋のドアをノックする音が聞こえました。

私の苦情を伝えに人が行った様子です。

 

バレエを習っているリラ子さん
テレビの騒音は止んだのかしら?

 

胡桃
いくらかマシになったけど・・・

 

翌日も朝からずっとテレビの音がしていて、もう一度レセプションに電話をしたかったですが、私も外へ出ちゃうし、今夜部屋に戻って来てから、どうするか考えようと思いました。

その頃の私がフランス語でどんなことが言えるかなんて、知れてましたけどね。

ガマンするのが普通の、日本人思考だったなと悔やまれる

テレビ中毒みたいな家族だったわけだし、私の部屋を変えて欲しい、と言うべきだったかな、と思います。

でも長旅で確かにすごく疲れていたし、部屋を変えるとなったところで、洗面台に広げた細々とした物をポーチに詰めてまたスーツケースに納めて移動するなんて考えるだけでも憂鬱でした。

それならちょっとガマンすればいいわ、と、フランスの5つ星ホテルで日本にいる時と同じ思考をする私( ̄^ ̄ 😉

 

干潮時の浜から見えるロワイヤル・バリエール

フランスのリゾートホテルで更なる驚きが

翌日、朝食の後、早々にホテルを出ました。

 

胡桃
隣のテレビ家族、今夜も泊まるんだろうか・・・

 

そう思うと気が重くなってきます。

夕方一度ホテルに戻り、部屋のドアを開けると・・・

 

・・・えっ??!!

 

誰もいないはずの私の部屋で、テレビが大音響で盛り上がっていたのです。

 

そして信じられないようなことが。

 

部屋の左のコーナーにあって斜め右を向いていたテレビは、何と、

うるさかった左隣の部屋の方、つまり完全に左を向いて鳴っていたのです。

 

バレエを習っているリラ子さん
わあ!お部屋のお掃除の人が仕返ししてくれていたのね?

 

胡桃
耳には耳を? フランス人のユーモアに感動したわ

 

2日目の夜も隣人は滞在、もう一度レセプションに電話しました。

最初は恐る恐るだった電話も、2度目となると慣れてくるものだなと思ったり。

前夜と同じように、隣の部屋のドアがノックされました。

 

まあ、2泊目もクレームするくらいなら部屋を変えてくれるように言うべきでした。

フランスで私の大事なヴァカンスですからね。

 

旅の間はトラブルなんてない方がいいですが、いざとなったらフランス語でクレームを言う準備はしておいた方がいいです。

ヨーロッパは

「言った者勝ち」

「(我先に)行った者勝ち」

がまかり通っているもの、ここぞという時には日本の習慣を忘れた方がいいことがままあります。

 

ですが、衝撃的な「目には目を」のおかげでこのホテルでの滞在は忘れられないですし、フランス人のユーモアを身近で感じて、この街をますます好きになりました。

日本語の「目には目を」、フランス語にもあることを知りましたww

 oeil  pour  oeil 

 ウィユ プール ウィユ

ホテルのお隣のテレビがうるさい時のクレームフランス語

ドキドキするけと旅の間だし、頑張って電話でクレームしなければならない時のフレーズをご紹介します。

〜なので、と理由を言う時の表現はいくつかありますが、Comme に平叙文を続ける表現が使いやすいでしょう。文頭に置いて表します。

・最初に名前と部屋番号を名乗ります。

「私の名前は  XXX です」

Bonjour, je  m’appelle  Madame  /  Monsieur  XXX, 

ボンジュール、ジュマペル マダム/ムスィユー XXX、

 

「私の部屋番号は XX です」

Mon  numéro  de  chambre  est  XX

モン ニュメロ ドゥ シャーンブル エ XX

 

・もっと簡単に言うなら部屋番号だけでも

Bonjour, c’est  la  chambre  XX.

ボンジュール、セ ラ シャーンブル XX

 

「隣の部屋のテレビがうるさいので、ボリュームを下げてくれるように言っていただけますか。」

Comme  le  bruit  de  la  télévision  m’ agace  *dans  la  chambre  d’ à  côté,  pourriez-vous  lui  dire  de  baisser  le  volume,  s’ il  vous  plaît.

コム ル ブリュイ ドゥ ラ テレヴィズィオン マギャス ダン ラ シャーンブル ダ コテ、プリエ-ヴ リュイ ディール ドゥ ベセ ル ヴォリューム、スィル ヴ プレ

 

隣の部屋:dans  la  chambre  d’ à  côté

は、次のようにも言うことができます。

 ⇩⇩

   dans  la  chambre  voisine

   ダン ラ シャーンブル ヴォワズィーヌ

 

・部屋を変えて欲しいときは

テレビの音がうるさいので、と上と同じように理由を言ってから

「〜なので、部屋を変えていただきたいのですが」

Comme  le  bruit  de  la  télévision  m’ agace  dans  la  chambre  d’ à  côté,  または  dans  la  chambre  voisine.

コム ル ブリュイ ドゥ ラ テレヴィズィオン マギャス ダン ラ シャーンブル ダ コテ、または ダン ラ シャーンブル ヴォワズィーヌ

 

je  voudrais  changer  de  chambre,  s’ il  vous  plaît.

ジュ ヴドレ シャンジュ ドゥ シャーンブル、スィル ヴ プレ

・または

j’ aimerais  changer  de  chambre,  s’ il  vous  plaît.

ジェメレ シャンジュ ドゥ シャーンブル、スィル ヴ プレ

 

参考記事:一人旅で使いたいフランス語依頼表現 機内編
旅行会話本などでは時折、命令するようなニュアンスのフレーズを見かけますので、フランス語の依頼表現には気をつけたいですね(*^-^)

 

バレエを習っているリラ子さん
私も日本人を忘れてフランス語でクレームする練習しとこう

 

私がウイーンのホテルに滞在していた時、フランス人の女性客が朝、レセプションに血相変えて現れて、英語で部屋が気に入らないと怒鳴っていたのを見たことがあります。

これは極端な例だと思いますが、フランスでは、苦情を言う、というよりは

甘んじない というような気持ちでいるくらいでちょうどいいかと思います。

権利とか主張とか、日本の日常では滅多に登場しない言葉ですが、日本を離れたら大切な考え方です。

そのためにも、日頃のフランス語勉強は様々なシチュエーションを想像したり、実用的な応用を意識するといいですね。

 

お読みいただき、ありがとうございました。
フランス語を学ぶあなたのお役に立つことがありましたら、大変嬉しく思います。

Merci  et  à  bientôt !

 

 

旅で役立つ会話とグッズ。

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